


| 結論 | 水量10Lまで。20cmキューブや25cm水槽までが目安です。 |
|---|---|
| 評価 | ★★★★★ 5/5 |
| サイズ | W55×H162×D40mm |
| 温まる水量 | 10L以下(25cm水槽まで) |
| 温度 | 26℃固定 |
| サーモスタット | 不要(本体に内蔵した一体型) |
| コスパランク | SS (30Wヒーター12製品中4位) |
| 電気代 | 1か月最大670円 |
エヴァリス プリセットオートAR30 30Wは、水量10Lまでの小型水槽に向いた26℃固定のヒーターです。20cmキューブや25cm水槽までなら使えますが、30cm規格水槽(約11.7L)以上ではパワーが足りません。同じ30Wの11製品の中ではコスパ3位でランクSSと、小さな水槽向けとしては選びやすい一台です。

| サイズ | W55×H162×D40mm |
|---|---|
| 水槽の中で使う長さ | 約16.2cm |
| 消費電力 | 30W |
| 推奨水量 | 10L以下 |
| 温度 | 26℃固定 |
| サーモスタット | 不要(本体に内蔵した一体型) |
| 縦置き・横置き | 縦置きのみ/記載なし |
| 空焚き防止 | ○ |
| カバー | ○ |
| SP規格 | ― |
| ネット販売価格 | 1,881円前後(毎週更新) |
| 中型水槽向け コスパランク |
SS |
| 30W限定 コスパランク |
SS |
水温は26℃に固定されていて、サーモスタットが本体に組み込まれたオートタイプです。空焚き防止とカバーが付いているので、水替えのときにうっかり水位が下がっても安心感があります。適合水量の10Lはメーカー記載の値です。縦横どちらにも置ける設計ではないため、設置は水槽の深さと向きを確認してから決めてください。
| 1日の稼働時間 | 1日 | 1か月(30日) | 冬の5か月 |
|---|---|---|---|
| 6時間 | 5.6円 | 167円 | 837円 |
| 12時間 | 11.2円 | 335円 | 1,674円 |
| 24時間 | 22.3円 | 670円 | 3,348円 |
1kWhあたり31円(全国家庭電気製品公正取引協議会の目安単価)で計算。冬の5か月は11月〜3月の150日分です。
電気代は、24時間つけっぱなしでも1か月670円が上限です。実際にはサーモスタットが入り切りを繰り返すので、これより安くなることがほとんどです。小さな水槽が複数あっても、負担は大きくなりにくいでしょう。
| 水槽 | 実際の水量 | このヒーター | 合うW数 |
|---|---|---|---|
| 12cmキューブ | 約1.6L | ○ | 10W |
| 15cmキューブ | 約3L | ○ | 10W |
| 17cmキューブ | 約4.4L | ◎ | 15W |
| 20cmキューブ | 約7.2L | ◎ | 20W |
| 25cm水槽 | 約8.4L | ◎ | 20W |
| 30cm規格水槽 | 約11.7L | × | 25W |
| 36cm水槽 | 約18.5L | × | 40W |
早見表では、12cmキューブから25cm水槽(約8.4L)まで適合です。30cm規格水槽は約11.7Lでメーカー記載の10Lを超えるため、不適合になります。水槽の水量が10Lを超えるなら、このヒーターではなく上のW数を選んでください。水量がぎりぎりの場合も、余裕のあるW数のほうが水温は安定しやすくなります。
適合水量の上限は、メーカー記載で10Lです。水槽の種類ごとに、どこまで使えるかを整理します。
12cm、15cm、17cm、20cmの各キューブは、水量が1.6Lから7.2Lの範囲で、すべて適合です。水量に対して30Wは十分な出力なので、冬場でも水温を保ちやすい組み合わせです。小さな水槽は水量が少ないぶん水温が変わりやすいので、安定して温められることは大きな利点になります。
25cm水槽は約8.4Lで、適合の範囲に入っています。ただし上限の10Lに近いので、部屋がかなり冷え込む環境では、水温計で様子を見ておくと安心です。水槽にふたをしたり、置き場所を窓際から離したりすると、保温の助けになります。
