


| 結論 | 120cmクラスの大型水槽向けで、60cm以下には過剰です。 |
|---|---|
| 評価 | ★★★★★ 3.5/5 |
| サイズ | 直径32×長さ305mm |
| 温まる水量 | 300L以下(120cm水槽まで) |
| 温度 | サーモスタットで設定 |
| サーモスタット | 付属(ヒーターとサーモスタットが別々の分離型) |
| コスパランク | B (500Wヒーター10製品中9位) |
| 電気代 | 1か月最大11,160円 |
ニッソー シーパレックス V-1000+プロテクトヒーター R-500W×2は、500Wのヒーター2本とサーモスタットがそろった、120cmクラスの大型水槽向けのセットです。適合水量の上限は300Lで、60cm規格水槽までの水槽ではすべてパワーが大きすぎる判定になりました。小型から中型の水槽ではなく、大きな水槽をしっかり温めたい人向けの製品です。

| サイズ | 直径32×長さ305mm |
|---|---|
| 水槽の中で使う長さ | 約30.5cm |
| 消費電力 | 500W |
| 推奨水量 | 300L以下(W数からの目安) |
| 温度 | サーモスタットで設定 |
| サーモスタット | 付属(ヒーターとサーモスタットが別々の分離型) |
| 縦置き・横置き | 縦置きのみ/記載なし |
| 空焚き防止 | ○ |
| カバー | ○ |
| SP規格 | ― |
| ネット販売価格 | 26,925円前後(毎週更新) |
| 大型水槽向け コスパランク |
C |
| 500W限定 コスパランク |
B |
ヒーターとサーモスタットが別々の分離型で、サーモスタットはセットに付属しているため、別に買い足す必要はありません。温度はサーモスタットで設定するので、ヒーター本体のほかに用意するものはありません。空焚き防止とカバーがついていて、本体サイズは直径32×長さ305mmです。なお、適合水量の300Lはメーカー記載ではないため、あくまで目安として見てください。
| 1日の稼働時間 | 1日 | 1か月(30日) | 冬の5か月 |
|---|---|---|---|
| 6時間 | 93.0円 | 2,790円 | 13,950円 |
| 12時間 | 186.0円 | 5,580円 | 27,900円 |
| 24時間 | 372.0円 | 11,160円 | 55,800円 |
1kWhあたり31円(全国家庭電気製品公正取引協議会の目安単価)で計算。冬の5か月は11月〜3月の150日分です。
ヒーターは500Wが2本なので、フルパワーで動き続けた場合の電気代は大きな金額になります。ただ、実際はサーモスタットが水温を見てオンとオフを繰り返すので、24時間つけっぱなしでも表の上限よりかなり低くなるのがふつうです。
| 水槽 | 実際の水量 | このヒーター | 合うW数 |
|---|---|---|---|
| 12cmキューブ | 約1.6L | ○ | 10W |
| 15cmキューブ | 約3L | ○ | 10W |
| 17cmキューブ | 約4.4L | ○ | 15W |
| 20cmキューブ | 約7.2L | ○ | 20W |
| 25cm水槽 | 約8.4L | ○ | 20W |
| 30cm規格水槽 | 約11.7L | ○ | 25W |
| 36cm水槽 | 約18.5L | ○ | 40W |
早見表の水槽はどれも、このセットだと大きすぎるという判定です。12cmキューブのような小型水槽はもちろん、45cm規格水槽や60cm規格水槽でも、パワーに余裕がありすぎて水温が上がりやすくなります。60cm以下の水槽には、W数が小さい単品ヒーターを選んだほうが安心です。
このセットは商品説明に120cm以上の水槽用と書かれていて、大型水槽で使う前提の組み合わせです。大型水槽で気になる点を順に見ていきます。
合計1000Wのパワーがあり、水量の多い大型水槽でも冬場に水温を上げやすい構成です。適合水量の上限は300Lですが、メーカー記載の数字ではないので、冬の室温がとても低い部屋では余裕を持たせて考えると安心です。
