


| 結論 | CO2なしでも育ちます。ただし成長はゆっくりです |
|---|---|
| 難易度 | やさしい |
| 光量 | 弱い光〜中程度 |
| CO2 | なくても育つ |
| 水温 | 22〜28℃ |
| 価格 | 650円〜 |
クリプトコリネ パルヴァは、小型で育てやすい陰性水草です。弱めの光でも育ち、CO2を添加しなくても枯れにくいので、初めてクリプトコリネを育てる方にも向いています。ただし成長はとてもゆっくりで、環境が変わると葉が溶けることもあります。植えたら動かさず、気長に待つのがいちばんのコツです。
クリプトコリネ パルヴァは、スリランカに分布するとされる小型のクリプトコリネで、細長くやわらかい緑色の葉をロゼット状に広げます。クリプトコリネの仲間の中でもとくに背が低く、草丈が伸びにくいので、前景草として使いやすい種類です。根を張ると地面をじわじわと覆うように広がり、落ち着いた草原のような雰囲気になります。
| 分類 | サトイモ科 クリプトコリネ属 |
|---|---|
| 学名 | Cryptocoryne parva |
| 似た水草 | クリプトコリネ ウェンティ、クリプトコリネ ルテア |
| 別名 | パルバ |
| 葉のサイズ | 葉の長さ3〜10cm程度 |
| 難易度 | やさしい |
| 成長速度 | とても遅い |
| 配置 | 前景 |
| 水温 | 22〜28℃ |
| pH | 6.0〜7.5 |
| 硬度 | 軟水〜中硬水 |
| CO2 | なくても育つ |
| 光量 | 弱い光〜中程度 |
| 増やし方 | ランナーによる株分け |
ネットでの販売価格は650円〜です(楽天市場・Yahoo!ショッピングの在庫がある出品の最安値。毎週更新)。
パルヴァは、ポットに入った育成株、ライフマルチなどの素材に付いた状態、無農薬の組織培養カップなど、いくつかの形で売られています。ポットは根がしっかりしていて植えやすく、組織培養カップは害虫や貝の心配が少ないので、水槽を立ち上げたばかりの方に向いています。広い面を覆いたいときは、複数ポットをまとめて買うと仕上がりが早くなります。
![]()
パルヴァは明るい黄緑から落ち着いた緑色の葉で、水槽の手前にやさしい緑の面を作ってくれます。小さな株を少しずつ離して植えると、広がったときに自然な密度になります。流木や石の根元に添えると、背の低い葉が景観になじみます。
パルヴァは、pH6.0〜7.5くらいの弱酸性から中性、軟水から中硬水の水でよく育ちます。日本の水道水でも育てられることが多く、極端に硬い水でなければ神経質になる必要はありません。それよりも、水質や水温が急に変わることのほうが葉が溶ける原因になりやすいので、水換えは少量ずつこまめに行うと安心です。
陰性水草なので強い光は必要なく、弱めから中程度の光で十分に育ちます。点灯時間は1日8時間前後を目安にし、色温度は6500K前後の一般的な白色光で問題ありません。光が強すぎたり長すぎたりすると、苔が葉に付きやすくなるので注意してください。

| 水槽 | 必要な明るさの目安 |
|---|---|
| 30cm水槽 | 260lm〜 |
| 45cm水槽 | 900lm〜 |
| 60cm水槽 | 1,150lm〜 |
| 90cm水槽 | 1,350lm〜 |
明るさは、ライトの箱や商品ページに書かれているルーメン(lm)の数字で比べられます。水槽のサイズに合う明るさのライトは、ライト事典のランキングから探せます。
パルヴァは、親株の根元から地下茎のランナーを伸ばして新しい株を作ります。環境に慣れるまで時間はかかりますが、根が張ると少しずつ株が増えていきます。子株が親株と同じくらいに育ったら、ランナーを切って分けると植え替えにも使えます。
株分けをするときは、底砂ごと株を掘り上げ、根をなるべく切らないように手で分けます。植え直したあとは、一時的に葉が溶けても根が残っていればまた新しい葉が出てくるので、そのまま様子を見てください。
パルヴァはCO2を添加しなくても育ちます。光が弱めの水槽でも、根から栄養を吸収しながらゆっくり成長します。CO2を添加すると成長が早くなる傾向はありますが、急に環境が変わると溶けることもあるので、はじめはCO2なしで様子を見るのがおすすめです。
クリプトコリネは根から栄養を吸うため、根元に埋め込むタイプの固形肥料や栄養分のある底砂があると、成長が安定しやすくなります。液肥は、水草の様子を見ながら少量を足す程度で十分です。
水草用の液体肥料
![]()
クリプトコリネは、水槽に入れた直後や環境が変わったときに葉が溶ける「クリプトメルト」が起こりやすい水草です。多くの場合、根が残っていれば数週間ほどで新しい葉が出てくるので、溶けた葉だけを取り除いて、そのまま動かさずに待ってください。
パルヴァはもともと成長がとても遅い水草です。成長が止まっているように見えても、根が張る準備をしていることが多いので焦らなくて大丈夫です。底砂に固形肥料を埋め込み、光を強くしすぎないようにすると、少しずつ新しい葉が出てきます。
成長がゆっくりなぶん、葉の表面に苔が付きやすい面があります。点灯時間を短めにして、水換えをこまめに行い、苔を食べるエビや貝を入れると予防しやすくなります。ひどく汚れた葉は、早めに切り取ってください。
パルヴァは背が低いので、30cm前後の小型水槽から60cm水槽まで、前景草として使えます。ウェンティ系のクリプトコリネや、アヌビアス ナナ プチなどの陰性水草と組み合わせると、光の弱い水槽でも手入れしやすい構成になります。

みんなの意見