


| 結論 | メーカー記載で100Lまで。60cm規格水槽に向きます。 |
|---|---|
| 評価 | ★★★★★ 3.5/5 |
| サイズ | Φ20×201mm |
| 温まる水量 | 100L以下(60cm規格水槽まで) |
| 温度 | 26℃固定 |
| サーモスタット | 不要(本体に内蔵した一体型) |
| コスパランク | B (150Wヒーター11製品中9位) |
| 電気代 | 1か月最大3,348円 |
カミハタ ネワ サーモオートヒーター NTT150Wは、メーカー記載の適合水量が100Lまでの150Wヒーターで、60cm規格水槽にちょうどよい製品です。温度は26℃に固定されていて、サーモスタットを内蔵した一体型なので、別に買い足す必要はありません。設定を考えずに、入れてつなぐだけで使いたい人に向いています。

| サイズ | Φ20×201mm |
|---|---|
| 水槽の中で使う長さ | 約20.1cm |
| 消費電力 | 150W |
| 推奨水量 | 100L以下 |
| 温度 | 26℃固定 |
| サーモスタット | 不要(本体に内蔵した一体型) |
| 縦置き・横置き | 縦置きのみ/記載なし |
| 空焚き防止 | ○ |
| カバー | ― |
| SP規格 | ― |
| ネット販売価格 | 3,000円前後(毎週更新) |
| 大型水槽向け コスパランク |
S |
| 150W限定 コスパランク |
B |
このヒーターは水中に沈めて使うタイプで、本体サイズはΦ20×201mmです。温度は26℃固定で、サーモスタットは本体に内蔵されているため、別売りのサーモスタットを用意する必要はありません。空焚き防止も付いていて、水換えのときに水位が下がってしまった場合の備えになります。縦横どちらにも置けるタイプではないので、設置の向きは取扱説明書に合わせてください。
| 1日の稼働時間 | 1日 | 1か月(30日) | 冬の5か月 |
|---|---|---|---|
| 6時間 | 27.9円 | 837円 | 4,185円 |
| 12時間 | 55.8円 | 1,674円 | 8,370円 |
| 24時間 | 111.6円 | 3,348円 | 16,740円 |
1kWhあたり31円(全国家庭電気製品公正取引協議会の目安単価)で計算。冬の5か月は11月〜3月の150日分です。
電気代は表のとおりで、24時間つけっぱなしにした場合の上限を示しています。一体型は設定温度に達すると通電が止まるため、実際の電気代はこの上限より低くなるのがふつうです。
| 水槽 | 実際の水量 | このヒーター | 合うW数 |
|---|---|---|---|
| 12cmキューブ | 約1.6L | ○ | 10W |
| 15cmキューブ | 約3L | ○ | 10W |
| 17cmキューブ | 約4.4L | ○ | 15W |
| 20cmキューブ | 約7.2L | ○ | 20W |
| 25cm水槽 | 約8.4L | ○ | 20W |
| 30cm規格水槽 | 約11.7L | ○ | 25W |
| 36cm水槽 | 約18.5L | ○ | 40W |
メーカー記載の適合水量は100Lまでなので、早見表の中では60cm規格水槽(約58L)がちょうどよい大きさです。45cm規格水槽より小さい水槽では、150Wは余裕が大きすぎる判定になっています。小さな水槽では水温が上がりすぎたときの変化も大きくなるため、容量に合ったW数の製品を選ぶほうが安心です。
適合水量の上限は、メーカーが100Lと記載しています。実際にどのくらいの水槽で使いやすいかを、水槽の大きさ別に整理します。
メーカー記載の上限が100Lなので、水量が約58Lの60cm規格水槽なら余裕をもって使えます。早見表でも60cm規格水槽だけが適合の判定で、ちょうどよい大きさの水槽といえます。水草を多く入れて水量が減っても、上限を大きく下回ることはありません。
45cm規格水槽の約29Lより小さい水槽では、150Wは余裕が大きすぎるという判定です。メーカー記載の上限は100Lまでですが、下限の記載は確認できないので、小さな水槽に使えるかはわかりません。小さな水槽では、水量に合った低めのW数のヒーターを選んだほうが、水温の振れも小さくなります。
