


| 結論 | メーカー記載で18Lまで。30cm規格水槽までが目安です。 |
|---|---|
| 評価 | ★★★★★ 5/5 |
| サイズ | 長さ15.5cm 高さ4cm(カバー装着時) |
| 温まる水量 | 18L以下(30cm規格水槽まで) |
| 温度 | 18℃固定 |
| サーモスタット | 不要(本体に内蔵した一体型) |
| コスパランク | SS (50Wヒーター35製品中8位) |
| 電気代 | 1か月最大1,116円 |
コトブキ きんぎょオートSH 50Wは、メーカーが18Lまでと定めている金魚向けの水中ヒーターで、30cm規格水槽くらいまでの水槽に向きます。サーモスタットが本体に入った一体型なので、別に買い足す必要はありません。水温は18℃に固定されていて、同じ50Wの34製品の中でのコスパは8位、ランクはSSです。

| サイズ | 長さ15.5cm 高さ4cm(カバー装着時) |
|---|---|
| 水槽の中で使う長さ | 約15.5cm |
| 消費電力 | 50W |
| 推奨水量 | 18L以下 |
| 温度 | 18℃固定 |
| サーモスタット | 不要(本体に内蔵した一体型) |
| 縦置き・横置き | 縦置きのみ/記載なし |
| 空焚き防止 | ○ |
| カバー | ○ |
| SP規格 | ― |
| ネット販売価格 | 1,480円前後(毎週更新) |
| 中型水槽向け コスパランク |
SS |
| 50W限定 コスパランク |
SS |
このヒーターは国内メーカーの製品で、サーモスタットを内蔵した一体型です。別売りのサーモスタットは要らず、水に沈めて電源を入れるだけで使えます。空焚き防止とカバーが付いていて、本体は長さ15.5cm、高さ4cm(カバー装着時)と小ぶりです。縦横どちらにも置ける作りではないので、設置の向きは付属の説明に従ってください。
| 1日の稼働時間 | 1日 | 1か月(30日) | 冬の5か月 |
|---|---|---|---|
| 6時間 | 9.3円 | 279円 | 1,395円 |
| 12時間 | 18.6円 | 558円 | 2,790円 |
| 24時間 | 37.2円 | 1,116円 | 5,580円 |
1kWhあたり31円(全国家庭電気製品公正取引協議会の目安単価)で計算。冬の5か月は11月〜3月の150日分です。
表の電気代は、24時間ずっと通電し続けた場合の上限です。水温が18℃に固定されていて、室温が上がればヒーターは働かなくなるので、実際の電気代はこれより少なくなるのが普通です。
| 水槽 | 実際の水量 | このヒーター | 合うW数 |
|---|---|---|---|
| 12cmキューブ | 約1.6L | ○ | 10W |
| 15cmキューブ | 約3L | ○ | 10W |
| 17cmキューブ | 約4.4L | ○ | 15W |
| 20cmキューブ | 約7.2L | ◎ | 20W |
| 25cm水槽 | 約8.4L | ◎ | 20W |
| 30cm規格水槽 | 約11.7L | ◎ | 25W |
| 36cm水槽 | 約18.5L | △ | 40W |
早見表では、20cmキューブから30cm規格水槽までが「合う」の範囲です。36cm水槽は水量が18.5Lで上限をわずかに超えるため、判定は境目になります。12cmから17cmのキューブは、水量に対してヒーターが大きすぎる判定です。
適合水量の上限は、メーカーが18Lと記載しています。水槽の名前ではなく、実際に入れる水の量で考えるのが失敗しないコツです。
メーカー記載の上限は18Lです。早見表では、20cmキューブの7.2L、25cm水槽の8.4L、30cm規格水槽の11.7Lが余裕をもって収まります。水槽の大きさがこの範囲に入っているなら、安心して選べます。
36cm水槽は水量が18.5Lで、上限を0.5Lだけ超えます。レイアウトの石や底砂で実際の水量が減ることはありますが、水量は水槽の表示より少なくなるとは限りません。ぎりぎりで使うより、上限に余裕のあるヒーターを選ぶほうが確実です。
