


| 結論 | 150Lまで使えます。小さな水槽には大きめです。 |
|---|---|
| 評価 | ★★★★★ 4.5/5 |
| 温まる水量 | 150L以下(75cm水槽まで) |
| 温度 | サーモスタットで設定 |
| サーモスタット | 付属(ヒーターとサーモスタットが別々の分離型) |
| コスパランク | S (300Wヒーター16製品中6位) |
| 電気代 | 1か月最大6,696円 |
GEX セーフカバーナビパック 300Wは、メーカー記載で150Lまでの水槽に使える、サーモスタット付きの水中ヒーターセットです。早見表に並ぶ12cmキューブから60cm規格水槽までは、どれもヒーターのほうが大きめの判定なので、本領を発揮するのはそれより大きな水槽です。同じ300Wの製品の中ではコスパ6位でランクSと、安心して選べる位置にいます。

| サイズ | 記載なし |
|---|---|
| 水槽の中で使う長さ | 記載なし |
| 消費電力 | 300W |
| 推奨水量 | 150L以下 |
| 温度 | サーモスタットで設定 |
| サーモスタット | 付属(ヒーターとサーモスタットが別々の分離型) |
| 縦置き・横置き | どちらも可 |
| 空焚き防止 | ○ |
| カバー | ○ |
| SP規格 | ○ |
| ネット販売価格 | 6,080円前後(毎週更新) |
| 大型水槽向け コスパランク |
A |
| 300W限定 コスパランク |
S |
このヒーターは、ヒーターとサーモスタットが別々になった分離型で、サーモスタットは最初からセットに付いています。そのため、サーモスタットを別に買い足す必要はありません。設置は縦でも横でもでき、カバー付きで空焚き防止にも対応し、SP規格も満たしています。対象の生き物は熱帯魚で、国内メーカーのGEXの製品です。
| 1日の稼働時間 | 1日 | 1か月(30日) | 冬の5か月 |
|---|---|---|---|
| 6時間 | 55.8円 | 1,674円 | 8,370円 |
| 12時間 | 111.6円 | 3,348円 | 16,740円 |
| 24時間 | 223.2円 | 6,696円 | 33,480円 |
1kWhあたり31円(全国家庭電気製品公正取引協議会の目安単価)で計算。冬の5か月は11月〜3月の150日分です。
24時間つけっぱなしにした場合でも、1か月の電気代は表の金額が上限です。実際には、設定した水温に届くとサーモスタットが通電を止めるので、これより下がるのがふつうです。部屋が暖かい時期ほど電気代は少なくなります。
| 水槽 | 実際の水量 | このヒーター | 合うW数 |
|---|---|---|---|
| 12cmキューブ | 約1.6L | ○ | 10W |
| 15cmキューブ | 約3L | ○ | 10W |
| 17cmキューブ | 約4.4L | ○ | 15W |
| 20cmキューブ | 約7.2L | ○ | 20W |
| 25cm水槽 | 約8.4L | ○ | 20W |
| 30cm規格水槽 | 約11.7L | ○ | 25W |
| 36cm水槽 | 約18.5L | ○ | 40W |
早見表では、12cmキューブから60cm規格水槽まで、すべてヒーターが大きめという判定です。水量が少ない水槽ほど、300Wは水温が上がりやすく、余裕がありすぎます。60cm規格水槽より大きい水槽や、水量の多い水槽で選ぶと、無理なく使えます。
メーカーが示している適合水量は150Lまでです。ただ、上限いっぱいで使うのか、小さな水槽に入れるのかで、使い心地が変わります。
適合水量の上限150Lは、メーカーが記載している数字です。この範囲なら、300Wのパワーで水温をしっかり保てる設計と考えてよいでしょう。水量が多い水槽ほど温まりにくく、冬は部屋の温度との差も大きくなるので、その分ワット数に余裕があると安心です。
60cm規格水槽の水量は約58Lで、上限の150Lにはかなり余裕があります。早見表の判定ではヒーターが大きめですが、サーモスタットが設定温度で止めてくれるので、使えないわけではありません。寒い部屋に置く場合や、冬の室温がかなり下がる場合には、余裕がある分だけ頼りになります。
