MENU
レイアウト集
水草一覧

【金魚の塩浴計算機あり】塩浴期間と水替えのタイミングや戻し方

【金魚の塩浴計算機あり】塩浴期間と水替えのタイミングや戻し方
結論 水1Lに塩5gで1〜2週間、戻すときは4日かけて少しずつ

金魚の塩浴は、水1Lに食塩5g(0.5%)を溶かして1〜2週間ほど様子を見るのが基本で、終えるときは4日ほどかけて半分ずつ水を替えて真水に戻します。塩水の濃度は金魚の体液に近く、体の負担を軽くできますが、病気によっては塩だけでは治らず、薬と組み合わせる必要があります。この記事では、塩の計算方法、水替えのタイミング、戻し方、塩浴が向かない場面まで順に説明します。

塩浴には添加物のない食塩が向いています。濃度を正確に作るために必要です。

「金魚 塩浴 食塩」の最安を探す
目次
目次(7項目)
  1. 金魚の塩浴で期待できる効果
  2. 塩浴の濃度計算とやり方
  3. 塩浴の戻し方と終わらせ方
  4. 塩浴がうまくいかない場面と薬の併用
  5. 塩浴のよくある質問
  6. この記事で紹介した商品
  7. まとめ

金魚の塩浴で期待できる効果

塩浴は、水の塩分を金魚の体液の濃度に近づけて、体の負担を減らす方法です。万能の治療法ではないので、できることとできないことを知っておくと安心です。

体への負担を減らして回復を助ける

金魚は真水の中で、体内の塩分を保つために常に浸透圧の調整をしています。水に0.5%ほどの塩を加えると、この調整にかかる労力が減り、弱った体を休ませやすくなります。白点病の初期、転覆病、松かさ病、ヒレが傷んだときなど、体力を守りたい場面でよく使われます。ただし塩浴そのものに病原体をなくす力が強いわけではないので、症状が進んでいるときは魚病薬が必要です。

塩浴の仕組み
水は塩分の多い場所へ移動するため負荷がかかる
塩浴の仕組み
塩分濃度を合わせることで負荷が軽減される

傷や粘膜のはがれのケアにも役立ちます

けがや潰瘍、粘膜のはがれがあると、体液が外に出て金魚が弱りやすくなります。塩浴は体液の流出による消耗をやわらげ、回復を後押しします。傷口からはエロモナス菌やカラムナリス菌、水カビが入りやすいため、状態によっては観賞魚用の魚病薬を併用すると安心です。薬の量や期間は、必ず製品の説明書に従ってください。

ずっと塩浴のまま飼うのはおすすめしません

ベテランの飼育者の中には、常に薄い塩水で飼う方もいるようです。ただ、塩浴用の容器は小さいことが多く、水が汚れやすいため、手入れの手間が増えます。水草は0.5%の塩分で傷んだり枯れたりしやすいので、水草のある水槽では行わないでください。当サイトでは、必要なときだけ行う方法をおすすめします。

塩浴の濃度計算とやり方

準備はむずかしくありません。家にある道具でできますが、水量を正確に決めることがいちばん大切です。

塩浴の流れ
  1. 隔離水槽と塩など備品を用意
  2. 1Lあたり5gの塩を入れて調節する
  3. 1週間〜2週間を目安に様子を見る
  4. (水換えする場合は抜いた分の塩水を足す)
  5. 塩浴を辞める場合は50%の水換えをする(1日目)
  6. 2日目も50%の水換えをする(塩分濃度は25%になる)
  7. 3日目も50%の水換えをする(塩浴濃度は12.5%になる)
  8. 4日目に全ての水を換えて終了。
簡単だね!

塩は食塩を使います

使う塩は、一般的に売られている食塩で十分です。味塩のように旨み成分(調味料)が入っているものは避けてください。ミネラルを含む自然塩を使う方もいますが、迷ったら添加物のない食塩が無難です。

塩浴は別の容器で行います

塩浴にはバケツや衣装ケース、小型の水槽などの別容器を用意すると確実です。砂利や流木が入った水槽では、見た目の水量より実際の水が少なく、塩分が濃くなりすぎることがあります。たとえば12L入りの水槽に砂利が2L分入っていれば、水は約10Lです。別容器なら入れる水の量を自分で決められるので、塩の量もずれません。最初に入れた水量がわかる目印をつけておくと、あとの水替えにも役立ちます。

塩の量は水1Lに5gです

濃度は0.5%、つまり水1Lに食塩5gが目安です。5gは計量スプーンの小さじすり切り1杯ほどなので、2Lのペットボトルで水を量りながら、1本につき小さじ2杯を入れていけば、はかりがなくても作れます。水に塩を入れたら、完全に溶けたのを確認してから金魚を入れてください。ページ上部の計算機を使えば、水量を入れるだけで必要な塩の量がわかります。水温は、元の水槽と同じくらいに合わせておきます。

塩浴に使う計量スプーン

フィルターは使わずエアレーションを行います

外掛けフィルターなどの濾過器を使うと、濾材やろ過槽の水と混ざって塩分が薄まったり、場所によって濃さが変わったりすることがあります。塩浴中はエアーストーンで酸素を送るのが基本です。水流がほしいときは、水中ポンプだけを使う方法もあります。季節によっては、ヒーターで水温を安定させることも大切です。

期間は1〜2週間が目安です

塩浴は1〜2週間ほどを目安に、金魚の様子を見ながら続けます。最低でも1週間は様子を見て、元気や食欲が戻ったかを確かめてください。改善しないときや悪化するときは、塩浴だけにこだわらず、病気に合った魚病薬を検討します。薬浴と同時に行うときは、薬浴の期間に合わせます。

