


| 結論 | 44Lまで。30〜45cm規格水槽にちょうどよいです。 |
|---|---|
| 評価 | ★★★★★ 4.5/5 |
| サイズ | 直径32×長さ160mm |
| 温まる水量 | 44L以下(45cm規格水槽まで) |
| 温度 | サーモスタットで設定 |
| サーモスタット | 付属(ヒーターとサーモスタットが別々の分離型) |
| コスパランク | S (110Wヒーター5製品中2位) |
| 電気代 | 1か月最大2,455円 |
ニッソー プロテクトプラス R−110Wは、水量44Lまでの水槽に使えるサーモスタット一体型のヒーターで、30cm規格水槽から45cm規格水槽までにちょうど合います。国内メーカーの製品で、空焚き防止とカバーが付いていて、同じ110Wの4製品の中ではコスパ1位のランクSSです。一方で60cm規格水槽には力不足なので、大きな水槽を考えている人は別のW数を選んでください。

| サイズ | 直径32×長さ160mm |
|---|---|
| 水槽の中で使う長さ | 約16cm |
| 消費電力 | 110W |
| 推奨水量 | 44L以下 |
| 温度 | サーモスタットで設定 |
| サーモスタット | 付属(ヒーターとサーモスタットが別々の分離型) |
| 縦置き・横置き | 縦置きのみ/記載なし |
| 空焚き防止 | ○ |
| カバー | ○ |
| SP規格 | ― |
| ネット販売価格 | 4,224円前後(毎週更新) |
| 大型水槽向け コスパランク |
A |
| 110W限定 コスパランク |
S |
温度はサーモスタットで設定するタイプなので、別にサーモスタットを買い足さなくても、これ1本で水温を保てます。空焚き防止とカバーが付いているため、水替えのときに水位が下がってしまった場合や、魚がヒーターに触れる場合にも安心感があります。適合水量の上限44Lはメーカーの記載にもとづく数字です。なお、縦横どちらでも置ける製品ではないため、設置の向きは取扱説明書で確認してください。
| 1日の稼働時間 | 1日 | 1か月(30日) | 冬の5か月 |
|---|---|---|---|
| 6時間 | 20.5円 | 614円 | 3,069円 |
| 12時間 | 40.9円 | 1,228円 | 6,138円 |
| 24時間 | 81.8円 | 2,455円 | 12,276円 |
1kWhあたり31円(全国家庭電気製品公正取引協議会の目安単価)で計算。冬の5か月は11月〜3月の150日分です。
24時間つけっぱなしにした場合でも、電気代は1か月で2,455円が上限です。これは常にフルパワーで動き続けた場合の計算なので、部屋の温度が高い季節や、設定温度に達して止まっている時間が長ければ、実際はこれより安くなります。
| 水槽 | 実際の水量 | このヒーター | 合うW数 |
|---|---|---|---|
| 12cmキューブ | 約1.6L | ○ | 10W |
| 15cmキューブ | 約3L | ○ | 10W |
| 17cmキューブ | 約4.4L | ○ | 15W |
| 20cmキューブ | 約7.2L | ○ | 20W |
| 25cm水槽 | 約8.4L | ○ | 20W |
| 30cm規格水槽 | 約11.7L | ○ | 25W |
| 36cm水槽 | 約18.5L | ◎ | 40W |
早見表では30cm規格水槽、36cm水槽、30cmキューブ、45cm規格水槽が「使える」の判定です。25cm水槽や20cmキューブ以下の小さな水槽は「大きすぎる」判定なので、水量に対して力が強く、水温が上がりやすくなります。60cm規格水槽は水量が約58Lで上限の44Lを超えるため、使えません。迷ったときは、水量が10Lから44Lの間に収まる水槽なら選んで問題ありません。
適合水量の上限は44Lで、これはメーカーが記載している数字です。表にある水槽ごとの判定をもとに、目安を整理します。
