


| 結論 | メーカー記載で7Lまで。15cmや17cmのキューブ向きです。 |
|---|---|
| 評価 | ★★★★★ 5/5 |
| サイズ | 直径23×長さ160mm |
| 温まる水量 | 7L以下(17cmキューブまで) |
| 温度 | 26℃固定 |
| サーモスタット | 不要(本体に内蔵した一体型) |
| コスパランク | SS (30Wヒーター12製品中3位) |
| 電気代 | 1か月最大670円 |
ニッソー プロテクトオート 30Wは、水量7Lまでの小さな水槽に向いた、26℃固定のヒーターです。15cmや17cmのキューブ水槽なら、無理なく使えます。同じ30Wの中でもコスパは3位で、ランクはSSです。

| サイズ | 直径23×長さ160mm |
|---|---|
| 水槽の中で使う長さ | 約16cm |
| 消費電力 | 30W |
| 推奨水量 | 7L以下 |
| 温度 | 26℃固定 |
| サーモスタット | 不要(本体に内蔵した一体型) |
| 縦置き・横置き | 縦置きのみ/記載なし |
| 空焚き防止 | ○ |
| カバー | ― |
| SP規格 | ― |
| ネット販売価格 | 1,300円前後(毎週更新) |
| 中型水槽向け コスパランク |
SS |
| 30W限定 コスパランク |
SS |
このヒーターは温度を調整する部分が本体に入った一体型なので、別売りのサーモスタットは要りません。水に入れて電源につなぐだけで、26℃に保つ仕組みです。空焚き防止も付いていて、水から出た状態で通電してしまう失敗への備えがあります。温度を変えられない代わりに、設定の手間も失敗もないのが持ち味です。本体は直径23mm、長さ160mmと小さく、小型水槽でも場所をとりにくい大きさです。ただし縦横どちらでも置ける製品ではないので、取扱説明書に沿って設置してください。
| 1日の稼働時間 | 1日 | 1か月(30日) | 冬の5か月 |
|---|---|---|---|
| 6時間 | 5.6円 | 167円 | 837円 |
| 12時間 | 11.2円 | 335円 | 1,674円 |
| 24時間 | 22.3円 | 670円 | 3,348円 |
1kWhあたり31円(全国家庭電気製品公正取引協議会の目安単価)で計算。冬の5か月は11月〜3月の150日分です。
30Wという小さなW数なので、24時間つけっぱなしでも電気代は1か月で上限が決まっています。上の表のとおり、冬場にずっと動いても家計への負担は大きくありません。必要な分だけ温めて26℃で止まるので、むだに電気を使いにくいのもよいところです。
| 水槽 | 実際の水量 | このヒーター | 合うW数 |
|---|---|---|---|
| 12cmキューブ | 約1.6L | ○ | 10W |
| 15cmキューブ | 約3L | ◎ | 10W |
| 17cmキューブ | 約4.4L | ◎ | 15W |
| 20cmキューブ | 約7.2L | △ | 20W |
| 25cm水槽 | 約8.4L | × | 20W |
| 30cm規格水槽 | 約11.7L | × | 25W |
| 36cm水槽 | 約18.5L | × | 40W |
早見表では、15cmキューブと17cmキューブが問題なく使える水槽です。20cmキューブは水量が7.2Lほどで、メーカー記載の上限7.0Lをわずかに超えるため、余裕のある使い方とは言えません。25cm水槽以上は水量が足りないので、30Wでは力不足になります。12cmキューブは水量が1.6Lと少なく、ヒーターに対して水がかなり少ない組み合わせです。
メーカーが示している適合水量の上限は7Lです。実際に水槽へ入る水の量は、底砂や石、流木の分だけ少なくなるので、表示の水槽名より目安として見てください。
15cmキューブは水量が3Lほど、17cmキューブは4.4Lほどで、どちらも上限の7Lに十分収まります。冬の室温が下がる部屋でも、30Wのパワーに余裕を持って使えます。小型の熱帯魚をそっと飼いたい水槽には、ちょうどよい組み合わせです。