水替えは同じ濃さの塩水で行います

水が汚れてきたら、一部の水を抜いて、同じ濃さの塩水を足します。抜いた水の量に合わせて、水1Lあたり5gの塩を溶かした水を用意しておくと、濃度が変わりません。このとき水温を合わせ、カルキ抜きをした水を使ってください。ただ足すだけだと濃度が下がるので注意が必要です。

餌はなるべく控えます

塩浴中は容器が小さく、水が汚れやすいので、餌はできるだけ控えめにします。転覆病のときは、餌が負担になることがあるため、特にひかえてください。ただし、容器が大きく水質が保てる場合や、長期にわたる場合は、少量にするなど調整します。あげるなら、水替えの直前に少しだけあげると、汚れを抑えられます。

たらい 万能容器 30L ブラック | 日本製 バケツ 大容量 水槽 黒 30リ…

たらい 万能容器 30L ブラック | 日本製 バケツ 大容量 水槽 黒 30リ…

塩浴は別容器で水量を決めて行うと、濃度のずれを防げます。 価格は1,280円前後です(毎週更新)。

この商品の最安を探す

塩浴の戻し方と終わらせ方

塩浴を終えるときは、いきなり真水に替えないことが大切です。金魚の体が急な濃度の変化に驚いてしまうからです。

4日かけて少しずつ戻します

1日目に水の半分を真水(カルキ抜きして水温を合わせたもの)に替えます。2日目にもう半分、3日目にまた半分を替えると、塩分は約12.5%(元の8分の1)まで下がります。4日目には、残った水を入れ替えるか、元の水槽に戻します。戻すときは水質が違うので、必ず水合わせをしてください。

元の水槽へ戻す前にそろえておくこと

元の水槽に戻す前に、症状が消えて食欲も戻っているかを確かめます。病気の原因が水槽に残っていると再発することがあるので、水槽の水替えや掃除をしておくとよいでしょう。ようすを見ながら、餌も少しずつ元に戻します。

塩浴がうまくいかない場面と薬の併用

塩浴は、病気によっては効果が不十分だったり、逆効果になったりします。見分け方を知っておきましょう。

カラムナリス菌が原因の病気は塩だけで治しません

尾ぐされ病、口ぐされ病、エラ病の原因であるカラムナリス菌は、低い塩分濃度でも育つとされています。0.5%程度の塩だけでは増殖を止められない可能性があるため、これらの病気では塩浴だけで済ませず、観賞魚用の魚病薬を使ってください。塩浴は体を守るための補助と考えてください。

白点病やコショウ病では水温と薬を合わせます

白点病は塩浴と、水温の調整、薬浴を組み合わせるのが一般的です。コショウ病(ウーディニウム)は、塩浴だけで治るとは限らないため、薬浴も考えます。いずれも、薬の量と期間は製品の説明書に従い、塩と薬を同時に使ってよいかも確認してください。

白点病

薬には水草やろ過バクテリアへの影響があります

魚病薬は種類によって、水草やろ過バクテリアへの影響が違います。たとえばアグテンは比較的扱いやすいとされますが、使う前に説明書で対象の病気や使い方を確認してください。エルバージュエースなどは、エロモナス症(穴あき病、ポップアイ、松かさ病など)に使われます。塩浴の容器で使えば、水槽への影響を避けやすくなります。

病気ごとの目安

白点病、コショウ病、尾ぐされ病、水カビ病、エラ病には、アグテンやメチレンブルー、グリーンFリキッドなどが使われることが多くあります。ポップアイ、穴あき病、松かさ病、運動性エロモナス病には、ニフルスチレン酸ナトリウムを含む薬が使われます。イカリムシ病には、寄生虫向けの薬です。転覆病は薬で決まった対処があるわけではなく、塩浴と水温管理、餌の調整で様子を見ます。いずれも症状が似た別の病気のことがあるので、迷ったら説明書や専門店で確認してください。

病魚薬 魚病薬 グリーンFクリアー 60ml 熱帯魚 金魚 薬 動物用医薬品

病魚薬 魚病薬 グリーンFクリアー 60ml 熱帯魚 金魚 薬 動物用医薬品

塩浴だけでは治りにくい病気のときに、薬浴を併用できます。 価格は980円前後です(毎週更新)。

この商品の最安を探す

塩浴のよくある質問

最後に、よくある疑問に答えます。

どれくらい続ければよいですか

最低でも1週間は様子を見て、1〜2週間を目安にします。元気になったら、4日かけて戻します。

濃度は何%にしますか

0.5%です。水1Lに塩5gで、小さじすり切り1杯が目安です。

この記事で紹介した商品

当選確率2分の1!1等最大100% テトラ 金魚オートヒーター 50W 水槽 自…

当選確率2分の1!1等最大100% テトラ 金魚オートヒーター 50W 水槽 自…

塩浴中の水温を安定させ、金魚の負担を減らせます。 価格は1,101円前後です(毎週更新)。

この商品の最安を探す

水槽ヒーターのおすすめと選び方を見る

まとめ

金魚の塩浴は、水1Lに食塩5gを溶かして1〜2週間を目安に行い、終えるときは4日かけて少しずつ真水に戻します。濃度を守り、フィルターは使わず、水量は別容器で正確に決めると失敗しにくくなります。カラムナリス菌が原因の病気などは塩浴だけでは治らないため、魚病薬を併用してください。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

アクアリウムTIPSではアクアリウムに関する様々なログや情報をお届けしていきます。定期的にコンテストも開催し、アクアリストを繋ぐメディアの運営に努めています。

調べたい情報を探す

アクアリウムコラム
金魚の飼い方メダカの飼い方ベタの飼い方

こちらも読まれています(PR)

みんなの飼い方ノウハウ

コメントする

目次