12cmキューブから30cm規格水槽くらいまでの小さな水槽では、300Wは明らかに大きすぎます。水量が少ないと、わずかな通電でも水温が動きやすく、変化が大きくなりがちです。小さな水槽で使うなら、水量に合った小さいW数のヒーターを選ぶほうが、水温が安定します。
コスパのランクは、価格の安さに加えて、縦横どちらにも置けるか、温度を自動で保つかを加味して付けています。
| 製品 | 価格 | サーモ | 縦横設置 | ランク |
|---|---|---|---|---|
| コトブキ シグナルヒーター 300W | 2,980円 | 付属 | ○ | SS |
| コトブキ パワーサーモ ET-300X 300W | 2,400円 | 不要 | × | SS |
| ニッソー プロテクトヒーター R-300W | 3,583円 | 不要 | × | SS |
| コトブキ シグナルヒートセット 300W | 5,250円 | 付属 | ○ | SS |
| HUIZHOU オートヒーター 300W | 6,019円 | 不要 | ○ | SS |
| GEX セーフカバーナビパック 300W | 6,080円 | 付属 | ○ | S |
| エルエンスタジオ オートヒーター 水槽用ヒーター 300W | 5,000円 | 不要 | × | S |
| コトブキ パワーサーモ ET-330XD&シグナルヒーター 300W | 6,682円 | 付属 | ○ | S |
| ニッソー プロテクトプラス R−300W | 6,090円 | 付属 | × | A |
| ShiawaseforU 水槽用ヒーター LEDデジタル 300W | 6,199円 | 不要 | × | A |
同じ300Wの16製品の中で、このヒーターは6位でランクSです。上位にはコトブキのシグナルヒーターなどランクSSの製品が並びますが、縦横どちらにも置けて国内メーカーという点では、肩を並べています。サイズ帯全体で見ると、119製品中83位でランクAなので、同じ300Wのなかで選ぶほうが、よさが伝わりやすい製品です。
ヒーターとサーモスタットが別々の分離型で、サーモスタットは最初からセットに入っています。これ1つ買えば、温度を設定して水温を保つところまでそろいます。はじめて熱帯魚の水槽を立ち上げる人でも、組み合わせに迷いません。
縦横どちらにも設置できるので、水槽の中のレイアウトに合わせて置き場所を選べます。カバー付きで、魚が直接ヒーターに触れにくく、空焚き防止にも対応しています。SP規格も満たしているので、安全面を重視する人にも向いています。
GEXは国内メーカーで、サポートや情報が探しやすい安心感があります。同じ300Wの中ではコスパ6位でランクSなので、価格と内容のバランスがよい製品です。大きめの水槽にしっかり使いたい人には、選びやすい一本です。
早見表のとおり、60cm規格水槽以下ではヒーターが大きめの判定です。小さな水槽に使うと、温度の動きが大きくなりやすく、魚への負担が心配です。対処法として、水量に合ったW数のヒーターを選んでください。30cm以下の水槽なら、もっと小さいW数が向いています。
ヒーターとサーモスタットが別々なので、水槽まわりに本体が2つ必要で、コードも増えます。見た目をすっきりさせたい人には、少し気になるかもしれません。対処法として、コードはまとめて留め、サーモスタットは水がかからない場所に置くと、すっきり安全に使えます。
楽天のレビュー件数は0件で、実際に使った人の感想は参考にしにくい状況です。そのぶん、メーカーの記載やSP規格、カバー付きといった仕様を見て選ぶことになります。対処法として、購入したら最初の数日は水温計で水温を確認し、設定どおりに保てているか見ておくと安心です。
はじめてヒーターを使う人は、この順番で設置すると失敗しません。
水を入れてからヒーターを入れる
ヒーターは水の中で使う前提で作られています。水が入っていない水槽や、空気中で電源を入れると高温になり、故障ややけどの原因になります。
水が流れる場所に固定する