30cm規格水槽(約11.7L)、36cm水槽(約18.5L)、30cmキューブ(約24.3L)、45cm規格水槽(約29.2L)が「使える」判定です。ヒーターの力と水量のバランスがよく、設定した水温を保ちやすい範囲です。
25cm水槽(約8.4L)以下の小さな水槽は「大きすぎる」判定です。ヒーターの力に対して水量が少ないため、水温の上がり下がりが大きくなりやすいです。小型水槽では、水量に合った小さいW数のヒーターを選ぶほうが安心です。
60cm規格水槽は約58.3Lで、上限の44Lを超えます。水が温まりきらないおそれがあるので、60cmの水槽にはより大きなW数のヒーターを選んでください。
コスパのランクは、価格の安さに加えて、縦横どちらにも置けるか、温度を自動で保つかを加味して付けています。
| 製品 | 価格 | サーモ | 縦横設置 | ランク |
|---|---|---|---|---|
| ニッソー プロテクトヒーター R-110W | 2,089円 | ― | × | SS |
| ニッソー プロテクトプラス サーモスタットヒーターセット 110W | 4,224円 | 付属 | × | S |
| ニッソー プロテクトプラス R−110W | 4,224円 | 付属 | × | S |
| ニッソー プロテクトICオート R-110W | 4,980円 | 不要 | × | B |
| ニッソー シーパレックス300 NEO + プロテクトヒーター R-110W | 8,110円 | 付属 | × | C |
同じ110Wでは、ニッソーの4製品が並び、このプロテクトプラス R−110WがランクSSで1位です。ほかの3製品も同じ国内メーカーで、縦横自由ではない点も共通しています。違いはコスパのランクで、プロテクトICオート R-110WがランクS、サーモスタットヒーターセット 110WがランクA、シーパレックス300 NEOとのセットがランクCとなっています。
温度をサーモスタットで設定できる一体型なので、別の機器を用意する手間がありません。配線もすっきりまとまり、初めて熱帯魚を飼う人にも扱いやすいです。
同じW数の4製品中1位で、ランクはSSです。同じサイズ帯では124製品中87位のランクAなので、サイズ帯全体で見ても十分に納得できる水準です。
空焚き防止が付いているため、水替えで水位が下がったときにも安心です。カバー付きなので、魚がヒーターに直接触れてやけどをする心配も減らせます。
ニッソーという国内メーカーの製品です。楽天のレビューは9件と多くはありませんが、平均は4.78と高めです。
縦横自由に設置できるタイプではないため、水槽の形やレイアウトによっては置き場所が限られます。購入前に本体サイズの直径32mm、長さ160mmと水槽内のスペースを照らし合わせ、設置の向きは取扱説明書で確認してください。
上限が44Lのため、水量約58Lの60cm規格水槽には使えません。将来大きな水槽に移る予定があるなら、最初からそのサイズに合ったW数の製品を選ぶと買い直しが減ります。
25cm水槽以下では力が強すぎる判定です。もし小さな水槽に使うなら、水温計をこまめに見るなどの注意が必要ですが、基本的には水量に合う小さいW数の製品を選ぶのが確実です。
はじめてヒーターを使う人は、この順番で設置すると失敗しません。
水を入れてからヒーターを入れる
ヒーターは水の中で使う前提で作られています。水が入っていない水槽や、空気中で電源を入れると高温になり、故障ややけどの原因になります。
水が流れる場所に固定する
フィルターの吹き出し口の近くなど、水が動く場所に吸盤で付けると、水槽全体がむらなく温まります。底砂に埋めたり、水草や石で囲んだりしないでください。縦置きしかできない製品は、説明書の向きを守ります。
水温計で温度を確かめる
電源を入れて数時間たったら、ヒーターから離れた場所に付けた水温計で温度を見ます。分離型は、サーモスタットのセンサーをヒーターから離して付けると、温度が正しく測れます。
