

ピンポンパールの正式名称はインシュリン(珍珠鱗)といって中国産の金魚になります。身体がピンポン玉のように丸いことや鱗がパールを埋めたような形状をすることから、ピンポンパールという名称で日本では親しまれています。
ピンポンパールの正式名称はインシュリン(珍珠鱗)といって中国産の金魚になります。身体がピンポン玉のように丸いことや鱗がパールを埋めたような形状をすることから、ピンポンパールという名称で日本では親しまれています。
日本からアメリカへ輸入されたフナやリュウキンが自然交配をして誕生したのがコメットです。アメリカからコメットとして日本へ再び輸入されているので逆輸入の金魚になります。
オランダ獅子頭(シシガシラ)は頭部に肉瘤がある金魚で丸々としたボディも特徴的です。長く発達した尾ヒレ、開き尾が魅力的でバサバサと泳ぐ姿などは品評会の評価対象にもなっています。
琉金は鑑賞魚として非常に人気があり個体によっては数千円〜数万円します。頭から胴体までを圧縮したかのように、全長が短く、それでいて体高が高く、丸々としています。パッと見の存在感はらんちゅうに近いかもしれません。
丹頂は頭部に真っ赤な肉瘤がある白い金魚です。オランダ獅子頭の色変種で中国から来た金魚になります。タンチョウ(鳥類ツル科)の姿に由来しています。真横から見ても丹頂の特徴と美しさを捉えることができますが、真上から見るとより魅力的です。
リュウキンの突然変異(病的原因)を元に品種改良で誕生した金魚が出目金です。祭りの縁日でも見かけるメジャーな金魚で見たことがある人も多いはず。デメキンといえば黒という方もいますが、他に赤色、白色が代表的になります。
金魚といえば和金となるほどスタンダードの品種です。金魚の原点であり、緋鮒(ヒブナ)から派生して生まれたのが和金です。和金は他の金魚と違って丸っとした姿より細長い体型が特徴的です。
地金は和金の突然変異種で尾ヒレが立ち上がり4つに割れており、孔雀尾や四尾と呼ばれています。また、六鱗といって口のさき、鰓蓋(左右のえらぶた)、それぞれのヒレ(左右と尾)の6つが赤く染まっています。それ以外の体色は真っ白というのも特徴の一つです。
水泡眼(スイホウガン)は目の下が風船のように膨らんだ金魚です。目の下の袋にはリンパ液が入っています。背ビレがない品種が主流ですが、背ビレのある個体も中国から稀に輸入されるとか。