30cm規格水槽は約11.7Lで、上限の10Lを超えるため不適合です。36cm水槽(約18.5L)、30cmキューブ(約24.3L)、45cm規格水槽(約29.2L)、60cm規格水槽(約58.3L)もすべて対象外です。無理に使うと水温が上がりきらない可能性があるので、水量に合ったW数のヒーターを選んでください。
コスパのランクは、価格の安さに加えて、縦横どちらにも置けるか、温度を自動で保つかを加味して付けています。
| 製品 | 価格 | サーモ | 縦横設置 | ランク |
|---|---|---|---|---|
| ニッソー プロテクトオート R-30W 26℃固定式 | 930円 | 不要 | × | SS |
| コトブキ カバーオートSH 30W | 990円 | 不要 | × | SS |
| ニッソー プロテクトオート 30W | 1,300円 | 不要 | × | SS |
| エヴァリス プリセットオートAR30 30W | 1,881円 | 不要 | × | SS |
| エヴァリス プリセットオートヒーター 30W | 1,881円 | 不要 | × | SS |
| エヴァリス プリセットオートヒーター 30W ベタ | 1,978円 | 不要 | × | S |
| ビバリア エヴァリス プリセットオートヒーター AR 30W | 2,260円 | 不要 | × | A |
| エヴァリス プリセットオートヒーター 30W ベタ用 | 2,364円 | 不要 | × | A |
| エヴァリス プリセットオート30W BETA ベタ専用 | 2,460円 | ― | × | A |
| 水作 コンパクトオートヒーター30 30W | 2,760円 | 不要 | × | B |
同じ30Wの中では、ニッソーのプロテクトオート2製品に次ぐ3位で、3製品がランクSSです。上位の製品もいずれも縦横自由ではなく、設置の条件は近いといえます。エヴァリスの30Wにはベタ用などの派生製品もあるので、用途に合わせて比べてみてください。
水温が26℃に固定されているため、ダイヤルを合わせる作業がなく、温度の設定ミスも起こりません。多くの熱帯魚にとって、26℃前後は飼いやすい水温です。ヒーターを初めて使う方でも、取り付けるだけで始められます。
エヴァリスは国内メーカーの製品です。同じ30Wの11製品の中でコスパは3位でランクSSです。同じサイズ帯の89製品の中でも22位でランクSSと、価格と性能のバランスがよい一台といえます。
空焚き防止機能があり、水位が下がってしまったときの不安を減らせます。カバー付きなので、魚が本体に直接触れてやけどをするリスクも抑えられます。小さな水槽は水替えの頻度も高くなりがちなので、こうした安全面の備えは心強いポイントです。
適合水量の上限は10Lで、30cm規格水槽(約11.7L)からは対象外です。将来水槽を大きくする予定があるなら、買い替えが必要になります。大きな水槽を考えている方は、最初から水量に合ったW数を選んでおくと無駄がありません。
26℃で固定なので、種類によって好む水温が違う生き物には合わないことがあります。たとえば高めの水温を保ちたい場合には向きません。温度を調整したい方は、温度可変タイプのヒーターを選ぶとよいでしょう。
縦横どちらでも設置できるタイプではないため、水深の浅い水槽では置き方が限られます。購入前に本体サイズ(W55×H162×D40mm)と水槽の深さを見比べておくと安心です。浅い水槽の場合は、縦横自由に置ける製品も選択肢に入れてみてください。
はじめてヒーターを使う人は、この順番で設置すると失敗しません。
水を入れてからヒーターを入れる
ヒーターは水の中で使う前提で作られています。水が入っていない水槽や、空気中で電源を入れると高温になり、故障ややけどの原因になります。
水が流れる場所に固定する
フィルターの吹き出し口の近くなど、水が動く場所に吸盤で付けると、水槽全体がむらなく温まります。底砂に埋めたり、水草や石で囲んだりしないでください。縦置きしかできない製品は、説明書の向きを守ります。
水温計で温度を確かめる
