


| 結論 | 20Lまで。25〜36cm水槽にちょうどよいヒーターです。 |
|---|---|
| 評価 | ★★★★★ 4.5/5 |
| 温まる水量 | 20L以下(36cm水槽まで) |
| 温度 | 26℃固定 |
| サーモスタット | 不要(本体に内蔵した一体型) |
| コスパランク | S (60Wヒーター4製品中2位) |
| 電気代 | 1か月最大1,339円 |
ニッソー 熱帯魚のオートヒーター 60Wは、水量20Lまでの小型水槽に合う、26℃固定の一体型ヒーターです。25cm水槽、30cm規格水槽、36cm水槽なら安心して選べます。同じ60Wの4製品の中ではコスパが2位でランクSなので、熱帯魚用の小さな水槽にとりあえず1本ほしい人にはちょうどよい選択肢です。

| サイズ | 記載なし |
|---|---|
| 水槽の中で使う長さ | 記載なし |
| 消費電力 | 60W |
| 推奨水量 | 20L以下 |
| 温度 | 26℃固定 |
| サーモスタット | 不要(本体に内蔵した一体型) |
| 縦置き・横置き | 縦置きのみ/記載なし |
| 空焚き防止 | ○ |
| カバー | ― |
| SP規格 | ― |
| ネット販売価格 | 1,780円前後(毎週更新) |
| 中型水槽向け コスパランク |
SS |
| 60W限定 コスパランク |
S |
このヒーターは水に沈めて使うタイプで、温度を調べて自動でオンとオフを切り替える仕組みが本体に入っています。そのため別売りのサーモスタットは必要なく、水槽に入れてコンセントにつなぐだけで使えます。温度は26℃で固定なので、設定を触る手間はありません。空焚き防止もついていて、水替えのときにうっかり水から出てしまった場合も安心です。適合水量の20Lはメーカーが示している数字です。
| 1日の稼働時間 | 1日 | 1か月(30日) | 冬の5か月 |
|---|---|---|---|
| 6時間 | 11.2円 | 335円 | 1,674円 |
| 12時間 | 22.3円 | 670円 | 3,348円 |
| 24時間 | 44.6円 | 1,339円 | 6,696円 |
1kWhあたり31円(全国家庭電気製品公正取引協議会の目安単価)で計算。冬の5か月は11月〜3月の150日分です。
24時間つけっぱなしにした場合の電気代の上限は、表に出ている金額です。実際にはヒーターが入り切りをくり返すので、部屋が暖かい季節や時間帯はこれより安くなります。
| 水槽 | 実際の水量 | このヒーター | 合うW数 |
|---|---|---|---|
| 12cmキューブ | 約1.6L | ○ | 10W |
| 15cmキューブ | 約3L | ○ | 10W |
| 17cmキューブ | 約4.4L | ○ | 15W |
| 20cmキューブ | 約7.2L | ○ | 20W |
| 25cm水槽 | 約8.4L | ◎ | 20W |
| 30cm規格水槽 | 約11.7L | ◎ | 25W |
| 36cm水槽 | 約18.5L | ◎ | 40W |
表を見ると、25cm水槽、30cm規格水槽、36cm水槽の3つが適合です。12cmから20cmのキューブは水量が少なすぎて、60Wでは力が余る判定になっています。30cmキューブ、45cm規格水槽、60cm規格水槽は水量が20Lを超えるので使えません。
このヒーターの上限は20Lで、これはメーカーが示している適合水量です。水槽の水量は、水槽の大きさだけでなく、底砂や水位によっても変わります。買う前に、自分の水槽のおよその水量を確認しておくと安心です。
25cm水槽は8.4L、30cm規格水槽は11.7L、36cm水槽は18.5Lで、いずれも20L以内におさまります。とくに36cm水槽は上限に近いので、冬の寒い部屋に置く場合は、水槽まわりの保温にも気を配ると安心です。
12cm、15cm、17cm、20cmのキューブ水槽は、水量が1.6Lから7.2Lほどしかなく、60Wでは大きすぎる判定です。水量が少ないほど水温が変わりやすいので、このサイズの水槽には、もっとW数の小さいヒーターを選ぶほうが向いています。
30cmキューブは24.3L、45cm規格水槽は29.2L、60cm規格水槽は58.3Lあり、このヒーターでは水を温めきれないおそれがあります。これらの水槽では、水量に合ったより大きなW数のヒーターを選んでください。
コスパのランクは、価格の安さに加えて、縦横どちらにも置けるか、温度を自動で保つかを加味して付けています。
| 製品 | 価格 | サーモ | 縦横設置 | ランク |
|---|---|---|---|---|
| ニッソー プロテクトオート 60W | 1,038円 | 不要 | × | SS |
| ニッソー 熱帯魚のオートヒーター 60W | 1,780円 | 不要 | × | S |
| コトブキ シグナルオート 60W | 2,676円 | 不要 | ○ | A |
| 水作 コンパクトオートヒーター60 60W | 2,650円 | 不要 | × | C |
同じ60Wの4製品の中で、このヒーターはコスパ2位のランクSです。1位はニッソーのプロテクトオート 60Wでランクはゆずりますが、どちらも国内メーカーで縦横どちらにも置けない点は同じです。縦にも横にも置きたい場合は、コトブキのシグナルオート 60Wが縦横自由で、ランクはAになります。
温度を調べて切り替える仕組みが本体に入っているので、サーモスタットを別に用意する必要はありません。水槽に入れて電源につなぐだけなので、はじめてヒーターを買う人でも迷いにくいです。
