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Chihiros LED WRGB II PRO 60は60cm水槽の中でもトップクラスの光量が発揮でき、吊り下げて使用すれば90cm水槽でも使用することができます。光量が強いのでコケの発生には注意しなければなりませんが、水槽台の大きさが許す限り、幅広い水槽サイズに対応できます。
アクアリウム初心者が手を出しづらい価格帯ですが、水草水槽を極める人にとっては後悔しない性能が約束できます。
Chihiros LED WRGB II PRO 60の性能 | |||
---|---|---|---|
ルーメン | LED(RGB)チップ数 | ||
6,680lm | 60pcs | ||
推奨水槽サイズ | |||
ボトル水槽 | 60cm水槽以下 | 60cm水槽 | 90cm水槽 |
ライトの総合評価 | RGB評価 | ||
S | SS |
\ 最高のライトはどれ!? /
価格:32,850円
税込価格です。配送料は購入手続き時に計算されます。
Chihiros LED WRGB II PRO 30のW数:60W
1kWhあたり31円で計算{2023年.全国家庭電気製品公正取引協議会 新電力料金目安単価(税込)}
Chihiros LED WRGB II PRO 60は水草を育てるのに十分すぎる光量を発揮できます。むしろ60cm水槽で6,680lmは強すぎてコケ(藻類)の繁殖や陰性水草の葉焼けや赤寄りに変色するリスクすらあります。
使用する60cm水槽でも奥行きが20cmほどなら、Chihiros LED WRGB II PRO 60は使用しない方が良いかもしれません。その場合ChihirosシリーズのSLIMがおすすめです。
Chihiros LED WRGB II PRO 60は60cm水槽ライトの全製品の価格平均の2倍以上になるので、アクアリウChihiros LED WRGB II PRO 60は非常におすすめです。
Chihiros LED WRGB II PRO 60は完全に玄人向きですが、その分、性能面で買って損したということにはなりません。
また、Chihiros LED WRGB II PRO 60にはタイマー機能も付いているのでタイマーコンセントを別途購入するコストもかからないのが嬉しいポイント。
SLIM60 | WRGBⅡPRO | WRGBⅡ | |
---|---|---|---|
価格 | 16,630円 | 32,850円 | 25,250円 |
光量 | 2,400lm | 6,680lm | 4,500lm |
RGBチップ数 | 40pcs | 60pcs | 60pcs |
シェード装備 | |||
吊り下げ対応 | |||
コスパ評価 | B | S | A |
RGB評価 | SS | SS | SS |
1ヶ月電気代 10時間使用 | 419円 | 558円 | 628円 |
Chihirosシリーズを比較すると値段が高いものほど光量が強いということになります。どのモデルを使っても60cm水槽で水草を綺麗に育てるには差はほとんどないです。
ただし、照射面積を気にしないと一部水草に光を届けにくいということが発生するので、奥行きが20cm以下ならSILMタイプを選び、奥行き30cm以上ならWRGBⅡ、WRGBⅡProを使用した方が良いでしょう。
結論を入ればWRGBⅡの方がコストパフォーマンスに優れています。WRGBⅡの方が日々のランニングコストは高めですが、本体価格がそれよりも安いため、4年間使用したとしてもPROの費用対効果を上回ることがありません。
ただし、光量に2000lm差があるので水槽をサイズアップする可能性がある場合はPROを使用することも検討した方が良いでしょう。
Chihiros LED WRGB II PRO 60は別売りの吊り下げスタンドを購入することで、上から吊るすことができます。水槽周りをスッキリ見せるだけでなく、ボトル水槽を複数並べて、まとめて光を浴びせることもできます。
また、水槽サイズに対して光量が強すぎた場合は、吊るす位置を高くして光量を減量させることで水草の葉焼けやコケ繁殖の抑制をすることができます。
ライトの吊り下げに憧れる人は水槽の蓋を設置し忘れる事がありますが、生活音や電磁波によって魚が驚いて飛び出すリスクがあるので、吊り下げ設置を選んでも水槽の蓋はできるだけすべきです。
RGBライトとはレッド、グリーン、ブルーの光を用いて、広い色域で均一性の表現できるライトです。
細かく色味を調整できるので、白色LEDや3色LEDや5色LEDとは鮮やかさが全く違います。そのため、水草や熱帯魚、金魚、メダカの色が通常のLEDライトよりも濃く見せることができます。
コンテスト水槽の写真や生体販売の写真などを無加工で美しく仕上げることができるのは、他の水槽ライトにない強みです。
Chihiros LED WRGB II PRO 60にはタイマー機能が付いているので点灯時間を指定してライトのON、OFFを自動化することができます。タイマー機能は、点灯時間の自動化以外にも別売りのタイマーコンセントの購入コストのカットやコンセントまわりのタコ足配線の解消といったメリットにもつながります。
Chihiros LED WRGB II PRO 30のタイマー機能は指定時間になると急に点灯するものではありません。指定の時間になると一番低い明るさでライトが点灯し、時間経過とともに最大光量に自動で移り変わります。
また、ライトの消灯も消灯時間に合わせて徐々にライトの明るさが減っていき、消灯となるので、点灯時や消灯時に魚がびっくりすることを回避することができます。
魚のびっくり回避ができれば、飛び出し防止にも貢献できるよ
水槽LEDライトは全てタイマーコンセントに対応しているわけではありません。商品によってはタイマーコンセントとの互換性がなく、自動でオンオフの管理ができないケースがあります。Chihiros LED WRGB II PRO 60は問題なくタイマーコンセントの通電に対応できます。
スマホでの時間設定ができない環境にある場合はタイマーコンセントを使用して自動オンオフをできるようにしましょう。
60cm水槽アクアリウムライトの平均相場は14,548円です(2023年アクアリウムTipsによる全商品平均調べ)。それに比べてChihiros LED WRGB II PRO 60は32,850円と2倍以上の価格なのでアクアリウム初心者やできるだけお金をかけたくない人には手を出しづらい商品です。
Chihiros LED WRGB II PRO 60を1日10時間使用すると月の電気代は約558円になります。季節や情勢によって電気代が高騰した場合、それ以上になる可能性があります。
ランニングコストは年間で約6696円になるので安くはありません。
Amazonプライムの年会費よりも高い…‼︎
Chihiros LED WRGB II PRO 60は光量が高いため、陽性水草もしっかり育てることができます。しかし、光量が高すぎるため、8時間の点灯でもコケ(藻類)が発生しやすくなります。
コケ(藻類)を抑えるために、水槽を立ち上げたばかりの時は水換えの頻度を週1~2にしてみたり、リン酸除去剤をフィルターに追加してみるといった工夫が必要になるケースがあります。
Chihiros LED WRGB II PRO 60はスマートフォンが必要不可欠です。ガラケー使いの人はChihiros LEDシリーズを使用することができません。
Chihiros LED WRGB II PRO 60を使用する際はスマートフォン用無料アプリケーション「My Chihiros」をインストールして使用します。アプリを開いた後にBluetoothでライトと接続することでライトの点灯や自動点灯の機能が使えるようになります。
ライトの自動オンオフはアプリがなくてもできますが、最初にライトをつけるときはアプリがないとダメです。スマホ操作が難しい人にとってはかなりハードルの高い商品かもしれません。
60cm水槽以外で使用する場合は吊り下げる必要があります。必要なサイズに合わせて吊り下げ対応できるスタンドを用意しましょう。
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