1本に頼らず2本で温めるので、水槽の左右に分けて置けば水温のムラを減らせます。また、片方が故障しても、もう一方で水温が一気に下がるのを防ぎやすくなります。このセットは縦横どちらも設置できるタイプではないため、設置の向きは付属の説明書に従ってください。
60cm規格水槽までは、すべてパワーが大きすぎる判定でした。小さい水槽で使うと水温が上がりすぎるおそれがあるので、避けたほうがよいです。
コスパのランクは、価格の安さに加えて、縦横どちらにも置けるか、温度を自動で保つかを加味して付けています。
| 製品 | 価格 | サーモ | 縦横設置 | ランク |
|---|---|---|---|---|
| コトブキ ツインヒーターSP 500W | 4,650円 | 付属 | ○ | SS |
| ニッソー プロテクトヒーター R-500W | 4,906円 | ― | × | SS |
| Zerodis 水槽用ヒーター 魚タンクヒーター 500W | 6,850円 | 不要 | × | SS |
| ニッソー プロテクトヒーター R-500W&シーパレックス 600NEO | 10,659円 | 付属 | × | S |
| コトブキ ツインヒーター SP-500-2 + パワーサーモ ET-600X セット | 10,860円 | 付属 | × | S |
| コトブキ ツインヒーターSP 500W×2&パワーサーモ ET-1000 | 17,260円 | 付属 | ○ | A |
| コトブキ ツインヒーター SP-500-2(2台)+パワーサーモ ET-1000X セット | 18,340円 | 付属 | × | A |
| コトブキ ツインヒーター SP-500-2 + パワーサーモ ET-1000XD セット | 22,460円 | 付属 | × | B |
| ニッソー シーパレックス V-1000+プロテクトヒーター R-500W×2 | 26,925円 | 付属 | × | B |
| ニッソー シーパレックス V-1000 + プロテクトヒーター R-500W | 27,390円 | 付属 | × | C |
同じ500Wの製品の中で、このセットはコスパ10位/11製品のランクBでした。ニッソー プロテクトヒーター R-500Wやコトブキ ツインヒーターSP 500Wなど、単品の製品はランクSSです。ただし、このセットは500Wを2本とサーモスタットがそろっているので、大型水槽向けとして単品とは用途が違います。
ヒーター2本とサーモスタットが1セットになっているので、別々に選ぶ手間がありません。サーモスタットで温度を設定できるため、水温の管理もしやすいです。
500Wのヒーターが2本あるので、水槽の両端に置いて水を均一に温められます。大きな水槽では場所によって水温が違いやすいため、この点は安心です。
空焚き防止の機能があり、ヒーターにカバーもついています。水換えのときに水位が下がっても、まわりの生き物や機器に配慮しやすい作りです。熱帯魚だけでなく海水魚にも使えます。
60cm規格水槽までの水槽では、すべてパワーが大きすぎる判定でした。小さな水槽で使うと水温が上がりすぎるおそれがあります。その場合は、水量に合ったW数の単品ヒーターを選んでください。
同じW数では10位/11製品のランクB、同じサイズ帯では157位/159製品のランクCでした。大型水槽向けのセットなので単純には比べられませんが、価格を抑えたいなら、ヒーターとサーモスタットを別々に選ぶ方法も検討してください。
縦横どちらも設置できるタイプではないので、置き場所に制限が出ることがあります。購入前に水槽のレイアウトを確認し、説明書の指定どおりに設置してください。楽天のレビューは2件で平均3.0と少ないため、口コミだけで判断するのは難しい状況です。
はじめてヒーターを使う人は、この順番で設置すると失敗しません。
水を入れてからヒーターを入れる
ヒーターは水の中で使う前提で作られています。水が入っていない水槽や、空気中で電源を入れると高温になり、故障ややけどの原因になります。
水が流れる場所に固定する
フィルターの吹き出し口の近くなど、水が動く場所に吸盤で付けると、水槽全体がむらなく温まります。底砂に埋めたり、水草や石で囲んだりしないでください。縦置きしかできない製品は、説明書の向きを守ります。