30cmキューブの24.3L、45cm規格水槽の29.2L、60cm規格水槽の58.3Lは、いずれも対応外の判定です。この大きさの水槽では、水量に合ったW数のヒーターを選び直してください。
コスパのランクは、価格の安さに加えて、縦横どちらにも置けるか、温度を自動で保つかを加味して付けています。
| 製品 | 価格 | サーモ | 縦横設置 | ランク |
|---|---|---|---|---|
| ポクミル 水槽ヒーター 50W | 853円 | 不要 | ○ | SS |
| テトラ ミニヒーター 50W | 1,480円 | 不要 | ○ | SS |
| テトラ 26℃ミニヒーター 50W | 1,480円 | 不要 | ○ | SS |
| エヴァリス プリセットオートAR50 50W | 1,200円 | 不要 | × | SS |
| テトラ 金魚オートヒーター 50W | 1,580円 | 不要 | ○ | SS |
| テトラ 26℃セットヒーターJ 50W | 1,340円 | 不要 | × | SS |
| テトラ レプトヒーター 50W | 1,740円 | 不要 | ○ | SS |
| コトブキ きんぎょオートSH 50W | 1,480円 | 不要 | × | SS |
| テトラ 26度ミニヒーター 50W | 1,884円 | 不要 | ○ | SS |
| テトラ メダカオートヒーター 50W | 1,580円 | 不要 | × | SS |
同じ50Wの中で、縦横どちらにも置けるのはテトラ 金魚オートヒーター 50Wなどです。置き方の自由度を重視する人は、そちらも比べるとよいでしょう。きんぎょオートSHは置き方に決まりがある分、金魚向けとして割り切って使える製品です。
本体に温度を調べる仕組みが入っているので、ヒーター1本で保温が始められます。接続や設定で迷うことがなく、初めて冬を迎える金魚の水槽にも向いています。
同じ50Wの34製品の中で8位、同じサイズ帯の95製品の中でも17位で、どちらもSSランクです。国内メーカーの製品でこの位置にいるので、価格と安心感のバランスがよいといえます。
水から出てしまったときの空焚きを防ぐ機能があり、本体にはカバーも付いています。水替えのときにうっかり電源が入ったままになっても、むき出しの発熱部に触れにくいので、金魚が近づく水槽でも安心です。
長さは15.5cm、高さはカバーを付けて4cmです。20cmキューブや30cm規格水槽でも場所を取りすぎず、景観をあまり邪魔しません。
金魚には十分な温度ですが、水温を上げたい熱帯魚や、温度を細かく決めたい飼い方には向きません。熱帯魚を飼うなら、26℃などの設定の製品か、温度を変えられる分離型を選んでください。
水量が18Lを超える水槽では力が足りなくなるおそれがあります。36cm水槽は境目なので、水量をよく確かめてから決めてください。大きめの水槽なら、対応水量の広いヒーターを選びましょう。
置き方に制約があるため、水槽の形やフィルターの位置によっては設置場所に迷うことがあります。購入前に付属の説明で向きを確認し、置く場所を決めてから注文すると失敗しません。
はじめてヒーターを使う人は、この順番で設置すると失敗しません。
水を入れてからヒーターを入れる
ヒーターは水の中で使う前提で作られています。水が入っていない水槽や、空気中で電源を入れると高温になり、故障ややけどの原因になります。
水が流れる場所に固定する
フィルターの吹き出し口の近くなど、水が動く場所に吸盤で付けると、水槽全体がむらなく温まります。底砂に埋めたり、水草や石で囲んだりしないでください。縦置きしかできない製品は、説明書の向きを守ります。
水温計で温度を確かめる
電源を入れて数時間たったら、ヒーターから離れた場所に付けた水温計で温度を見ます。分離型は、サーモスタットのセンサーをヒーターから離して付けると、温度が正しく測れます。
水換えの前に電源を抜く