フィルターの吹き出し口の近くなど、水が動く場所に吸盤で付けると、水槽全体がむらなく温まります。底砂に埋めたり、水草や石で囲んだりしないでください。縦置きしかできない製品は、説明書の向きを守ります。
水温計で温度を確かめる
電源を入れて数時間たったら、ヒーターから離れた場所に付けた水温計で温度を見ます。分離型は、サーモスタットのセンサーをヒーターから離して付けると、温度が正しく測れます。
水換えの前に電源を抜く
水位を下げてヒーターが水から出ると空焚きになります。水換えや掃除のときは先に電源を抜き、10分以上冷ましてから水から出します。
| 生き物 | 水温の目安 |
|---|---|
| 熱帯魚(グッピー・ネオンテトラなど) 一年中ヒーターが必要 |
24〜28℃ |
| ベタ 寒さに弱く、一年中ヒーターが必要 |
26〜28℃ |
| メダカ 屋内で冬も元気に過ごさせたい・冬も産卵させたいときに使う |
20〜26℃ |
| 金魚 なくても飼えるが、水温の急な変化や病気の治療のときに使う |
20〜25℃ |
| ミナミヌマエビ 水温が急に変わらないようにするために使う |
20〜26℃ |
ヒーターの中のサーモスタットが壊れると、設定温度を超えても電気が止まらず、水温が上がり続けることがあります。編集部でも、サーモスタット一体型のヒーターが購入から1年ほどで故障し、設定25℃の水槽が38℃まで上がって、熱に強いはずの魚まで死なせてしまったことがあります。水温計を水槽に入れて、毎日ひと目で水温を確かめる習慣をつけるだけで、こうした事故は早く気づけます。
設定どおりに温まらない、逆に水温が高すぎる、通電ランプがつかない、コードや本体にひび・変色・膨らみがある、焦げたにおいやパチパチという音がするといった症状は、故障のサインです。異臭や異音、本体の異常な熱さに気づいたら、すぐにコンセントを抜いてください。ただし水温のずれは水温計の誤差や置き場所が原因のこともあるので、別の温度計と比べてから判断しましょう。
ヒーターが水から出た状態で通電すると、空焚き防止の安全装置が働いて二度と使えなくなったり、ガラス管が割れたりします。水換えや掃除の前には、必ずヒーターのコンセントを抜いてから作業しましょう。
水槽ヒーターは消耗品で、半年以上しまっておいたものは壊れていることも少なくありません。冬が来るたびに新しいものに替えると、故障による事故をぐっと減らせます。手ごろな価格のヒーターなら、買い替えの負担も小さく済みます。
GEX セーフカバーナビパック 300Wは何cmの水槽に使えますか?
水量150Lまでが目安で、75cm水槽にちょうどよい大きさです。それより大きい水槽では温まりきらないことがあります。
サーモスタットは別に買う必要がありますか?
ヒーターとサーモスタットが別々になった分離型で、サーモスタットはセットに含まれています。別に買う必要はありません。
何℃になりますか?
サーモスタットで15〜35℃の間で温度を設定できます。飼っている生き物に合わせて決めてください。
電気代はいくらかかりますか?
300Wなので、24時間つけっぱなしでも1か月6,696円が上限です。水温が設定温度に届くと電気を止めるので、実際はもっと安くなります。
横置きできますか?
縦置きでも横置きでも使えます。水深の浅い水槽でも置きやすい製品です。
150Lまでの大きめの水槽で、サーモスタットごと一度にそろえたい人に向いています。縦にも横にも置けて、カバーや空焚き防止がある安心感を重視する人にもおすすめです。国内メーカーの製品が好みの人にも、選びやすい一本です。
30cm以下の小さな水槽や、水量の少ない水槽で使いたい人は、別のヒーターを選んだほうが安心です。その場合は、水槽の水量に合ったW数の、サーモスタット付きのセットを探してください。同じ300Wで、コスパをもっと重視したい人は、ランクSSの製品も見比べるとよいでしょう。
同じくらいのW数・同じ使い方のヒーターです。GEX セーフカバーナビパック 300Wと比べてみてください。
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