電源を入れて数時間たったら、ヒーターから離れた場所に付けた水温計で温度を見ます。分離型は、サーモスタットのセンサーをヒーターから離して付けると、温度が正しく測れます。
水換えの前に電源を抜く
水位を下げてヒーターが水から出ると空焚きになります。水換えや掃除のときは先に電源を抜き、10分以上冷ましてから水から出します。
| 生き物 | 水温の目安 |
|---|---|
| 熱帯魚(グッピー・ネオンテトラなど) 一年中ヒーターが必要 |
24〜28℃ |
| ベタ 寒さに弱く、一年中ヒーターが必要 |
26〜28℃ |
| メダカ 屋内で冬も元気に過ごさせたい・冬も産卵させたいときに使う |
20〜26℃ |
| 金魚 なくても飼えるが、水温の急な変化や病気の治療のときに使う |
20〜25℃ |
| ミナミヌマエビ 水温が急に変わらないようにするために使う |
20〜26℃ |
ヒーターの中のサーモスタットが壊れると、設定温度を超えても電気が止まらず、水温が上がり続けることがあります。編集部でも、サーモスタット一体型のヒーターが購入から1年ほどで故障し、設定25℃の水槽が38℃まで上がって、熱に強いはずの魚まで死なせてしまったことがあります。水温計を水槽に入れて、毎日ひと目で水温を確かめる習慣をつけるだけで、こうした事故は早く気づけます。
設定どおりに温まらない、逆に水温が高すぎる、通電ランプがつかない、コードや本体にひび・変色・膨らみがある、焦げたにおいやパチパチという音がするといった症状は、故障のサインです。異臭や異音、本体の異常な熱さに気づいたら、すぐにコンセントを抜いてください。ただし水温のずれは水温計の誤差や置き場所が原因のこともあるので、別の温度計と比べてから判断しましょう。
ヒーターが水から出た状態で通電すると、空焚き防止の安全装置が働いて二度と使えなくなったり、ガラス管が割れたりします。水換えや掃除の前には、必ずヒーターのコンセントを抜いてから作業しましょう。
水槽ヒーターは消耗品で、半年以上しまっておいたものは壊れていることも少なくありません。冬が来るたびに新しいものに替えると、故障による事故をぐっと減らせます。手ごろな価格のヒーターなら、買い替えの負担も小さく済みます。
エヴァリス プリセットオートAR30 30Wは何cmの水槽に使えますか?
水量10Lまでが目安で、17cmキューブ・20cmキューブ・25cm水槽にちょうどよい大きさです。それより大きい水槽では温まりきらないことがあります。
サーモスタットは別に買う必要がありますか?
サーモスタットを本体に内蔵した一体型なので、別に買う必要はありません。コンセントに差すだけで温度を保ちます。
何℃になりますか?
水温を約26℃に保つ温度固定のヒーターで、温度は変えられません。
電気代はいくらかかりますか?
30Wなので、24時間つけっぱなしでも1か月670円が上限です。水温が設定温度に届くと電気を止めるので、実際はもっと安くなります。
横置きできますか?
横置きできるという記載はありません。説明書のとおりの向きで使ってください。
ベタに使えますか?
使えます。ベタに合う水温(26〜28℃)を保てて、ベタを飼うことの多い小型の水槽に合う大きさです。
水槽の中でどのくらい場所をとりますか?
ヒーター部分のいちばん長いところが約16.2cmです。レイアウトを広く使いたい小型水槽では、短い製品やパネルヒーターが向いています。
20cmキューブや25cm水槽など、水量10L以下の水槽で熱帯魚を飼う方に向いています。温度設定の手間をなくして、手軽に26℃を保ちたい方にもおすすめです。国内メーカーの製品で、コスパのよいものを選びたい方にも合います。
30cm規格水槽以上の水槽を使う方は、水量に合った、より大きなW数のヒーターを選んでください。水温を自分で調整したい方は、温度可変タイプがおすすめです。浅い水槽で横向きに置きたい方は、縦横どちらにも設置できる製品を探すとよいでしょう。
同じくらいのW数・同じ使い方のヒーターです。エヴァリス プリセットオートAR30 30Wと比べてみてください。
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