


| 結論 | 親魚と分け、水カビと酸欠を防いで20〜25度を保つ |
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金魚がたまごを産んだら、まず親魚と卵を別の容器に分け、水カビと酸欠を防ぎながら水温を20〜25度に保ちます。白く濁った卵はすぐに取り除き、孵化に備えて稚魚用の餌も早めに用意しておきましょう。卵と稚魚は成魚よりずっと弱いので、最初の数日の管理で生存率が大きく変わります。
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金魚の卵は水カビが生えやすく、放っておくと死んでしまうことがあります。卵や稚魚、水草への影響が比較的小さい薬として、孵化までの管理に役立ちます。 価格は1,237円前後です(毎週更新)。
産卵を見つけたら、その日のうちに次の順で整えていくと、卵が育つ環境をつくりやすくなります。卵は孵化までの数日間、ほとんど動けないので、飼い主が環境を守ってあげることが大切です。
金魚の親魚は、自分で産んだ卵でも生まれた稚魚でも、口に入るものは食べてしまいます。卵を見つけたら、親魚を別の水槽に移すか、卵が付いている水草や産卵床を別の容器に移しましょう。このあと水カビ防止剤を使うことを考えると、卵のほうを小さな容器に移したほうが管理しやすくなります。移すときは、元の水槽の水を使い、水温や水質が急に変わらないようにしてください。

金魚の卵はものに貼り付く性質があり、水カビが生えやすいのが弱点です。カルキ抜きをした水に入れて放っておくと、カビが広がって卵が死んでしまうことがあります。水カビ対策としては、アグテンやメチレンブルーといった観賞魚用の薬が使われます。アグテンはフィルターを使わなくても1日ほどで効果が薄れ、水の色が透明に戻るので、孵化するまでは色の変化を目安に入れ直します。一般にアグテンは稚魚や水草への影響が比較的小さいといわれています。一方、メチレンブルーは生きた水草を傷めることがあるため、産卵床や人工水草に産み付けられた卵に使うのが向いています。薬の量や使い方は製品ごとに異なるので、必ず説明書に従ってください。

卵も呼吸をしているので、水中の酸素が足りなくなると育ちません。金魚の産卵は春から初夏、秋口に多く、水温が上がりやすい時期は特に酸欠が心配です。親魚がエアレーションなしで元気に暮らしていても、卵や生まれたばかりの稚魚は同じようにはいきません。卵を入れた容器には、弱めのエアレーションを必ずつけましょう。ただし、泡が強すぎると卵が揺さぶられたり、稚魚が疲れたりするので、水面がゆるやかに動く程度に調整します。

金魚の卵は、水温にもよりますが、おおよそ3〜7日で孵化します。受精した卵は透き通ったままで、中に黒い目が見えてきます。反対に、白く濁った卵は無精卵や死んだ卵です。そのままにするとカビが生え、周りの健康な卵にも広がり、水質も悪くなります。無精卵は産んだときから混じっているので、見つけ次第、ピンセットやスポイトで取り除いてください。

卵を孵化させるには、水温20度以上が目安です。孵化までの日数は、おおよそ20度で5日前後、25度で4日前後、30度で3日前後といわれています。水温が高いほど早く孵化しますが、そのぶん水も傷みやすく、卵や稚魚が弱るリスクも上がります。管理しやすいのは25度前後です。春や秋の朝晩は冷え込むことがあるので、水温計で確認し、必要ならヒーターで温度を保ちましょう。1日の水温差が大きくならないようにすることも大切です。

生まれたばかりの稚魚は体が小さく、親魚と同じ餌は食べられません。ミジンコ、インフゾリア、ブラインシュリンプなど、小さな生き物を与えます。孵化直後の稚魚はおなかに栄養(ヨークサック)を持っていて、すぐには餌を食べません。2〜3日して泳ぎ始めたら、餌を与え始めます。インフゾリアやブラインシュリンプは用意に時間がかかるので、卵を隔離したころから準備しておくと慌てずにすみます。ミジンコは生きたものが販売されており、手に入れやすい餌です。