水温計で温度を確かめる
電源を入れて数時間たったら、ヒーターから離れた場所に付けた水温計で温度を見ます。分離型は、サーモスタットのセンサーをヒーターから離して付けると、温度が正しく測れます。
水換えの前に電源を抜く
水位を下げてヒーターが水から出ると空焚きになります。水換えや掃除のときは先に電源を抜き、10分以上冷ましてから水から出します。
| 生き物 | 水温の目安 |
|---|---|
| 熱帯魚(グッピー・ネオンテトラなど) 一年中ヒーターが必要 |
24〜28℃ |
| ベタ 寒さに弱く、一年中ヒーターが必要 |
26〜28℃ |
| メダカ 屋内で冬も元気に過ごさせたい・冬も産卵させたいときに使う |
20〜26℃ |
| 金魚 なくても飼えるが、水温の急な変化や病気の治療のときに使う |
20〜25℃ |
| ミナミヌマエビ 水温が急に変わらないようにするために使う |
20〜26℃ |
ヒーターの中のサーモスタットが壊れると、設定温度を超えても電気が止まらず、水温が上がり続けることがあります。編集部でも、サーモスタット一体型のヒーターが購入から1年ほどで故障し、設定25℃の水槽が38℃まで上がって、熱に強いはずの魚まで死なせてしまったことがあります。水温計を水槽に入れて、毎日ひと目で水温を確かめる習慣をつけるだけで、こうした事故は早く気づけます。
設定どおりに温まらない、逆に水温が高すぎる、通電ランプがつかない、コードや本体にひび・変色・膨らみがある、焦げたにおいやパチパチという音がするといった症状は、故障のサインです。異臭や異音、本体の異常な熱さに気づいたら、すぐにコンセントを抜いてください。ただし水温のずれは水温計の誤差や置き場所が原因のこともあるので、別の温度計と比べてから判断しましょう。
ヒーターが水から出た状態で通電すると、空焚き防止の安全装置が働いて二度と使えなくなったり、ガラス管が割れたりします。水換えや掃除の前には、必ずヒーターのコンセントを抜いてから作業しましょう。
水槽ヒーターは消耗品で、半年以上しまっておいたものは壊れていることも少なくありません。冬が来るたびに新しいものに替えると、故障による事故をぐっと減らせます。手ごろな価格のヒーターなら、買い替えの負担も小さく済みます。
ニッソー シーパレックス V-1000+プロテクトヒーター R-500W×2は何cmの水槽に使えますか?
水量300Lまでが目安で、75cm水槽・90cm規格水槽・120cm水槽にちょうどよい大きさです。それより大きい水槽では温まりきらないことがあります。
サーモスタットは別に買う必要がありますか?
ヒーターとサーモスタットが別々になった分離型で、サーモスタットはセットに含まれています。別に買う必要はありません。
何℃になりますか?
サーモスタットで温度を設定できます。飼っている生き物に合わせて決めてください。
電気代はいくらかかりますか?
500Wなので、24時間つけっぱなしでも1か月11,160円が上限です。水温が設定温度に届くと電気を止めるので、実際はもっと安くなります。
横置きできますか?
横置きできるという記載はありません。説明書のとおりの向きで使ってください。
水槽の中でどのくらい場所をとりますか?
ヒーター部分のいちばん長いところが約30.5cmです。レイアウトを広く使いたい小型水槽では、短い製品やパネルヒーターが向いています。
120cmクラスの大型水槽を冬もしっかり温めたい人に向いています。ヒーターとサーモスタットを別々に選ぶ手間を省いて、国内メーカーのセットを1つで買いたい人にも合います。
60cm以下の水槽を使っている人は、パワーが大きすぎるので別の製品がおすすめです。水量に合ったW数のヒーターを選び、コスパを重視するなら、同じ500WでランクSSの単品ヒーターも見てみてください。
同じくらいのW数・同じ使い方のヒーターです。ニッソー シーパレックス V-1000+プロテクトヒーター R-500W×2と比べてみてください。
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