20cmキューブは満水で7.2Lほどあり、上限をわずかに超えます。底砂や飾りで水量が減る分を考えても、余裕があるとは言えません。冬に部屋がかなり冷える場合は、もう一段大きなW数のヒーターを選んだほうが安心です。
ベタは26℃前後で元気に過ごす魚なので、26℃固定のこのヒーターと温度の相性はよいです。水量が7L以内のベタ用の水槽なら、使える範囲に入ります。ただしベタ専用と書かれた製品ではないので、水槽の水量と、ヒーターを置く向きを確かめてから使ってください。
25cm水槽は水量が8.4Lほど、30cm規格水槽は11.7Lほどで、30Wでは温めきれません。水量が増えるほど、必要なW数も大きくなります。これらの水槽には、水量に合ったW数のヒーターを選んでください。
コスパのランクは、価格の安さに加えて、縦横どちらにも置けるか、温度を自動で保つかを加味して付けています。
| 製品 | 価格 | サーモ | 縦横設置 | ランク |
|---|---|---|---|---|
| ニッソー プロテクトオート R-30W 26℃固定式 | 930円 | 不要 | × | SS |
| コトブキ カバーオートSH 30W | 990円 | 不要 | × | SS |
| ニッソー プロテクトオート 30W | 1,300円 | 不要 | × | SS |
| エヴァリス プリセットオートAR30 30W | 1,881円 | 不要 | × | SS |
| エヴァリス プリセットオートヒーター 30W | 1,881円 | 不要 | × | SS |
| エヴァリス プリセットオートヒーター 30W ベタ | 1,978円 | 不要 | × | S |
| ビバリア エヴァリス プリセットオートヒーター AR 30W | 2,260円 | 不要 | × | A |
| エヴァリス プリセットオートヒーター 30W ベタ用 | 2,364円 | 不要 | × | A |
| エヴァリス プリセットオート30W BETA ベタ専用 | 2,460円 | ― | × | A |
| 水作 コンパクトオートヒーター30 30W | 2,760円 | 不要 | × | B |
同じ30Wのヒーター12製品の中で、このヒーターはコスパ3位です。1位はニッソーのプロテクトオート R-30W 26℃固定式、2位はコトブキのカバーオートSH 30Wで、ここまでの3製品がランクSSで並びます。エヴァリスのプリセットオートヒーターにもSSやSのものがあり、国内メーカーの製品ばかりです。縦横自由に置ける製品は、この比較の中にはありません。
温度を調整する部分が本体に入っているので、サーモスタットを別に買う必要はありません。初めてヒーターを買う人でも、組み合わせを迷わずに済みます。置き場所も少なくて済み、小さな水槽がすっきり見えます。
温度を合わせる作業がなく、設定を間違えて水温が上がりすぎる心配がありません。26℃は多くの熱帯魚が好む温度なので、小型の熱帯魚やベタの水槽には扱いやすいです。
同じW数の中ではコスパ3位で、ランクはSSです。同じサイズ帯の95製品の中でも12位に入っています。電気代の上限も低いので、使い続けても負担になりにくいヒーターです。
ニッソーは国内メーカーで、空焚き防止の仕組みが付いています。水換えの時にうっかり通電したままにしてしまう失敗への備えとして、心強い機能です。
設定温度が26℃で決まっているので、もう少し低い温度を好む生き物には向きません。その場合は、温度を調整できるタイプのヒーターを選んでください。熱帯魚なら多くの場合、26℃で問題なく飼えます。
適合水量の上限は7Lなので、25cm水槽より大きな水槽には使えません。水槽を大きくする予定があるなら、先に大きめのW数のヒーターを選んでおくと買い直さずに済みます。
縦横どちらでも置ける製品ではないので、水槽の中での設置の自由度は高くありません。小さな水槽では置く場所が限られやすいので、買う前に水槽の中の空きを確かめておくと安心です。設置の向きは、取扱説明書にしたがってください。
はじめてヒーターを使う人は、この順番で設置すると失敗しません。
水を入れてからヒーターを入れる
ヒーターは水の中で使う前提で作られています。水が入っていない水槽や、空気中で電源を入れると高温になり、故障ややけどの原因になります。
水が流れる場所に固定する