水位を下げてヒーターが水から出ると空焚きになります。水換えや掃除のときは先に電源を抜き、10分以上冷ましてから水から出します。
| 生き物 | 水温の目安 |
|---|---|
| 熱帯魚(グッピー・ネオンテトラなど) 一年中ヒーターが必要 |
24〜28℃ |
| ベタ 寒さに弱く、一年中ヒーターが必要 |
26〜28℃ |
| メダカ 屋内で冬も元気に過ごさせたい・冬も産卵させたいときに使う |
20〜26℃ |
| 金魚 なくても飼えるが、水温の急な変化や病気の治療のときに使う |
20〜25℃ |
| ミナミヌマエビ 水温が急に変わらないようにするために使う |
20〜26℃ |
ヒーターの中のサーモスタットが壊れると、設定温度を超えても電気が止まらず、水温が上がり続けることがあります。編集部でも、サーモスタット一体型のヒーターが購入から1年ほどで故障し、設定25℃の水槽が38℃まで上がって、熱に強いはずの魚まで死なせてしまったことがあります。水温計を水槽に入れて、毎日ひと目で水温を確かめる習慣をつけるだけで、こうした事故は早く気づけます。
設定どおりに温まらない、逆に水温が高すぎる、通電ランプがつかない、コードや本体にひび・変色・膨らみがある、焦げたにおいやパチパチという音がするといった症状は、故障のサインです。異臭や異音、本体の異常な熱さに気づいたら、すぐにコンセントを抜いてください。ただし水温のずれは水温計の誤差や置き場所が原因のこともあるので、別の温度計と比べてから判断しましょう。
ヒーターが水から出た状態で通電すると、空焚き防止の安全装置が働いて二度と使えなくなったり、ガラス管が割れたりします。水換えや掃除の前には、必ずヒーターのコンセントを抜いてから作業しましょう。
水槽ヒーターは消耗品で、半年以上しまっておいたものは壊れていることも少なくありません。冬が来るたびに新しいものに替えると、故障による事故をぐっと減らせます。手ごろな価格のヒーターなら、買い替えの負担も小さく済みます。
コトブキ きんぎょオートSH 50Wは何cmの水槽に使えますか?
水量18Lまでが目安で、20cmキューブ・25cm水槽・30cm規格水槽にちょうどよい大きさです。それより大きい水槽では温まりきらないことがあります。
サーモスタットは別に買う必要がありますか?
サーモスタットを本体に内蔵した一体型なので、別に買う必要はありません。コンセントに差すだけで温度を保ちます。
何℃になりますか?
水温を約18℃に保つ温度固定のヒーターで、温度は変えられません。
電気代はいくらかかりますか?
50Wなので、24時間つけっぱなしでも1か月1,116円が上限です。水温が設定温度に届くと電気を止めるので、実際はもっと安くなります。
横置きできますか?
横置きできるという記載はありません。説明書のとおりの向きで使ってください。
メダカに使えますか?
使えます。メダカに合う水温(20〜26℃)を保てて、メダカを飼うことの多い小型の水槽に合う大きさです。
水槽の中でどのくらい場所をとりますか?
ヒーター部分のいちばん長いところが約15.5cmです。レイアウトを広く使いたい小型水槽では、短い製品やパネルヒーターが向いています。
金魚を30cm規格水槽以下の水量18L以内で飼っていて、冬の水温低下を手軽に防ぎたい人に向いています。サーモスタットを別に買わずにすませたい人にも合います。楽天のレビューは3件ですが平均は5.0で、販売ページには在庫処分とあるため、気になる人は在庫があるうちに検討するとよいでしょう。
熱帯魚やベタなど、18℃より高い水温が必要な生き物を飼う人は、別の製品を選んでください。26℃などに設定された製品や、温度を調整できるヒーターが候補になります。水量が18Lを超える水槽の人も、水量に合ったW数のヒーターを選び直しましょう。
同じくらいのW数・同じ使い方のヒーターです。コトブキ きんぎょオートSH 50Wと比べてみてください。
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