


| 結論 | CO2なしでも育ちますが、成長はゆっくりです |
|---|---|
| 難易度 | やや難しい |
| 光量 | 弱い〜中程度の光 |
| CO2 | なくても育つ(あった方が良い) |
| 水温 | 23〜28℃ |
| 価格 | 3,420円〜 |
クリプトコリネ フスカは、弱めの光でゆっくり育つ、中級者向けの陰性水草です。CO2は必須ではなく、添加しなくても育ちますが、添加すると葉の展開が安定します。植えた直後に葉が溶けることがありますが、根が落ち着けば新しい葉が出てくるので、焦らず環境を変えずに待つのがコツです。
クリプトコリネ フスカは、ボルネオ島やスマトラ島周辺などの東南アジアに分布するクリプトコリネの仲間です。細長く波打つ葉が根元から立ち上がり、葉の色は産地によって緑から茶色がかった色まで違いが出ます。売られている株には、セカダウ産やブリトゥン産のように産地名が付くものがあり、見た目や性質に少しずつ個性があります。
| 分類 | サトイモ科 クリプトコリネ属 |
|---|---|
| 学名 | Cryptocoryne fusca |
| 似た水草 | クリプトコリネ ベケッティ、クリプトコリネ ペッチー |
| 別名 | 情報が少ない |
| 葉のサイズ | 葉の長さ10〜25cmほど |
| 難易度 | やや難しい |
| 成長速度 | 遅い |
| 配置 | 中景〜後景 |
| 水温 | 23〜28℃ |
| pH | 6.0〜7.5 |
| 硬度 | 軟水〜中硬水 |
| CO2 | なくても育つ(あった方が良い) |
| 光量 | 弱い〜中程度の光 |
| 増やし方 | ランナーによる株の増加、株分け |
ネットでの販売価格は3,420円〜です(楽天市場・Yahoo!ショッピングの在庫がある出品の最安値。毎週更新)。
多くは水上葉の状態で、1株ずつ販売されています。水上葉は水中に入れると葉が溶けて、しばらくしてから水中葉に切り替わるので、最初は葉が減ることを想定したうえで、根がしっかりした株を選ぶと失敗が少なくなります。ワイルド個体は産地ごとの違いを楽しめる一方、状態に差が出やすいので、根の張りや株の大きさを見て選んでください。
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落ち着いた緑から茶系の葉は、流木や石との相性がよく、自然な雰囲気にまとまります。大きめの葉が立ち上がるため、水槽の中景から後景に置くと、前景の小型の水草との高さの対比がきれいに出ます。数株をまとめて植えると、ふんわりとしたボリュームが出ます。
水温は23〜28℃ほどが目安で、極端な高温は苦手です。pHは弱酸性から中性の範囲で育ちますが、水質を急に変えると葉が溶けやすくなります。水換えの際は、水温と水質の差を小さくしてゆっくり入れてください。クリプトコリネは環境の急変が最大の敵なので、水換えは少量ずつ行うのが安心です。
強い光は必要なく、弱めから中程度の明るさで十分に育ちます。点灯時間は1日8時間前後を目安にし、色温度は6500K前後の一般的な白色の照明で問題ありません。光が強すぎると苔が付きやすくなるので、明るさよりも安定した点灯を心がけてください。

| 水槽 | 必要な明るさの目安 |
|---|---|
| 30cm水槽 | 260lm〜 |
| 45cm水槽 | 900lm〜 |
| 60cm水槽 | 1,150lm〜 |
| 90cm水槽 | 1,350lm〜 |
明るさは、ライトの箱や商品ページに書かれているルーメン(lm)の数字で比べられます。水槽のサイズに合う明るさのライトは、ライト事典のランキングから探せます。
環境が合うと、根元から地下茎が伸びて、横に新しい株が出てきます。親株から離れた位置に子株が出ることもあり、数か月から時間をかけて少しずつ群生していきます。子株は無理に切り離さず、しっかり大きくなるまで待つほうが安全です。
株が増えて込み合ってきたら、植え替えのときに根を傷めないよう注意しながら株を分けます。分けた直後は葉が溶けることがあるため、あらかじめ底床に余裕を持たせて、根が落ち着くまでそっとしておいてください。
CO2を添加しなくても育ちます。ただし成長はゆっくりで、新しい葉が出るまでに時間がかかります。CO2を少し添加すると、植え付け後の立ち上がりや葉の展開が安定しやすくなります。添加する場合も、強く焚きすぎず、魚や生体の様子を見ながら調整してください。
根から養分を吸うタイプなので、根元に埋め込む固形肥料や、栄養分のある底床があると調子がよくなります。液肥は薄めに少量ずつ与える程度にして、一度に多く入れないようにしてください。
水草用の液体肥料
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水上葉から水中葉への切り替えや、環境の変化で、葉が溶けることがあります。溶けた葉は水を汚さないよう取り除き、根を残したまま様子を見てください。根が生きていれば、数週間から数か月で新しい葉が出てきます。
根が浅いと浮き上がりやすくなります。クラウン(株の中心の部分)を埋めず、根だけを底床にしっかり差し込んでください。植え付け後は、頻繁に植え替えたり触ったりしないことが大切です。
成長がゆっくりなため、光が強すぎたり栄養が多すぎたりすると、葉の表面に苔が付きやすくなります。照明を弱めて点灯時間を短くし、傷んだ葉は早めに取り除いてください。
30cm以上の水槽から使えますが、葉が大きくなるので、45〜60cmほどの水槽の中景から後景に向いています。ミクロソリウムやアヌビアスなどの陰性水草と組み合わせると、落ち着いた雰囲気の水景になります。流木や石の周りに数株をまとめて植えると、自然な群生のように見せられます。

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