90cm水槽のように水量が100Lを超える場合、この1本では力不足になることがあります。一般的には、同じ製品を2本に分けて入れると水温が安定しやすくなり、片方が故障しても急に冷えにくくなります。ただし、2本使いの可否はメーカーの案内で確かめてから決めてください。
コスパのランクは、価格の安さに加えて、縦横どちらにも置けるか、温度を自動で保つかを加味して付けています。
| 製品 | 価格 | サーモ | 縦横設置 | ランク |
|---|---|---|---|---|
| エヴァリス プリセットオートAR150 150W | 1,500円 | 不要 | × | SS |
| テトラ 26℃ミニヒーター 150W | 2,280円 | 不要 | ○ | SS |
| テトラ ミニヒーター 150W | 2,280円 | 不要 | ○ | SS |
| テトラ 水槽用ヒーター サーモスタットヒーター 一体型 150W | 2,280円 | 不要 | × | S |
| テトラ ミニヒーター コントロール 150W | 3,080円 | 不要 | ○ | S |
| エヴァリス プリセットオートヒーター AR金魚150 150W | 2,543円 | 不要 | × | S |
| テトラ 26度ミニヒーター 150W | 3,230円 | 不要 | ○ | A |
| カミハタ NEWA サーモオートヒーター 150W | 2,963円 | 不要 | × | A |
| カミハタ ネワ サーモオートヒーター NTT150W | 3,000円 | 不要 | × | B |
| hygger 水槽 ヒーター 15~34℃調節 150W | 3,957円 | 付属 | ○ | B |
同じ150Wの10製品のうち、この製品のコスパは9位、ランクBです。上位にはエヴァリスのプリセットオートAR150やテトラの26℃ミニヒーターなどのランクSSが並び、テトラのミニヒーター系には縦横どちらにも置けるものもあります。一方、同じサイズ帯の119製品の中ではコスパ46位のランクSなので、水槽の大きさを基準に探すと悪くない位置にいます。
本体にサーモスタットを内蔵した一体型なので、別に買い足す必要はありません。温度も26℃に固定されていて、設定の手間や設定ミスの心配がないのは大きな利点です。初めてヒーターを使う人でも迷いにくい作りです。
空焚き防止がついているので、水換えで水位が下がったときにも備えがあります。ヒーターを入れたまま水を抜いてしまうミスは、慣れた人でも起こりがちです。もちろん、水換えの前にはコンセントを抜くのが基本です。
カミハタは国内のメーカーで、適合水量もメーカーが記載しています。60cm規格水槽に合う大きさで、水量の目安をはっきり確かめて選べます。海外の通販ブランドのように、情報が少なくて不安になることもありません。
温度を調節できないので、飼う生き物によって水温を変えたい場合には向きません。26℃は熱帯魚の多くに向く温度ですが、もっと低めや高めにしたいなら、温度を選べる調節式のヒーターを選んでください。
縦横どちらでも置けるタイプではないため、設置の向きが決まっています。水槽の形や器具の配置によっては、置く場所に悩むかもしれません。購入前にこの本体サイズ(Φ20×201mm)が収まる場所があるか確認し、向きは取扱説明書の指示に従ってください。
同じ150Wの10製品のなかでは9位のランクBで、価格だけで選ぶなら上位の製品に譲ります。ただし同じサイズ帯ではランクSなので、極端に割高というわけではありません。まず安さを重視するなら、同じ150WでランクSSの製品も見比べてください。
はじめてヒーターを使う人は、この順番で設置すると失敗しません。
水を入れてからヒーターを入れる
ヒーターは水の中で使う前提で作られています。水が入っていない水槽や、空気中で電源を入れると高温になり、故障ややけどの原因になります。
水が流れる場所に固定する