フィルターの吹き出し口の近くなど、水が動く場所に吸盤で付けると、水槽全体がむらなく温まります。底砂に埋めたり、水草や石で囲んだりしないでください。縦置きしかできない製品は、説明書の向きを守ります。
水温計で温度を確かめる
電源を入れて数時間たったら、ヒーターから離れた場所に付けた水温計で温度を見ます。分離型は、サーモスタットのセンサーをヒーターから離して付けると、温度が正しく測れます。
水換えの前に電源を抜く
水位を下げてヒーターが水から出ると空焚きになります。水換えや掃除のときは先に電源を抜き、10分以上冷ましてから水から出します。
| 生き物 | 水温の目安 |
|---|---|
| 熱帯魚(グッピー・ネオンテトラなど) 一年中ヒーターが必要 |
24〜28℃ |
| ベタ 寒さに弱く、一年中ヒーターが必要 |
26〜28℃ |
| メダカ 屋内で冬も元気に過ごさせたい・冬も産卵させたいときに使う |
20〜26℃ |
| 金魚 なくても飼えるが、水温の急な変化や病気の治療のときに使う |
20〜25℃ |
| ミナミヌマエビ 水温が急に変わらないようにするために使う |
20〜26℃ |
ヒーターの中のサーモスタットが壊れると、設定温度を超えても電気が止まらず、水温が上がり続けることがあります。編集部でも、サーモスタット一体型のヒーターが購入から1年ほどで故障し、設定25℃の水槽が38℃まで上がって、熱に強いはずの魚まで死なせてしまったことがあります。水温計を水槽に入れて、毎日ひと目で水温を確かめる習慣をつけるだけで、こうした事故は早く気づけます。
設定どおりに温まらない、逆に水温が高すぎる、通電ランプがつかない、コードや本体にひび・変色・膨らみがある、焦げたにおいやパチパチという音がするといった症状は、故障のサインです。異臭や異音、本体の異常な熱さに気づいたら、すぐにコンセントを抜いてください。ただし水温のずれは水温計の誤差や置き場所が原因のこともあるので、別の温度計と比べてから判断しましょう。
ヒーターが水から出た状態で通電すると、空焚き防止の安全装置が働いて二度と使えなくなったり、ガラス管が割れたりします。水換えや掃除の前には、必ずヒーターのコンセントを抜いてから作業しましょう。
水槽ヒーターは消耗品で、半年以上しまっておいたものは壊れていることも少なくありません。冬が来るたびに新しいものに替えると、故障による事故をぐっと減らせます。手ごろな価格のヒーターなら、買い替えの負担も小さく済みます。
ニッソー プロテクトオート 30Wは何cmの水槽に使えますか?
水量7Lまでが目安で、15cmキューブ・17cmキューブにちょうどよい大きさです。それより大きい水槽では温まりきらないことがあります。
サーモスタットは別に買う必要がありますか?
サーモスタットを本体に内蔵した一体型なので、別に買う必要はありません。コンセントに差すだけで温度を保ちます。
何℃になりますか?
水温を約26℃に保つ温度固定のヒーターで、温度は変えられません。
電気代はいくらかかりますか?
30Wなので、24時間つけっぱなしでも1か月670円が上限です。水温が設定温度に届くと電気を止めるので、実際はもっと安くなります。
横置きできますか?
横置きできるという記載はありません。説明書のとおりの向きで使ってください。
ベタに使えますか?
使えます。ベタに合う水温(26〜28℃)を保てて、ベタを飼うことの多い小型の水槽に合う大きさです。
水槽の中でどのくらい場所をとりますか?
ヒーター部分のいちばん長いところが約16cmです。レイアウトを広く使いたい小型水槽では、短い製品やパネルヒーターが向いています。
15cmや17cmのキューブ水槽で、小型の熱帯魚やベタを飼いたい人に向いています。サーモスタットを別に用意せず、26℃で安定した水温にしたい人にもぴったりです。口コミの件数はまだ少ないものの、平均評価は高めです。
20cmキューブより大きい水槽を使う人や、26℃以外の水温にしたい人は、別のヒーターを選んでください。水槽が大きいなら、水量に合ったW数の製品を探します。水温を細かく変えたいなら、温度を調整できるタイプを選ぶのが安心です。
同じくらいのW数・同じ使い方のヒーターです。ニッソー プロテクトオート 30Wと比べてみてください。
みんなの使用レビュー口コミ