アマテラス20wの評価レビュー・適切な距離や10Wとの違いを解説

アマテラス20Wは光量、購入コスト、ランニングコスト、使いやすさを踏まえてボトルリウム、30cm水槽向けのLEDライトとしては評価の高いLEDライトになります。特にその評価はボトルリウム向けのライトのラインナップの中でも最高評価のSSランクに値します。

この記事では、同じ水槽サイズ向けのLEDと比較して、アマテラス20wのメリットやデメリット、アマテラス20wで水草は育つのかについてレビューしていきます。

アマテラス20W

アマテラス20Wの性能
ルーメン		ケルビン
2098lm		5900K
推奨水槽サイズ
ボトル水槽	極小水槽	20cm水槽	30cm水槽
ライトの総合評価		RGB評価
SS		–

＼ 最高のライトはどれ！？ ／

ネット販売価格

価格：14,290円

アマテラス20Wの電気代

アマテラス20WのW数：20W

• 8時間点灯で1ヶ月使用した場合は、149円
• 10時間点灯で1ヶ月使用した場合は、223円

1kWhあたり31円で計算{2024年.全国家庭電気製品公正取引協議会 新電力料金目安単価(税込)}

アマテラス20Wのレビューと総合評価

水槽のサイズUPにも対応高性能なライト

アマテラス20Wは小さいボトルリウムから大きいボトルリウムまで対応出来るほどの光量を発揮することができます。

2098lmもあるのでボトルリウムをやめて30cm水槽に切り替えてもしっかり役目を果たすことができるので、買い直しの必要がないと思って良いでしょう。

ライトの性能が高いため、ほぼ全ての水草を育てることができます。また、電気代も毎日10時間点灯しても223円程度しかかからないので、コスパは良いです。

アマテラス20Wで水草は育たない？実際のところは

アマテラス20Wは2098lmなのでボトルリウムや30cm水槽で使用する場合は問題なく水草を育てることが出来ます。

ただし、水槽を幅45cmなどにサイズアップした場合、照射角度によっては赤系の水草(ロタラレディッシュやルドウィジアスーパーレッドなど)がしっかり赤くならないケースがあります。

赤系の水草が赤くならない場合は、ライトを買い足すか、点灯時間を10時間以上にしてみるといった工夫が必要です。

アマテラス20Wの設置に適した距離

アマテラス20Wを水槽で使用する際の適切な距離は、植物の種類や光の要求度によって異なります。一般的には、水槽の上部から20cmから40cmの範囲で設置することが推奨されます。この距離を保つことで、光が均等に分散し、水中の植物や水草が適切に成長するのを助けます。

アマテラス20Wのレビュー・メリット

吊り下げ設置ができ、光量を調整できる

アマテラス20Wは別途ソケットが必要です。

吊り下げスタンドやライトスランドを用いて水槽を照らすため、水槽周りをスッキリ見せるだけでなく、ボトル水槽を複数並べて、まとめて光を浴びせることもできます。

また、水槽サイズに対して光量が強すぎた場合は、吊るす位置を高くして光量を減量させることで水草の葉焼けやコケ繁殖の抑制をすることができます。

ライトの吊り下げに憧れる人は水槽の蓋を設置し忘れる事がありますが、生活音や電磁波によって魚が驚いて飛び出すリスクがあるので、吊り下げ設置を選んでも水槽の蓋はできるだけすべきです。

タイマー通電にも問題なく対応

水槽LEDライトは全てタイマーコンセントに対応しているわけではありません。商品によってはタイマーコンセントとの互換性がなく、自動でオンオフの管理ができないケースがあります。

アマテラス20Wは別購入するソケットにスイッチのオンオフが依存するため、タッチ式でオンオフになるタイプのものを買わなければ原則として問題なくタイマーコンセントの通電に対応できるので好きな時間での管理もできます。

アマテラス20Wのレビュー・デメリット

長時間の使用は藻が発生する可能性がある

アマテラス20Wは光量が高いため、陽性水草もしっかり育てることができます。しかし、光量が高すぎるため、8時間の点灯でもコケ(藻類)が発生しやすくなります。

コケ(藻類)を抑えるために、水槽を立ち上げたばかりの時は水換えの頻度を週1~2にしてみたり、リン酸除去剤をフィルターに追加してみるといった工夫が必要になるケースがあります。

タイマー機能がない（別途装備が必要）

アマテラス20W自体にはタイマー機能が付いていないため、自分でスイッチをON、OFFするか、タイマーコンセントを別途購入して接続する必要があります。

タイマーコンセントは1,200円〜2,500円程で購入することができます。タイマーの手動管理はつけ忘れや消し忘れをしてしまうことがあるのでタイマーコンセントの導入は必須です。

魚の飛び出しリスクがある

アマテラス20Wにはタイマー機能がないため、徐々に明るくする、暗くする機能がないことも意味します。ライトが急についたり、消えたりすると熱帯魚や金魚、メダカが暴れて水槽から飛び出してしまうリスクがあります。そのため、水槽に蓋をしたり、隙間をつくない工夫も必要になります。

ライトスタンドが別途必要

アマテラス20Wは取り替え用LEDライトのため、別売りのライトスタンド（ソケット）が必須です。ソケットは口金の合うものであればなんでもOKですので、自分の設置する場所に合わせてライトスタンドを選ぶ必要があります。

おすすめのソケット

アマテラス20Wとアマテラス10Wの違い

コスパが良いのはアマテラス20W

アマテラス20Wとアマテラス10Wは、主に出力の強さにおいて違いがあります。20Wモデルはより強い光を発揮し、広範囲の植物育成に適していますが、10Wモデルは小規模な環境や特定の植物に特化しています。

また、20Wモデルは消費電力が高い分、より多くの光量を植物に提供できるため、成長が早く見られることがあります。しかし、10Wは省エネルギーであり、日照不足を補う程度の使用に適しているため、小さな水槽や卓上でのみ使用に最適です。

価格面では、20Wの方が高価ですが、その分、光のカバー範囲や強度が必要な場合には適した選択肢となります。

アマテラス比較早見表

特徴	アマテラス20W	アマテラス10W
出力	20ワット	10ワット
適用範囲	~30cm水槽	~30cm水槽
1ヶ月の 電気代	149円	74円
光量	2098lm	914lm
価格	14290円	9900円
コスパ	SS	A

おすすめの水槽サイズ

アマテラス20Wは複数設置することでどんな大きさの水槽にも対応できる万能なLEDライトデス。

• ボトルアクア
• ベタコレクション水槽
• 10cm水槽
• 15cm水槽
• 15cm水槽（ハイタイプ）
• 20cm水槽（キューブまで対応）
• 20cm水槽（ハイタイプ）
• 30cm水槽（奥行き20cmまで対応）
• 30cm水槽（ハイタイプ）
• 30cm水槽（奥行き30cmまで対応）
• 45cm水槽（奥行き20cmまで対応）