フィルターの吹き出し口の近くなど、水が動く場所に吸盤で付けると、水槽全体がむらなく温まります。底砂に埋めたり、水草や石で囲んだりしないでください。縦置きしかできない製品は、説明書の向きを守ります。
水温計で温度を確かめる
電源を入れて数時間たったら、ヒーターから離れた場所に付けた水温計で温度を見ます。分離型は、サーモスタットのセンサーをヒーターから離して付けると、温度が正しく測れます。
水換えの前に電源を抜く
水位を下げてヒーターが水から出ると空焚きになります。水換えや掃除のときは先に電源を抜き、10分以上冷ましてから水から出します。
| 生き物 | 水温の目安 |
|---|---|
| 熱帯魚(グッピー・ネオンテトラなど) 一年中ヒーターが必要 |
24〜28℃ |
| ベタ 寒さに弱く、一年中ヒーターが必要 |
26〜28℃ |
| メダカ 屋内で冬も元気に過ごさせたい・冬も産卵させたいときに使う |
20〜26℃ |
| 金魚 なくても飼えるが、水温の急な変化や病気の治療のときに使う |
20〜25℃ |
| ミナミヌマエビ 水温が急に変わらないようにするために使う |
20〜26℃ |
ヒーターの中のサーモスタットが壊れると、設定温度を超えても電気が止まらず、水温が上がり続けることがあります。編集部でも、サーモスタット一体型のヒーターが購入から1年ほどで故障し、設定25℃の水槽が38℃まで上がって、熱に強いはずの魚まで死なせてしまったことがあります。水温計を水槽に入れて、毎日ひと目で水温を確かめる習慣をつけるだけで、こうした事故は早く気づけます。
設定どおりに温まらない、逆に水温が高すぎる、通電ランプがつかない、コードや本体にひび・変色・膨らみがある、焦げたにおいやパチパチという音がするといった症状は、故障のサインです。異臭や異音、本体の異常な熱さに気づいたら、すぐにコンセントを抜いてください。ただし水温のずれは水温計の誤差や置き場所が原因のこともあるので、別の温度計と比べてから判断しましょう。
ヒーターが水から出た状態で通電すると、空焚き防止の安全装置が働いて二度と使えなくなったり、ガラス管が割れたりします。水換えや掃除の前には、必ずヒーターのコンセントを抜いてから作業しましょう。
水槽ヒーターは消耗品で、半年以上しまっておいたものは壊れていることも少なくありません。冬が来るたびに新しいものに替えると、故障による事故をぐっと減らせます。手ごろな価格のヒーターなら、買い替えの負担も小さく済みます。
カミハタ ネワ サーモオートヒーター NTT150Wは何cmの水槽に使えますか?
水量100Lまでが目安で、60cm規格水槽にちょうどよい大きさです。それより大きい水槽では温まりきらないことがあります。
サーモスタットは別に買う必要がありますか?
サーモスタットを本体に内蔵した一体型なので、別に買う必要はありません。コンセントに差すだけで温度を保ちます。
何℃になりますか?
水温を約26℃に保つ温度固定のヒーターで、温度は変えられません。
電気代はいくらかかりますか?
150Wなので、24時間つけっぱなしでも1か月3,348円が上限です。水温が設定温度に届くと電気を止めるので、実際はもっと安くなります。
横置きできますか?
横置きできるという記載はありません。説明書のとおりの向きで使ってください。
水槽の中でどのくらい場所をとりますか?
ヒーター部分のいちばん長いところが約20.1cmです。レイアウトを広く使いたい小型水槽では、短い製品やパネルヒーターが向いています。
60cm規格水槽で、温度の設定を考えずに26℃で安定して使いたい人に向いています。サーモスタットを別に用意したくない人や、国内メーカーのものを選びたい人にも合います。
45cm規格水槽より小さい水槽の人は、水量に合った低めのW数のヒーターを選んでください。温度を自分で調節したい人は、調節式のヒーターが向いています。縦横を自由に置きたい人は、縦横どちらにも置けるタイプから選ぶと設置の自由度が上がります。
同じくらいのW数・同じ使い方のヒーターです。カミハタ ネワ サーモオートヒーター NTT150Wと比べてみてください。
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