水換えの前に電源を抜く
水位を下げてヒーターが水から出ると空焚きになります。水換えや掃除のときは先に電源を抜き、10分以上冷ましてから水から出します。
| 生き物 | 水温の目安 |
|---|---|
| 熱帯魚(グッピー・ネオンテトラなど) 一年中ヒーターが必要 |
24〜28℃ |
| ベタ 寒さに弱く、一年中ヒーターが必要 |
26〜28℃ |
| メダカ 屋内で冬も元気に過ごさせたい・冬も産卵させたいときに使う |
20〜26℃ |
| 金魚 なくても飼えるが、水温の急な変化や病気の治療のときに使う |
20〜25℃ |
| ミナミヌマエビ 水温が急に変わらないようにするために使う |
20〜26℃ |
ヒーターの中のサーモスタットが壊れると、設定温度を超えても電気が止まらず、水温が上がり続けることがあります。編集部でも、サーモスタット一体型のヒーターが購入から1年ほどで故障し、設定25℃の水槽が38℃まで上がって、熱に強いはずの魚まで死なせてしまったことがあります。水温計を水槽に入れて、毎日ひと目で水温を確かめる習慣をつけるだけで、こうした事故は早く気づけます。
設定どおりに温まらない、逆に水温が高すぎる、通電ランプがつかない、コードや本体にひび・変色・膨らみがある、焦げたにおいやパチパチという音がするといった症状は、故障のサインです。異臭や異音、本体の異常な熱さに気づいたら、すぐにコンセントを抜いてください。ただし水温のずれは水温計の誤差や置き場所が原因のこともあるので、別の温度計と比べてから判断しましょう。
ヒーターが水から出た状態で通電すると、空焚き防止の安全装置が働いて二度と使えなくなったり、ガラス管が割れたりします。水換えや掃除の前には、必ずヒーターのコンセントを抜いてから作業しましょう。
水槽ヒーターは消耗品で、半年以上しまっておいたものは壊れていることも少なくありません。冬が来るたびに新しいものに替えると、故障による事故をぐっと減らせます。手ごろな価格のヒーターなら、買い替えの負担も小さく済みます。
ニッソー プロテクトプラス R−110Wは何cmの水槽に使えますか?
水量44Lまでが目安で、36cm水槽・30cmキューブ・45cm規格水槽にちょうどよい大きさです。それより大きい水槽では温まりきらないことがあります。
サーモスタットは別に買う必要がありますか?
ヒーターとサーモスタットが別々になった分離型で、サーモスタットはセットに含まれています。別に買う必要はありません。
何℃になりますか?
サーモスタットで15〜35℃の間で温度を設定できます。飼っている生き物に合わせて決めてください。
電気代はいくらかかりますか?
110Wなので、24時間つけっぱなしでも1か月2,455円が上限です。水温が設定温度に届くと電気を止めるので、実際はもっと安くなります。
横置きできますか?
横置きできるという記載はありません。説明書のとおりの向きで使ってください。
水槽の中でどのくらい場所をとりますか?
ヒーター部分のいちばん長いところが約16cmです。レイアウトを広く使いたい小型水槽では、短い製品やパネルヒーターが向いています。
30cm規格水槽から45cm規格水槽で、ヒーターとサーモスタットを1本で済ませたい人に向いています。国内メーカーの製品で、空焚き防止とカバーが付いたものを選びたい人にもおすすめです。
60cm規格水槽や、水量が44Lを超える水槽を使う人は、より大きなW数のヒーターを選んでください。25cm水槽以下の小さな水槽なら、水量に合った小さいW数の製品のほうが水温を安定させやすいです。縦にも横にも自由に置きたい人は、縦横どちらでも設置できる製品を探してください。
同じくらいのW数・同じ使い方のヒーターです。ニッソー プロテクトプラス R−110Wと比べてみてください。
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