


| 結論 | 12Lまでの小型水槽向けで、30cm規格水槽が上限です。 |
|---|---|
| 評価 | ★★★★★ 3.5/5 |
| サイズ | 幅31×奥行23×高さ172mm |
| 温まる水量 | 12L以下(30cm規格水槽まで) |
| 温度 | 25℃固定 |
| サーモスタット | 不要(本体に内蔵した一体型) |
| コスパランク | B (20Wヒーター8製品中7位) |
| 電気代 | 1か月最大446円 |
カミハタ ネワ サーモミニプラス 20Wは、メーカー記載で12Lまでの水槽に使える、25℃固定の小型ヒーターです。30cm規格水槽(約11.7L)まで対応し、36cm水槽(約18.5L)以上では力不足になります。サーモスタットは本体に内蔵されているので、別に買う必要はありません。

| サイズ | 幅31×奥行23×高さ172mm |
|---|---|
| 水槽の中で使う長さ | 約17.2cm |
| 消費電力 | 20W |
| 推奨水量 | 12L以下 |
| 温度 | 25℃固定 |
| サーモスタット | 不要(本体に内蔵した一体型) |
| 縦置き・横置き | 縦置きのみ/記載なし |
| 空焚き防止 | ○ |
| カバー | ― |
| SP規格 | ― |
| ネット販売価格 | 2,866円前後(毎週更新) |
| 小型水槽向け コスパランク |
A |
| 20W限定 コスパランク |
B |
20Wで適合水量の上限は12Lです。この水量はメーカーが記載している数字なので、安心して目安にできます。温度は25℃固定で、水温の設定を変えられない代わりに、買ってすぐ水に沈めて使えます。サーモスタットは本体に内蔵された一体型なので、別に買い足す必要はありません。空焚き防止もついています。本体サイズは幅31×奥行23×高さ172mmで、小さな水槽にも収まりやすい細身です。
| 1日の稼働時間 | 1日 | 1か月(30日) | 冬の5か月 |
|---|---|---|---|
| 6時間 | 3.7円 | 112円 | 558円 |
| 12時間 | 7.4円 | 223円 | 1,116円 |
| 24時間 | 14.9円 | 446円 | 2,232円 |
1kWhあたり31円(全国家庭電気製品公正取引協議会の目安単価)で計算。冬の5か月は11月〜3月の150日分です。
電気代は、24時間つけっぱなしでも1か月446円が上限です。実際には水温が上がるとヒーターは止まるので、これより安くなることがほとんどです。
| 水槽 | 実際の水量 | このヒーター | 合うW数 |
|---|---|---|---|
| 12cmキューブ | 約1.6L | ○ | 10W |
| 15cmキューブ | 約3L | ○ | 10W |
| 17cmキューブ | 約4.4L | ○ | 15W |
| 20cmキューブ | 約7.2L | ◎ | 20W |
| 25cm水槽 | 約8.4L | ◎ | 20W |
| 30cm規格水槽 | 約11.7L | ◎ | 25W |
| 36cm水槽 | 約18.5L | × | 40W |
早見表では、12cmキューブから17cmキューブまでは水量に対してヒーターが大きめの判定です。20cmキューブ、25cm水槽、30cm規格水槽は問題なく使える範囲になっています。36cm水槽以上は水量が18.5L以上あり、12Lまでの製品では温めきれません。そのサイズでは、より高いW数のヒーターを選んでください。
メーカー記載の適合水量は12Lまでです。水槽のサイズごとに、使えるかどうかを見ていきます。
30cm規格水槽の水量は約11.7Lで、上限の12Lにぎりぎり収まります。ただ、余裕は少ないので、寒い部屋に置く場合や冬の窓際では、水温が思うように上がらないことがあります。心配なときは、水槽の置き場所を見直したり、フタやカバーで熱を逃がしにくくしたりすると安心です。
