


| 結論 | はい、CO2なしでも弱い光でじっくり育ちます。 |
|---|---|
| 難易度 | やさしい |
| 光量 | 弱い光でも育つ |
| CO2 | なしでも育つ |
| 水温 | 20〜28℃ |
| 価格 | 800円〜 |
ミクロソリウム ナローは、とても育てやすい陰性水草です。強い光もCO2添加もいらず、弱めの光とCO2なしの水槽でも元気に育ちます。流木や石に活着させて使う水草なので、植え方だけ気をつければ初心者の方でも安心して始められます。
ミクロソリウム ナローは、ミクロソリウム(ミクロソリウム・プテロプス)の仲間で、名前のとおり細くしなやかな葉が特徴です。濃い緑色の葉が根茎から立ち上がり、水中でゆったりと広がります。シダの仲間なので、水草のように茎が伸びるのではなく、這うように伸びる根茎から葉を出していきます。
| 分類 | ウラボシ科ミクロソリウム属 |
|---|---|
| 学名 | Microsorum pteropus "Narrow" |
| 似た水草 | ミクロソリウム、ウィンドゥロヴ、トライデント |
| 別名 | ナロー、ナローリーフ |
| 葉のサイズ | 幅0.5〜1.5cm、長さ10〜25cm前後 |
| 難易度 | やさしい |
| 成長速度 | 遅い |
| 配置 | 中景〜後景(流木・石に活着) |
| 水温 | 20〜28℃ |
| pH | 5.5〜7.5 |
| 硬度 | 軟水〜中硬水 |
| CO2 | なしでも育つ |
| 光量 | 弱い光でも育つ |
| 増やし方 | 株分け(根茎のカット) |
ネットでの販売価格は800円〜です(楽天市場・Yahoo!ショッピングの在庫がある出品の最安値。毎週更新)。
ナローは、ポットに入った状態で売られていることが多く、1ポットで複数の株が入っています。購入するときは、葉の緑色が濃く、根茎がしっかりしているものを選ぶと、水槽に入れてからの立ち上がりが良くなります。
![]()
濃い緑の細い葉は、水槽全体を落ち着いた雰囲気にまとめてくれます。流木や石の上にまとめて活着させると、自然な渓流のような雰囲気が出ます。葉が長くなるので、水槽の後ろ側から中央にかけて配置すると、全体のバランスがとりやすくなります。
ミクロソリウム ナローは、水温20〜28℃、pH5.5〜7.5ほどの幅広い水質に適応します。日本の水道水でも問題なく育つことが多く、特別な水質調整は必要ありません。水質が安定した水槽であれば、導入直後からゆっくり育っていきます。極端に水温が高い夏場は、ヒーターやファンで調整してあげると安心です。
光は弱めで十分に育つ陰性水草です。照明は1日6〜8時間ほどを目安にし、色温度は5000〜7000K程度の一般的な白色光で問題ありません。強い光を長時間当てると、葉に苔が付きやすくなるため注意してください。
| 水槽 | 必要な明るさの目安 |
|---|---|
| 30cm水槽 | 260lm〜 |
| 45cm水槽 | 900lm〜 |
| 60cm水槽 | 1,150lm〜 |
| 90cm水槽 | 1,350lm〜 |
明るさは、ライトの箱や商品ページに書かれているルーメン(lm)の数字で比べられます。水槽のサイズに合う明るさのライトは、ライト事典のランキングから探せます。
ミクロソリウム ナローは、根茎をハサミで切り分けて増やします。葉が3〜4枚以上ついた状態で根茎をカットし、流木や石に活着糸やグルーで固定すると、新しい株として育ちます。成長がゆっくりなので、焦らずに数か月かけて増やしていきましょう。
ミクロソリウム ナローは、CO2を添加しなくても育つ水草です。成長はゆっくりですが、枯れにくく、初心者の方にも向いています。CO2を添加するとやや成長が早くなりますが、必須ではありません。CO2なしの水槽で、まず試してみたい水草のひとつです。
根茎から水中の栄養を吸収するため、水槽に液肥を少量添加すると、葉の色つやが良くなります。肥料の与えすぎは苔の原因になるので、少なめから始めてください。
水草用の液体肥料
![]()
水槽に入れたばかりのときや、水質が急に変わったときに、葉が黒くなったり溶けたりすることがあります。傷んだ葉を根元から切り取り、水質が落ち着くのを待つと、新しい葉が出てきます。
根茎を底床に深く埋めてしまうと、腐って溶けやすくなります。ナローは流木や石に活着させて育てるのが基本です。底床に植えるときは、根茎を埋めず、根の部分だけを軽く差し込んでください。
成長がゆっくりなため、葉の表面に茶ゴケや黒ヒゲゴケが付きやすい水草です。照明時間を短くして、水換えを定期的に行うと、苔の発生を抑えられます。苔が付いた古い葉は、根元から切り取ってしまっても大丈夫です。
ミクロソリウム ナローは、30cm以上の水槽から使いやすく、60cm水槽では後景から中景の主役になります。アヌビアス ナナやクリプトコリネ、ブセファランドラなどの陰性水草と組み合わせると、弱い光でも管理しやすい落ち着いた水槽になります。
みんなの意見