水から出てしまった状態で通電し続けないように、空焚き防止がついています。水替えのときにヒーターを抜き忘れた場合の心配が減ります。
同じ60Wでは2位のランクS、同じサイズ帯の68製品の中でも23位のランクSSと、コスパは高い評価です。ニッソーは国内メーカーで、適合水量もメーカーが示しているので、水槽に合うかどうかを判断しやすいのも利点です。
設定温度を変えることはできません。熱帯魚の多くは26℃前後で問題なく飼えますが、もう少し高めに保ちたい場合には向きません。そのときは、温度を調整できるタイプのヒーターを選んでください。
設置できる向きが決まっているので、水槽のレイアウトによっては置く場所が限られます。置き場所に困りそうなら、縦にも横にも置けるコトブキのシグナルオート 60Wのようなタイプも見てみてください。
20Lを超える水槽では使えません。30cmキューブより大きな水槽を使うなら、水量に合ったW数の別のヒーターを選ぶ必要があります。
はじめてヒーターを使う人は、この順番で設置すると失敗しません。
水を入れてからヒーターを入れる
ヒーターは水の中で使う前提で作られています。水が入っていない水槽や、空気中で電源を入れると高温になり、故障ややけどの原因になります。
水が流れる場所に固定する
フィルターの吹き出し口の近くなど、水が動く場所に吸盤で付けると、水槽全体がむらなく温まります。底砂に埋めたり、水草や石で囲んだりしないでください。縦置きしかできない製品は、説明書の向きを守ります。
水温計で温度を確かめる
電源を入れて数時間たったら、ヒーターから離れた場所に付けた水温計で温度を見ます。分離型は、サーモスタットのセンサーをヒーターから離して付けると、温度が正しく測れます。
水換えの前に電源を抜く
水位を下げてヒーターが水から出ると空焚きになります。水換えや掃除のときは先に電源を抜き、10分以上冷ましてから水から出します。
| 生き物 | 水温の目安 |
|---|---|
| 熱帯魚(グッピー・ネオンテトラなど) 一年中ヒーターが必要 |
24〜28℃ |
| ベタ 寒さに弱く、一年中ヒーターが必要 |
26〜28℃ |
| メダカ 屋内で冬も元気に過ごさせたい・冬も産卵させたいときに使う |
20〜26℃ |
| 金魚 なくても飼えるが、水温の急な変化や病気の治療のときに使う |
20〜25℃ |
| ミナミヌマエビ 水温が急に変わらないようにするために使う |
20〜26℃ |
ヒーターの中のサーモスタットが壊れると、設定温度を超えても電気が止まらず、水温が上がり続けることがあります。編集部でも、サーモスタット一体型のヒーターが購入から1年ほどで故障し、設定25℃の水槽が38℃まで上がって、熱に強いはずの魚まで死なせてしまったことがあります。水温計を水槽に入れて、毎日ひと目で水温を確かめる習慣をつけるだけで、こうした事故は早く気づけます。
設定どおりに温まらない、逆に水温が高すぎる、通電ランプがつかない、コードや本体にひび・変色・膨らみがある、焦げたにおいやパチパチという音がするといった症状は、故障のサインです。異臭や異音、本体の異常な熱さに気づいたら、すぐにコンセントを抜いてください。ただし水温のずれは水温計の誤差や置き場所が原因のこともあるので、別の温度計と比べてから判断しましょう。
ヒーターが水から出た状態で通電すると、空焚き防止の安全装置が働いて二度と使えなくなったり、ガラス管が割れたりします。水換えや掃除の前には、必ずヒーターのコンセントを抜いてから作業しましょう。
水槽ヒーターは消耗品で、半年以上しまっておいたものは壊れていることも少なくありません。冬が来るたびに新しいものに替えると、故障による事故をぐっと減らせます。手ごろな価格のヒーターなら、買い替えの負担も小さく済みます。
ニッソー 熱帯魚のオートヒーター 60Wは何cmの水槽に使えますか?
水量20Lまでが目安で、25cm水槽・30cm規格水槽・36cm水槽にちょうどよい大きさです。それより大きい水槽では温まりきらないことがあります。
サーモスタットは別に買う必要がありますか?
サーモスタットを本体に内蔵した一体型なので、別に買う必要はありません。コンセントに差すだけで温度を保ちます。
何℃になりますか?
水温を約26℃に保つ温度固定のヒーターで、温度は変えられません。
電気代はいくらかかりますか?
60Wなので、24時間つけっぱなしでも1か月1,339円が上限です。水温が設定温度に届くと電気を止めるので、実際はもっと安くなります。
横置きできますか?
横置きできるという記載はありません。説明書のとおりの向きで使ってください。
ベタに使えますか?
使えます。ベタに合う水温(26〜28℃)を保てて、ベタを飼うことの多い小型の水槽に合う大きさです。
25cm水槽、30cm規格水槽、36cm水槽で熱帯魚を飼っていて、温度設定に悩まず手軽に使えるヒーターがほしい人に向いています。サーモスタットを別に買わずにすませたい人にも合います。コスパを重視して選びたい人にもおすすめできます。
20Lを超える水槽や、12cmから20cmの小さなキューブ水槽では、水量に合ったW数のほかのヒーターを選んだほうがよいです。温度を自分で調整したい人や、縦横どちらにも置きたい人も、温度調整ができるタイプや縦横自由のタイプから選ぶと安心です。
同じくらいのW数・同じ使い方のヒーターです。ニッソー 熱帯魚のオートヒーター 60Wと比べてみてください。
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