20cmキューブは約7.2L、25cm水槽は約8.4Lで、上限に対して余裕があります。ふつうの室内なら、無理なく使える組み合わせです。
12cm、15cm、17cmのキューブは水量が1.6Lから4.4Lほどで、20Wでは大きめです。水量が少ないと水温が上がりすぎることがあるので、水温計をこまめに見てください。そのサイズでは、もっと低いW数のヒーターのほうが合います。
コスパのランクは、価格の安さに加えて、縦横どちらにも置けるか、温度を自動で保つかを加味して付けています。
| 製品 | 価格 | サーモ | 縦横設置 | ランク |
|---|---|---|---|---|
| テトラ 26℃ミニヒーター 20W | 1,550円 | 不要 | ○ | SS |
| エヴァリス プリセット オートヒーター 20W | 1,710円 | 不要 | ○ | SS |
| GEX メダカ元気 オートヒーター 20 | 2,143円 | 不要 | ○ | S |
| GEX セーフカバーオートヒーター 20 26℃自動保温 | 2,329円 | 不要 | ○ | S |
| ニッソー プロテクトオートスーパーミニ 20W | 2,689円 | 不要 | ○ | A |
| GEX AQUA HEATER スタンディ 20 26℃自動保温 | 2,703円 | 不要 | ○ | A |
| カミハタ ネワ サーモミニプラス 20W | 2,866円 | 不要 | × | B |
| NEWA サーモミニプラス 25℃固定 20W | 2,866円 | 不要 | × | B |
同じ20Wの8製品の中で、コスパは7位でランクBです。上位にはランクSSやSの製品が並んでいますが、このヒーターはカミハタの国内メーカー品で、サーモスタット不要の一体型という点は変わりません。縦横どちらにも置ける製品が多い中、この製品は縦横どちらも設置はできません。置き方を選ばない製品がよければ、上位の製品も見比べてください。
本体に温度を調整する仕組みが内蔵された一体型です。別にサーモスタットを用意する必要がなく、セットする手間も少なくて済みます。初めてヒーターを買う人でも迷いにくい作りです。
水替えのときなどにうっかり水から出た状態で通電してしまっても、空焚きを防ぐ機能がついています。小型水槽は水位が下がりやすいので、ありがたい機能です。ただし、水替えのときはコンセントを抜く習慣をつけると、さらに安心です。
カミハタの製品で、国内メーカーの安心感があります。電気代は24時間つけっぱなしでも1か月446円が上限です。同じサイズ帯ではコスパがランクAでした。
設定温度は25℃で固定です。ふつうの熱帯魚には使いやすい温度ですが、もう少し高めに保ちたい生き物には合わないことがあります。温度を細かく調整したい場合は、温度を調整できるタイプのヒーターを選んでください。
縦横自由に置ける製品と違い、置き方に決まりがあります。水槽に入れる前に、説明書で向きを確認してください。小さな水槽では置き場所が限られるので、先に設置の位置を決めておくと失敗しません。
カバーがついているかどうかは、ここでは確認できていません。魚がヒーターに触れるのが心配な場合は、別売りのヒーターカバーを使うと安心です。
はじめてヒーターを使う人は、この順番で設置すると失敗しません。
水を入れてからヒーターを入れる
ヒーターは水の中で使う前提で作られています。水が入っていない水槽や、空気中で電源を入れると高温になり、故障ややけどの原因になります。
水が流れる場所に固定する
フィルターの吹き出し口の近くなど、水が動く場所に吸盤で付けると、水槽全体がむらなく温まります。底砂に埋めたり、水草や石で囲んだりしないでください。縦置きしかできない製品は、説明書の向きを守ります。
水温計で温度を確かめる
電源を入れて数時間たったら、ヒーターから離れた場所に付けた水温計で温度を見ます。分離型は、サーモスタットのセンサーをヒーターから離して付けると、温度が正しく測れます。