孵化した稚魚が出てきたら、水カビ防止剤を入れ続けるかどうかは、使っている薬の説明書で確認してください。卵の殻や死んだ卵が残っていると水が傷むので、見つけたら取り除きます。稚魚はとても小さいので、水換えは一度に大きくせず、少量を時間をかけて入れ替えるようにすると、負担を減らせます。
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卵も稚魚も酸欠に弱いため、24時間止めずにエアレーションを続ける必要があります。 価格は632円前後です(毎週更新)。
孵化したあとも、稚魚は水質の変化や酸欠にとても弱い時期が続きます。ここでは、稚魚が安定して育つための環境づくりを紹介します。
稚魚に生き餌を与えると水が汚れやすいので、フィルターで水質を保つほうが生存率は上がります。ただし、水流が強いフィルターは稚魚を吸い込んだり、流れに負けて弱らせたりします。エアーポンプで動かすスポンジフィルターや、水流の弱い投げ込み式フィルターを選びましょう。スポンジフィルターは目が細かく、稚魚が吸い込まれにくいのが利点です。水の流れをごく弱くできる外掛け式などは、稚魚がある程度大きくなってから使うと安心です。
多くの魚の稚魚は酸欠に弱く、死因として多いのも酸欠だといわれます。特に夏は、水温が上がって水に溶ける酸素が減るため、少しずつ死んでしまうことがあります。エアレーションは昼も夜も止めずに続けましょう。
水換えは、水質が急に変わらないよう、決めたペースで少しずつ行います。水がすぐに汚れる場合は、容器が小さすぎるか、フィルターの力が足りていない可能性があります。水換えの水は、カルキ抜きをして水温を合わせたものを使いましょう。
親魚と稚魚を一緒にしていると、隠れ家がない稚魚は食べられてしまいます。親魚と分けている場合でも、身を隠せる場所があると落ち着いて過ごせ、ストレスが減ります。水草、人工水草、小さな土管、流木など、隠れられるものなら何でも使えます。ただし、親魚との混泳はおすすめしません。
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水流が弱く、稚魚が吸い込まれにくいので、孵化後の水質を保ちながら酸素も確保できます。 価格は470円前後です(毎週更新)。
稚魚の餌は、大きさに合わせて少しずつ切り替えていきます。成長には個体差があるので、日数はあくまで目安にしてください。

生後1か月ほどは、体長が数ミリから2センチ前後の、とても小さな時期です。この間はミジンコ、インフゾリア、ブラインシュリンプを続けて与えます。フレークや顆粒をすりつぶしても、食べずに吐き出すことが多いので、小さな生き物を中心にしましょう。稚魚用の粉末の餌がある場合は、様子を見ながら混ぜて慣らしていくこともできます。

生後2〜3か月ごろには3センチ前後まで育ち、大きい個体は4センチほどになることもあります。このころからミジンコやブラインシュリンプだけでなく、刻んだアカムシや砕いた乾燥アカムシ、稚魚用の餌、すりつぶしたフレークを食べられるようになります。急に切り替えず、これまでの餌と混ぜながら少しずつ移行しましょう。食べ残しは水を傷めるので、数分で食べきれる量にとどめます。

フレークが食べられるようになったら、親魚と同じような餌に移れます。色を濃くしたいなら色揚げ用の餌、大きく育てたいならたんぱく質が多めの餌など、目的に合わせて選べます。ただし与えすぎは消化不良や水質悪化のもとなので、量は控えめにしましょう。
卵をたくさん産む金魚は、全部育てようとすると容器が足りなくなります。無理のない数で育てることも、生存率を上げるコツです。
一度に孵化する稚魚は数百匹になることもあります。狭い容器に詰め込むと水が急に傷み、酸欠も起きやすくなります。稚魚の数が多い場合は、容器を分けたり、育てる数を絞ったりして、水量に余裕を持たせましょう。
稚魚は成長に差が出やすく、大きな個体が小さな個体を追いかけたり、口に入れたりすることがあります。大きさに差が出てきたら、サイズごとに容器を分けると、生き残る数が増えます。
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孵化には20〜25度の水温を保つことが大切です。春や秋の冷え込みに備えて、温度管理に使えます。 価格は2,580円前後です(毎週更新)。
金魚がたまごを産んだら、親魚と分け、水カビと酸欠を防ぎ、水温を20〜25度に保つことが基本です。孵化後は水流の弱いフィルターとエアレーション、隠れ家を用意し、成長に合わせて餌を切り替えていきましょう。毎日こまめに様子を見てあげることが、いちばんの生存率アップにつながります。
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