


| 結論 | 別容器で1〜2週間ほど休ませ、病気を確認します |
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金魚のトリートメントとは、新しく迎えた金魚をいきなり元の水槽に入れず、別の容器で1〜2週間ほど休ませながら様子を見ることです。長旅で弱った体を回復させ、病気の持ち込みを防ぐために行います。ここでは、用意するものから水合わせ、塩や薬の使い方、終わりの見極めまでを順に説明します。
迎えた金魚を先住の金魚と分けて休ませるために、専用の容器が必要です。
お店や知人から迎えたばかりの金魚は、見た目が元気でも安心できないことがあります。
金魚は袋に入れられて運ばれる間に、水質の変化や揺れ、低い水温や高い水温にさらされます。体力が落ちていると、普段は問題にならない細菌や寄生虫の影響を受けやすくなります。
白点病や尾ぐされ病などは、迎えた直後には症状が出ず、数日たってから目に見えることがあります。先に飼っている金魚と同じ水槽に入れてしまうと、全員にうつる可能性があります。別の容器で様子を見ておけば、問題があっても被害を小さくできます。
特別な設備は必要ありません。水をためられる容器と、水温を保つ道具があれば始められます。
金魚の大きさに対して余裕のある、バケツや小型の水槽を用意します。水道水はカルキ抜きをして使い、エアレーションで酸素を十分に届けます。冬や季節の変わり目は水温が下がりやすいので、ヒーターと水温計があると安心です。水温は先に飼っている水槽と近い状態にそろえ、急に変わらないようにします。
購入した袋のまま容器の水に浮かべて、30分ほど水温をなじませます。そのあと袋の水を少しずつ容器の水と入れ替えながら、20〜30分かけて水質にも慣らします。金魚は網ですくって移し、袋の水はなるべく容器に入れないようにします。
最初の1〜2日は餌を控えめにするか与えず、金魚を落ち着かせます。その後は少量から始め、食べ残しがないか確認します。水が汚れやすいので、3分の1ほどを目安にこまめに替えます。そのときも水温差が出ないよう、あらかじめ温度をそろえた水を使います。
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トリートメントでは、塩水浴を併用することが多くあります。薬は症状があるときに使うのが基本です。
一般的には、水に対して0.5%ほどの塩分が目安とされています。水1リットルあたり塩5グラムです。必ず食塩ではなく、観賞魚用など添加物のない塩を使います。いきなり入れず、溶かしてから少しずつ加えるのが安全です。
白い点やヒレの充血など、はっきりした症状が出たときに、症状に合った薬を使います。予防のつもりで何種類も入れると、かえって金魚に負担がかかることがあります。薬の量や使い方は製品によって違うため、必ず説明書に従ってください。
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トリートメントの中心は、日々の観察です。小さな変化に気づけるよう、毎日同じ時間に見ておきます。
体やヒレに白い点がないか、ヒレが閉じたり裂けたりしていないか、体を物にこすりつけていないかを見ます。泳ぎ方がふらつく、底でじっとしている、餌を食べないといった様子も大切なサインです。気づいたことは日付とともにメモしておくと、あとから判断しやすくなります。
気になって頻繁に触ったり、容器を何度も動かしたりすると、金魚はさらにストレスを受けます。水槽用のライトを長時間つけっぱなしにするのも、落ち着きにくくなる原因です。また、先に飼っている金魚のための網やバケツを共用すると病気を運んでしまうため、トリートメント用に分けて使います。
期間は一般に1〜2週間ほどが目安ですが、日数だけで決めず、金魚の状態を見て判断します。
餌をしっかり食べ、泳ぎが安定し、体やヒレに異常がない状態が続いていれば、元の水槽に移す目安になります。途中で病気が出たときは、治ってからさらに数日様子を見てから移します。
移すときも、水温と水質をなじませる水合わせを必ず行います。トリートメント中の水は、先に飼っている水槽には入れないようにします。移したあとの数日は、みんなの様子をあらためて観察してください。
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金魚のトリートメントは、別容器で1〜2週間ほど休ませ、毎日観察して病気を確かめるための大切な準備です。水温をそろえ、水合わせと水替えを丁寧に行い、塩や薬は目安と説明書に従って使います。焦らず状態を見て、元気が確認できてから元の水槽へ移しましょう。
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