


| 結論 | 60cm規格水槽にちょうどよく、110Lまで使えます。 |
|---|---|
| 評価 | ★★★★★ 5/5 |
| サイズ | 長さ17.5×奥行き4.6×高さ4cm |
| 温まる水量 | 110L以下(60cm規格水槽まで) |
| 温度 | サーモスタットで設定 |
| サーモスタット | 付属(ヒーターとサーモスタットが別々の分離型) |
| コスパランク | SS (220Wヒーター11製品中3位) |
| 電気代 | 1か月最大4,910円 |
コトブキ シグナルオートMD 220Wは、60cm規格水槽にちょうどよい国内メーカーのヒーターです。メーカー記載の適合水量は110Lまでなので、60cmより少し大きな水槽でも使えます。サーモスタットが付属した分離型なので、別に買い足す必要はなく、同じ220Wの中でもコスパのよい一台です。

| サイズ | 長さ17.5×奥行き4.6×高さ4cm |
|---|---|
| 水槽の中で使う長さ | 約17.5cm |
| 消費電力 | 220W |
| 推奨水量 | 110L以下 |
| 温度 | サーモスタットで設定 |
| サーモスタット | 付属(ヒーターとサーモスタットが別々の分離型) |
| 縦置き・横置き | どちらも可 |
| 空焚き防止 | ○ |
| カバー | ○ |
| SP規格 | ― |
| ネット販売価格 | 4,014円前後(毎週更新) |
| 大型水槽向け コスパランク |
S |
| 220W限定 コスパランク |
SS |
ヒーターとサーモスタットが別々の分離型で、サーモスタットは最初から付いてくるため、別に買う必要はありません。販売ページによっては一体式と書かれていることもあるので、購入前に商品ページの内容をよく確認してください。縦にも横にも置けて、空焚き防止とカバーも付いているので、設置の自由度と安全面のバランスがよい仕様です。熱帯魚だけでなく海水魚も対象で、温度はサーモスタットで自分で設定します。
| 1日の稼働時間 | 1日 | 1か月(30日) | 冬の5か月 |
|---|---|---|---|
| 6時間 | 40.9円 | 1,228円 | 6,138円 |
| 12時間 | 81.8円 | 2,455円 | 12,276円 |
| 24時間 | 163.7円 | 4,910円 | 24,552円 |
1kWhあたり31円(全国家庭電気製品公正取引協議会の目安単価)で計算。冬の5か月は11月〜3月の150日分です。
電気代は、24時間つけっぱなしにした場合の1か月の上限が表に出ています。実際には設定温度に達するとヒーターが止まるので、部屋が暖かい季節ほど、表の上限よりかなり低くなります。
| 水槽 | 実際の水量 | このヒーター | 合うW数 |
|---|---|---|---|
| 12cmキューブ | 約1.6L | ○ | 10W |
| 15cmキューブ | 約3L | ○ | 10W |
| 17cmキューブ | 約4.4L | ○ | 15W |
| 20cmキューブ | 約7.2L | ○ | 20W |
| 25cm水槽 | 約8.4L | ○ | 20W |
| 30cm規格水槽 | 約11.7L | ○ | 25W |
| 36cm水槽 | 約18.5L | ○ | 40W |
早見表で「ちょうどよい」になるのは60cm規格水槽(約58L)だけで、45cm規格水槽(約29L)以下はすべてヒーターが大きすぎる判定です。メーカー記載の適合水量は110Lまでなので、60cm規格水槽より少し大きな水槽までは対応できます。45cm以下の水槽を使っている方は、水量に合った小さいW数のヒーターを選んだほうが無駄がありません。
このヒーターは60cm規格水槽を中心に考えられた220Wのモデルです。水量との関係を順に見ていきます。
メーカーが示している適合水量の上限は110Lです。60cm規格水槽の水量は約58Lなので、上限までにはかなり余裕があります。楽天の商品説明にも60cm水槽から75cm水槽用と書かれており、60cmより大きな水槽でも使える範囲です。
早見表でも、60cm規格水槽は唯一「ちょうどよい」の判定です。60cm規格水槽で熱帯魚や海水魚を飼うなら、候補に入れやすい一台です。水量に対して無理のない出力なので、水温を安定させやすくなります。
45cm規格水槽(約29L)より小さい水槽では、ヒーターの出力が水量に対して大きすぎます。出力が大きすぎると、水温が上下しやすくなる場合があります。小型水槽には、水量に見合った小さいW数のヒーターを選んでください。
コスパのランクは、価格の安さに加えて、縦横どちらにも置けるか、温度を自動で保つかを加味して付けています。
| 製品 | 価格 | サーモ | 縦横設置 | ランク |
|---|---|---|---|---|
| コトブキ シグナルオート 220W | 2,980円 | 不要 | ○ | SS |
| ニッソー プロテクトヒーター R-220W | 2,617円 | ― | × | SS |
| コトブキ シグナルオートMD 220W | 4,014円 | 付属 | ○ | SS |