水換えの前に電源を抜く
水位を下げてヒーターが水から出ると空焚きになります。水換えや掃除のときは先に電源を抜き、10分以上冷ましてから水から出します。
| 生き物 | 水温の目安 |
|---|---|
| 熱帯魚(グッピー・ネオンテトラなど) 一年中ヒーターが必要 |
24〜28℃ |
| ベタ 寒さに弱く、一年中ヒーターが必要 |
26〜28℃ |
| メダカ 屋内で冬も元気に過ごさせたい・冬も産卵させたいときに使う |
20〜26℃ |
| 金魚 なくても飼えるが、水温の急な変化や病気の治療のときに使う |
20〜25℃ |
| ミナミヌマエビ 水温が急に変わらないようにするために使う |
20〜26℃ |
ヒーターの中のサーモスタットが壊れると、設定温度を超えても電気が止まらず、水温が上がり続けることがあります。編集部でも、サーモスタット一体型のヒーターが購入から1年ほどで故障し、設定25℃の水槽が38℃まで上がって、熱に強いはずの魚まで死なせてしまったことがあります。水温計を水槽に入れて、毎日ひと目で水温を確かめる習慣をつけるだけで、こうした事故は早く気づけます。
設定どおりに温まらない、逆に水温が高すぎる、通電ランプがつかない、コードや本体にひび・変色・膨らみがある、焦げたにおいやパチパチという音がするといった症状は、故障のサインです。異臭や異音、本体の異常な熱さに気づいたら、すぐにコンセントを抜いてください。ただし水温のずれは水温計の誤差や置き場所が原因のこともあるので、別の温度計と比べてから判断しましょう。
ヒーターが水から出た状態で通電すると、空焚き防止の安全装置が働いて二度と使えなくなったり、ガラス管が割れたりします。水換えや掃除の前には、必ずヒーターのコンセントを抜いてから作業しましょう。
水槽ヒーターは消耗品で、半年以上しまっておいたものは壊れていることも少なくありません。冬が来るたびに新しいものに替えると、故障による事故をぐっと減らせます。手ごろな価格のヒーターなら、買い替えの負担も小さく済みます。
カミハタ ネワ サーモミニプラス 20Wは何cmの水槽に使えますか?
水量12Lまでが目安で、20cmキューブ・25cm水槽・30cm規格水槽にちょうどよい大きさです。それより大きい水槽では温まりきらないことがあります。
サーモスタットは別に買う必要がありますか?
サーモスタットを本体に内蔵した一体型なので、別に買う必要はありません。コンセントに差すだけで温度を保ちます。
何℃になりますか?
水温を約25℃に保つ温度固定のヒーターで、温度は変えられません。
電気代はいくらかかりますか?
20Wなので、24時間つけっぱなしでも1か月446円が上限です。水温が設定温度に届くと電気を止めるので、実際はもっと安くなります。
横置きできますか?
横置きできるという記載はありません。説明書のとおりの向きで使ってください。
ベタに使えますか?
使えます。ベタに合う水温(26〜28℃)を保てて、ベタを飼うことの多い小型の水槽に合う大きさです。
水槽の中でどのくらい場所をとりますか?
ヒーター部分のいちばん長いところが約17.2cmです。レイアウトを広く使いたい小型水槽では、短い製品やパネルヒーターが向いています。
30cm規格水槽以下の小さな水槽で、熱帯魚を25℃で飼いたい人に向いています。サーモスタットを別に用意せず、買ってすぐ使いたい人にも合います。国内メーカーの製品を選びたい人にも安心です。
36cm水槽や45cm規格水槽、60cm規格水槽など12Lを超える水槽の人は、より高いW数のヒーターを選んでください。水量に合うW数かどうかを先に確かめるのがコツです。縦横自由に置きたい人や、コスパを優先したい人は、同じ20Wでランクの高い製品も比べてみてください。
同じくらいのW数・同じ使い方のヒーターです。カミハタ ネワ サーモミニプラス 20Wと比べてみてください。
みんなの使用レビュー口コミ