LEDSTAR model Z2 AQ-Z60の評価レビュー！水草がしっかり育つライト

LEDSTAR model Z2 AQ-Z60

LEDSTAR model Z2 AQ-Z60の性能
ルーメン		ケルビン
5,150lm		1000K~18000K
推奨水槽サイズ
ボトル水槽	60cm水槽以下	60cm水槽	90cm水槽
ライトの総合評価		RGB評価
B		S

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ネット販売価格

価格：36,800円

LEDSTAR model Z2 AQ-Z60の電気代

LEDSTAR model Z2 AQ-Z60のW数：80W

• 8時間点灯で1ヶ月使用した場合は、595円
• 10時間点灯で1ヶ月使用した場合は、744円

1kWhあたり31円で計算{2024年.全国家庭電気製品公正取引協議会 新電力料金目安単価(税込)}

LEDSTAR model Z2 AQ-Z60のレビューと総合評価

LEDSTARは最高品質の水槽ライト

LEDSTAR model Z2 AQ-Z60は水草を育てるのに十分すぎる光量を発揮できます。むしろ60cm水槽で5,150lmは強すぎてコケ(藻類)の繁殖や陰性水草の葉焼けや赤寄りに変色するリスクすらあります。

奥行きが20cmほどなら、光量を100%使用せずに80%程度に出力を下げるなど調整が必要です。また、LEDSTARではなく、同じくRGBライトで品質が同等なChihirosシリーズのSLIMがおすすめです。

価格は相場の2.5倍

LEDSTAR model Z2 AQ-Z60は60cm水槽ライトの全製品の価格平均(14,548円)の2.5倍以上になります。一見かなり高い印象しか抱きませんが、LEDSTAR model Z2 AQ-Z60は玄人向きのLEDライト。導入コストが高い分、性能面で買って損したということにはなりません。

LEDSTARとChihirosの性能比較

	SLIM60	WRGBⅡ	LEDSTAR
価格	16,630円	25,250円	36,800円
光量	2,400lm	4,500lm	5,150lm
RGBチップ数	40pcs	60pcs	66pcs
シェード装備
吊り下げ対応
コスパ評価	B	A	B
RGB評価	SS	SS	S
1ヶ月電気代 10時間使用	419円	628円	744円

水草を育てる目的なら大差なし

LEDSTARとChihirosシリーズを比較すると値段が高いものほど光量が強いということになります。どのライトを使っても60cm水槽で水草を綺麗に育てるには差はほとんどないです。

ただし、照射面積を気にしないと一部水草に光を届けにくいということが発生するので、奥行きが20cm以下ならChihirosのSILMタイプを選び、奥行き30cm以上ならLEDSTARやWRGBⅡ、WRGBⅡProを使用した方が良いでしょう。

LEDSTARとWRGBⅡどっちがコスパが良い？

結論を入ればWRGBⅡの方がコストパフォーマンスに優れています。WRGBⅡの方が日々のランニングコストは高めですが、本体価格がそれよりも安いため、4年間使用したとしてもLEDSTARの費用対効果を上回ることがありません。

LEDSTAR model Z2 AQ-Z60のレビュー・メリット

吊り下げ設置ができ、光量を調整できる

LEDSTAR model Z2 AQ-Z60は別売りのHanging kitを購入することで、上から吊るすことができます。水槽周りをスッキリ見せるだけでなく、ボトル水槽を複数並べて、まとめて光を浴びせることもできます。

また、水槽サイズに対して光量が強すぎた場合は、吊るす位置を高くして光量を減量させることで水草の葉焼けやコケ繁殖の抑制をすることができます。

ライトの吊り下げに憧れる人は水槽の蓋を設置し忘れる事がありますが、生活音や電磁波によって魚が驚いて飛び出すリスクがあるので、吊り下げ設置を選んでも水槽の蓋はできるだけすべきです。

