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アクロTRIANGLE LED VIVID300は価格こそ、30cm水槽の平均的な価格ですが、光量やランニングコスト、使いやすさを踏まえて評価すると、かなりランクの高いLEDライトになります。その評価は30cm水槽ライト向けのライトのラインナップの中でも2番目に高いのSランクに値します。
この記事では、同じ水槽サイズ向けのLEDと比較して、アクロTRIANGLE LED VIVID300のメリットやデメリット、アクロTRIANGLE LED VIVID300で水草は育つのかについてレビューしていきます。
アクロTRIANGLE LED VIVID300の性能 | |||
---|---|---|---|
ルーメン | ケルビン | ||
1150lm | 19500K | ||
推奨水槽サイズ | |||
ボトル水槽 | 極小水槽 | 20cm水槽 | 30cm水槽 |
ライトの総合評価 | RGB評価 | ||
S | – |
\ 最高のライトはどれ!? /
価格:5580円
税込価格です。配送料は購入手続き時に計算されます。
アクロTRIANGLE LED VIVID300のW数:29.4W
1kWhあたり31円で計算{2023年.全国家庭電気製品公正取引協議会 新電力料金目安単価(税込)}
アクアリウム用水槽ライトで求められる大事な要素は「水草が育てることができるか」になりますが、アクロTRIANGLE LED VIVID300は30cm水槽で水草を育てるのに必要な500lm以上を発揮できるライトです。(アクロTRIANGLE LED VIVID300は1150lmを発揮できます。)
コストパフォーマンスで見れば最高ランクとは言えませんが、水草が育たないということは無いので購入して失敗することは無いでしょう。また、ライトスタンドを別途用意して、吊るすことで30cm以下の水槽やボトルリウムにも使用することができるので、小さい水槽をメインに揃える人にとっては汎用性が高いのでおすすめです。
アクロTRIANGLE LED VIVID300は1150lmなので30cm水槽で使用する場合は問題なく水草を育てることが出来ます。赤系の水草(ロタラレディッシュやルドウィジアスーパーレッドなど)もしっかり赤く育てることができます。
ただし、アクロOVAL LEDやアクロTRIANGLE GROW Proと比較すると光量が控えめなので、水草の育つ速度はそこまで高くなりません。
アクロシリーズの中では控えめな光量ですが、とはいえ、30cm水槽向けのライトの中ではアクロTRIANGLE LED VIVID300は光量が強すぎるので、陰性水草(ブセファランドラやラゲナンドラなど)は葉焼けしてしまうことがあります。その場合は、吊り下げに変更してみたり、レイアウトを工夫するしかありません。
アクロTRIANGLE LED VIVID300は別売りの吊り下げスタンドを購入することで、上から吊るすことができます。水槽周りをスッキリ見せるだけでなく、ボトル水槽を複数並べて、まとめて光を浴びせることもできます。
また、水槽サイズに対して光量が強すぎた場合は、吊るす位置を高くして光量を減量させることで水草の葉焼けやコケ繁殖の抑制をすることができます。
ライトの吊り下げに憧れる人は水槽の蓋を設置し忘れる事がありますが、生活音や電磁波によって魚が驚いて飛び出すリスクがあるので、吊り下げ設置を選んでも水槽の蓋はできるだけすべきです。
アクロTRIANGLE LED VIVID300は従来のアクロシリーズライトと比べてLEDチップが色強化されているので、白色LEDや通常の3色LED、5色LEDとは鮮やかさが全く違います。そのため、水草や熱帯魚、金魚、メダカの色が通常のLEDライトよりも濃く見せることができます。
アクロTRIANGLE LED VIVID300のタイマー機能は指定時間になると急に点灯するものではありません。指定の時間になると一番低い明るさでライトが点灯し、時間経過とともに最大光量に自動で移り変わります。
また、ライトの消灯も消灯時間に合わせて徐々にライトの明るさが減っていき、消灯となるので、点灯時や消灯時に魚がびっくりすることを回避することができます。
魚のびっくり回避ができれば、飛び出し防止にも貢献できるよ
水槽LEDライトは全てタイマーコンセントに対応しているわけではありません。商品によってはタイマーコンセントとの互換性がなく、自動でオンオフの管理ができないケースがあります。アクロTRIANGLE LED VIVID300は問題なくタイマーコンセントの通電に対応できるので好きな時間での管理もできます。
アクロTRIANGLE LED VIVID300は別売りのタイマーコンセントが必要だよ
アクロTRIANGLE LED VIVID300は光量が高いため、陽性水草もしっかり育てることができます。しかし、光量が高すぎるため、8時間の点灯でもコケ(藻類)が発生しやすくなります。
コケ(藻類)を抑えるために、水槽を立ち上げたばかりの時は水換えの頻度を週1~2にしてみたり、リン酸除去剤をフィルターに追加してみるといった工夫が必要になるケースがあります。
アクロTRIANGLE LED VIVID300にはタイマー機能が付いていないため、自分でスイッチをON、OFFするか、タイマーコンセントを別途購入して接続する必要があります。
タイマーコンセントは1,200円〜2,500円程で購入することができます。タイマーの手動管理はつけ忘れや消し忘れをしてしまうことがあるのでタイマーコンセントの導入は必須です。
アクロTRIANGLE LED VIVID300にはタイマー機能がないため、徐々に明るくする、暗くする機能がないことも意味します。ライトが急についたり、消えたりすると熱帯魚や金魚、メダカが暴れて水槽から飛び出してしまうリスクがあります。そのため、水槽に蓋をしたり、隙間をつくない工夫も必要になります。
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