


| 結論 | 30Lまでが目安で、45cm規格水槽まで使えます。 |
|---|---|
| 評価 | ★★★★★ 4/5 |
| サイズ | Φ20×145mm |
| 温まる水量 | 30L以下(45cm規格水槽まで) |
| 温度 | 26℃固定 |
| サーモスタット | 不要(本体に内蔵した一体型) |
| コスパランク | A (50Wヒーター28製品中20位) |
| 電気代 | 1か月最大1,116円 |
カミハタ ネワ サーモオートヒーター NTT50Wは、メーカーが30Lまでを目安にしている小型水槽向けのヒーターで、45cm規格水槽までが使える範囲です。温度は26℃に固定されていて、サーモスタットを内蔵した一体型なので、別に買い足す必要はありません。コスパは同じ50Wの28製品の中で20位、ランクAです。

| サイズ | Φ20×145mm |
|---|---|
| 水槽の中で使う長さ | 約14.5cm |
| 消費電力 | 50W |
| 推奨水量 | 30L以下 |
| 温度 | 26℃固定 |
| サーモスタット | 不要(本体に内蔵した一体型) |
| 縦置き・横置き | 縦置きのみ/記載なし |
| 空焚き防止 | ○ |
| カバー | × |
| SP規格 | × |
| ネット販売価格 | 2,500円前後(毎週更新) |
| 中型水槽向け コスパランク |
A |
| 50W限定 コスパランク |
A |
このヒーターは水中に沈めて使うタイプで、温度は26℃で固定です。サーモスタットは本体に内蔵されているため、別売りのものを用意する必要はなく、水に入れてコンセントにつなげばそのまま使えます。空焚き防止の機能はありますが、カバーは付いておらず、SP規格でもありません。設置は縦置きと横置きのどちらでもよいわけではないので、取扱説明書の向きに合わせて取り付けてください。温度を細かく変えたい方には向かず、熱帯魚を26℃で飼う水槽にぴったりのヒーターです。
| 1日の稼働時間 | 1日 | 1か月(30日) | 冬の5か月 |
|---|---|---|---|
| 6時間 | 9.3円 | 279円 | 1,395円 |
| 12時間 | 18.6円 | 558円 | 2,790円 |
| 24時間 | 37.2円 | 1,116円 | 5,580円 |
1kWhあたり31円(全国家庭電気製品公正取引協議会の目安単価)で計算。冬の5か月は11月〜3月の150日分です。
電気代は、24時間つけっぱなしにしても1か月あたりの上限は表のとおりです。実際には水温が26℃に達するとサーモスタットが通電を止めるため、これより安くなるのがふつうで、部屋が暖かい季節はさらに下がります。
| 水槽 | 実際の水量 | このヒーター | 合うW数 |
|---|---|---|---|
| 12cmキューブ | 約1.6L | ○ | 10W |
| 15cmキューブ | 約3L | ○ | 10W |
| 17cmキューブ | 約4.4L | ○ | 15W |
| 20cmキューブ | 約7.2L | ○ | 20W |
| 25cm水槽 | 約8.4L | ○ | 20W |
| 30cm規格水槽 | 約11.7L | ○ | 25W |
| 36cm水槽 | 約18.5L | ◎ | 40W |
早見表では、30cm規格水槽までは余裕がある判定で、36cm水槽、30cmキューブ、45cm規格水槽は使える判定です。45cm規格水槽の水量は約29.2Lで、メーカーの上限30Lにほぼ近いため、冬の寒い部屋では力が足りなくなることがあります。そうした場合は、水槽用の保温カバーを使ったり、部屋の温度を上げたりして補ってください。60cm規格水槽は水量が約58.3Lなので、このヒーターでは足りません。
適合水量の上限は30Lで、これはメーカーが示している数字です。水槽の水量は、ガラスの厚みや水位で変わるため、実際の水量で考えるのが安心です。
12cmキューブから30cm規格水槽までは、水量が約1.6Lから11.7Lで、50Wに十分な余裕があります。ヒーターの力が大きめになるので、水温が安定しやすい組み合わせです。ただし、ごく小さな水槽ではヒーターの存在感が大きくなるので、本体サイズがΦ20×145mmであることを確認して、水槽に収まるかを見ておいてください。