魚と水草が綺麗に見えるRGBライト

タイマー機能が付属

LEDSTAR model Z2 AQ-Z60にはタイマー機能が付いているので点灯時間を指定してライトのON、OFFを自動化することができます。タイマー機能は、点灯時間の自動化以外にも別売りのタイマーコンセントの購入コストのカットやコンセントまわりのタコ足配線の解消といったメリットにもつながります。

徐々に明るく、徐々に暗くの機能で魚が驚かない

LEDSTAR model Z2 AQ-Z60のタイマー機能は指定時間になると急に点灯するものではありません。指定の時間になると一番低い明るさでライトが点灯し、時間経過とともに最大光量に自動で移り変わります。

また、ライトの消灯も消灯時間に合わせて徐々にライトの明るさが減っていき、消灯となるので、点灯時や消灯時に魚がびっくりすることを回避することができます。

タイマー通電にも問題なく対応

水槽LEDライトは全てタイマーコンセントに対応しているわけではありません。商品によってはタイマーコンセントとの互換性がなく、自動でオンオフの管理ができないケースがあります。LEDSTAR model Z2 AQ-Z60は問題なくタイマーコンセントの通電に対応できます。

スマホでの時間設定ができない環境にある場合はタイマーコンセントを使用して自動オンオフをできるようにしましょう。

LEDSTAR model Z2 AQ-Z60のレビュー・デメリット

価格が相場よりも高い

60cm水槽アクアリウムライトの平均相場は14,548円です（2023年アクアリウムTipsによる全商品平均調べ）。それに比べてLEDSTAR model Z2 AQ-Z60は36,800円と2倍以上の価格なのでアクアリウム初心者やできるだけお金をかけたくない人には手を出しづらい商品です。

ランニングコストが高い

LEDSTAR model Z2 AQ-Z60を1日10時間使用すると月の電気代は約744円になります。季節や情勢によって電気代が高騰した場合、それ以上になる可能性があります。ランニングコストは年間で約8,928円になるので安くはありません。

長時間の使用は藻が発生する可能性がある

LEDSTAR model Z2 AQ-Z60は光量が高いため、陽性水草もしっかり育てることができます。しかし、光量が高すぎるため、8時間の点灯でもコケ(藻類)が発生しやすくなります。

コケ(藻類)を抑えるために、水槽を立ち上げたばかりの時は水換えの頻度を週1~2にしてみたり、リン酸除去剤をフィルターに追加してみるといった工夫が必要になるケースがあります。

スマホがないとライトが使えない

LEDSTAR model Z2 AQ-Z60はスマートフォンが必要不可欠です。ガラケー使いの人はLEDSTARシリーズを使用することができません。

LEDSTAR model Z2 AQ-Z60を使用する際はスマートフォン用無料アプリケーション「AQ STAR」をインストールして使用します。アプリを開いた後にBluetoothでライトと接続することでライトの点灯や自動点灯の機能が使えるようになります。

ライトの自動オンオフはアプリがなくてもできますが、最初にライトをつけるときはアプリがないとダメです。スマホ操作が難しい人にとってはかなりハードルの高い商品かもしれません。

おすすめの水槽サイズ

60cm水槽以外で使用する場合は吊り下げる必要があります。必要なサイズに合わせて吊り下げ対応できるスタンドを用意しましょう。

• ボトルアクア
• ベタコレクション水槽
• 10cm水槽
• 15cm水槽
• 15cm水槽（ハイタイプ）
• 20cm水槽（キューブまで対応）
• 20cm水槽（ハイタイプ）
• 30cm水槽（奥行き20cmまで対応）
• 30cm水槽（ハイタイプ）
• 30cm水槽（奥行き30cmまで対応）
• 45cm水槽（奥行き20cmまで対応）
• 45cm水槽（奥行き30cmまで対応）
• 45cm水槽（奥行き30cmまで対応）
• 60cm水槽（奥行き60cmまで対応）
• 90cm水槽（奥行き45cmまで対応）