36cm水槽、30cmキューブ、45cm規格水槽は使える判定ですが、水量が上限に近づくほど余裕は減っていきます。45cm規格水槽で冬に使うなら、水槽の置き場所の室温にも気を配ってください。心配な場合は、ひとつ上のW数のヒーターを選ぶと安心です。
60cm規格水槽は約58.3Lあり、上限の30Lを大きく超えます。このヒーターを1本使っても、水温を保てないおそれがあります。60cmの水槽には、水量に合ったW数のヒーターを選んでください。
コスパのランクは、価格の安さに加えて、縦横どちらにも置けるか、温度を自動で保つかを加味して付けています。
| 製品 | 価格 | サーモ | 縦横設置 | ランク |
|---|---|---|---|---|
| ポクミル 水槽ヒーター 50W | 853円 | 不要 | ○ | SS |
| テトラ 26℃ミニヒーター 50W | 1,480円 | 不要 | ○ | SS |
| テトラ ミニヒーター 50W | 1,480円 | 不要 | ○ | SS |
| エヴァリス プリセットオートAR50 50W | 1,200円 | 不要 | × | SS |
| テトラ 26℃セットヒーターJ 50W | 1,340円 | 不要 | × | SS |
| テトラ レプトヒーター 50W | 1,740円 | 不要 | ○ | SS |
| コトブキ きんぎょオートSH 50W | 1,480円 | 不要 | × | SS |
| テトラ 26度ミニヒーター 50W | 1,884円 | 不要 | ○ | SS |
| テトラ メダカオートヒーター 50W | 1,580円 | 不要 | × | SS |
| テトラ 金魚オートヒーター 50W 安全カバー付 | 1,580円 | 不要 | × | SS |
同じ50Wの中では、コスパ上位にテトラやエヴァリスなどのSSランクの製品が並び、このヒーターはその下のランクAです。上位には縦横どちらにも置ける製品が多く、置き方の自由度を重視するなら、そちらも見てみる価値があります。一方、このヒーターは国内メーカーのカミハタ製で、適合水量をメーカーがはっきり示している点が安心材料です。
本体にサーモスタットが内蔵された一体型なので、別に買う必要がありません。接続の手間が少なく、初めてヒーターを使う方でも迷いにくいです。置き場所や配線もすっきりまとまります。
温度が26℃に決まっているため、ダイヤルを回して調整する必要がありません。多くの熱帯魚が過ごしやすい温度なので、うっかり設定を間違える心配がなくなります。水温計で、実際の水温が26℃前後になっているかを時々確かめると安心です。
カミハタは国内のメーカーで、適合水量の30Lもメーカー記載の数字です。水槽の大きさに合うかどうかを判断しやすく、買ってから失敗しにくいです。空焚き防止の機能も付いています。
26℃固定のため、水温を高めにしたい場合や低めにしたい場合には対応できません。温度を変えて使いたい方は、温度を調整できるタイプを選んでください。熱帯魚を26℃前後で飼うのであれば、問題なく使えます。
カバーは付いておらず、縦横どちらにも置ける仕様ではありません。魚がヒーターに触れやすい水槽では、市販のヒーターカバーを組み合わせると安心です。向きは取扱説明書に従って取り付けてください。
上限が30Lなので、60cm規格水槽のような大きな水槽には使えません。今後水槽を大きくする予定があるなら、先に大きめのW数のヒーターを選ぶほうが無駄がありません。
はじめてヒーターを使う人は、この順番で設置すると失敗しません。
水を入れてからヒーターを入れる
ヒーターは水の中で使う前提で作られています。水が入っていない水槽や、空気中で電源を入れると高温になり、故障ややけどの原因になります。
水が流れる場所に固定する
フィルターの吹き出し口の近くなど、水が動く場所に吸盤で付けると、水槽全体がむらなく温まります。底砂に埋めたり、水草や石で囲んだりしないでください。縦置きしかできない製品は、説明書の向きを守ります。
水温計で温度を確かめる
電源を入れて数時間たったら、ヒーターから離れた場所に付けた水温計で温度を見ます。分離型は、サーモスタットのセンサーをヒーターから離して付けると、温度が正しく測れます。
水換えの前に電源を抜く
水位を下げてヒーターが水から出ると空焚きになります。水換えや掃除のときは先に電源を抜き、10分以上冷ましてから水から出します。
| 生き物 | 水温の目安 |
|---|---|
| 熱帯魚(グッピー・ネオンテトラなど) 一年中ヒーターが必要 |
24〜28℃ |
| ベタ 寒さに弱く、一年中ヒーターが必要 |
26〜28℃ |
| メダカ 屋内で冬も元気に過ごさせたい・冬も産卵させたいときに使う |
20〜26℃ |
| 金魚 なくても飼えるが、水温の急な変化や病気の治療のときに使う |
20〜25℃ |
| ミナミヌマエビ 水温が急に変わらないようにするために使う |
20〜26℃ |
ヒーターの中のサーモスタットが壊れると、設定温度を超えても電気が止まらず、水温が上がり続けることがあります。編集部でも、サーモスタット一体型のヒーターが購入から1年ほどで故障し、設定25℃の水槽が38℃まで上がって、熱に強いはずの魚まで死なせてしまったことがあります。水温計を水槽に入れて、毎日ひと目で水温を確かめる習慣をつけるだけで、こうした事故は早く気づけます。
設定どおりに温まらない、逆に水温が高すぎる、通電ランプがつかない、コードや本体にひび・変色・膨らみがある、焦げたにおいやパチパチという音がするといった症状は、故障のサインです。異臭や異音、本体の異常な熱さに気づいたら、すぐにコンセントを抜いてください。ただし水温のずれは水温計の誤差や置き場所が原因のこともあるので、別の温度計と比べてから判断しましょう。
ヒーターが水から出た状態で通電すると、空焚き防止の安全装置が働いて二度と使えなくなったり、ガラス管が割れたりします。水換えや掃除の前には、必ずヒーターのコンセントを抜いてから作業しましょう。
水槽ヒーターは消耗品で、半年以上しまっておいたものは壊れていることも少なくありません。冬が来るたびに新しいものに替えると、故障による事故をぐっと減らせます。手ごろな価格のヒーターなら、買い替えの負担も小さく済みます。
カミハタ ネワ サーモオートヒーター NTT50W 淡水・海水両用は何cmの水槽に使えますか?
水量30Lまでが目安で、36cm水槽・30cmキューブ・45cm規格水槽にちょうどよい大きさです。それより大きい水槽では温まりきらないことがあります。
サーモスタットは別に買う必要がありますか?
サーモスタットを本体に内蔵した一体型なので、別に買う必要はありません。コンセントに差すだけで温度を保ちます。
何℃になりますか?
水温を約26℃に保つ温度固定のヒーターで、温度は変えられません。
電気代はいくらかかりますか?
50Wなので、24時間つけっぱなしでも1か月1,116円が上限です。水温が設定温度に届くと電気を止めるので、実際はもっと安くなります。
横置きできますか?
横置きできるという記載はありません。説明書のとおりの向きで使ってください。
メダカに使えますか?
使えます。メダカに合う水温(20〜26℃)を保てて、メダカを飼うことの多い小型の水槽に合う大きさです。
水槽の中でどのくらい場所をとりますか?
ヒーター部分のいちばん長いところが約14.5cmです。レイアウトを広く使いたい小型水槽では、短い製品やパネルヒーターが向いています。
30L以内の水槽で熱帯魚を飼っていて、26℃のままで十分な方に向いています。サーモスタットを別に用意したくない方や、国内メーカーの製品で適合水量が明確なものを選びたい方にも合います。
水温を自分で調整したい方や、60cm規格水槽のような大きな水槽を使う方には向きません。その場合は、温度を変えられるタイプや、水量に合ったW数の製品を選んでください。縦横どちらにも設置したい方は、同じ50Wで縦横自由な製品を選ぶと使いやすいです。
同じくらいのW数・同じ使い方のヒーターです。カミハタ ネワ サーモオートヒーター NTT50W 淡水・海水両用と比べてみてください。
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