| GEX セーフカバーヒートナビ 220W | 4,130円 | 付属 | ○ | S |
| コトブキ 水槽用オートヒーター 温度固定式 シグナルオート 220W | 4,252円 | 不要 | ○ | S |
| コトブキ シグナルヒートセット 220W | 4,813円 | 付属 | ○ | S |
| ニッソー プロテクトプラス R−220W | 4,659円 | 付属 | × | A |
| コトブキ ヒーター+サーモスタット シグナルヒートセット 220W | 6,224円 | 付属 | ○ | A |
| GEX AQUA HEATER セーフカバーナビパック 220 | 6,310円 | 付属 | ○ | B |
| アズワン 水槽用ヒーター 220W | 7,150円 | 不要 | ○ | B |
同じ220Wのヒーター15製品の中で、このヒーターのコスパは5位でランクSSです。上位には同じコトブキのシグナルオートや、ニッソーのプロテクトヒーターなどが並んでいて、国内メーカー同士の競争になっています。縦にも横にも置ける点を重視する方は、縦横どちらも設置できるこのヒーターが選びやすいです。
縦横どちらでも設置できるので、水槽の中のレイアウトや背面のスペースに合わせて置き場所を決められます。同じ220Wでも縦横自由ではない製品があるため、置き方に迷う方にはうれしい点です。本体サイズは長さ17.5cm、奥行き4.6cm、高さ4cmで、60cm水槽の中に収めやすい大きさです。
空焚き防止の機能があり、ヒーター本体にはカバーも付いています。水換えのときに水位が下がってしまっても、安全面での備えがあるのは心強いところです。魚がヒーターに直接触れにくくなるのも、飼育をする上で安心できます。
コトブキは国内メーカーで、水槽用品としてなじみのある会社です。同じW数の中でコスパは5位でランクSS、同じサイズ帯でも164製品中72位でランクSと評価されています。楽天のレビューは1件で平均は5.0ですが、件数が少ないので参考程度にとどめてください。
45cm規格水槽以下の水槽では、220Wは水量に対して大きすぎます。小型水槽で使うと水温が安定しにくくなることがあるため、おすすめしません。水槽が小さい場合は、水量に合ったW数のヒーターを選び直してください。
ヒーターとサーモスタットが別々なので、水槽の中で置くものが増えます。温度センサーとヒーターの位置が近すぎると、水温を正しく測りにくくなることがあります。ヒーターから少し離して、水がよく流れる場所にセンサーを置くようにすると、設定温度どおりに保ちやすくなります。
はじめてヒーターを使う人は、この順番で設置すると失敗しません。
水を入れてからヒーターを入れる
ヒーターは水の中で使う前提で作られています。水が入っていない水槽や、空気中で電源を入れると高温になり、故障ややけどの原因になります。
水が流れる場所に固定する
フィルターの吹き出し口の近くなど、水が動く場所に吸盤で付けると、水槽全体がむらなく温まります。底砂に埋めたり、水草や石で囲んだりしないでください。縦置きしかできない製品は、説明書の向きを守ります。
水温計で温度を確かめる
電源を入れて数時間たったら、ヒーターから離れた場所に付けた水温計で温度を見ます。分離型は、サーモスタットのセンサーをヒーターから離して付けると、温度が正しく測れます。
水換えの前に電源を抜く
水位を下げてヒーターが水から出ると空焚きになります。水換えや掃除のときは先に電源を抜き、10分以上冷ましてから水から出します。
| 生き物 | 水温の目安 |
|---|---|
| 熱帯魚(グッピー・ネオンテトラなど) 一年中ヒーターが必要 |
24〜28℃ |
| ベタ 寒さに弱く、一年中ヒーターが必要 |
26〜28℃ |
| メダカ 屋内で冬も元気に過ごさせたい・冬も産卵させたいときに使う |
20〜26℃ |
| 金魚 なくても飼えるが、水温の急な変化や病気の治療のときに使う |
20〜25℃ |
| ミナミヌマエビ 水温が急に変わらないようにするために使う |
20〜26℃ |
ヒーターの中のサーモスタットが壊れると、設定温度を超えても電気が止まらず、水温が上がり続けることがあります。編集部でも、サーモスタット一体型のヒーターが購入から1年ほどで故障し、設定25℃の水槽が38℃まで上がって、熱に強いはずの魚まで死なせてしまったことがあります。水温計を水槽に入れて、毎日ひと目で水温を確かめる習慣をつけるだけで、こうした事故は早く気づけます。
設定どおりに温まらない、逆に水温が高すぎる、通電ランプがつかない、コードや本体にひび・変色・膨らみがある、焦げたにおいやパチパチという音がするといった症状は、故障のサインです。異臭や異音、本体の異常な熱さに気づいたら、すぐにコンセントを抜いてください。ただし水温のずれは水温計の誤差や置き場所が原因のこともあるので、別の温度計と比べてから判断しましょう。
ヒーターが水から出た状態で通電すると、空焚き防止の安全装置が働いて二度と使えなくなったり、ガラス管が割れたりします。水換えや掃除の前には、必ずヒーターのコンセントを抜いてから作業しましょう。
水槽ヒーターは消耗品で、半年以上しまっておいたものは壊れていることも少なくありません。冬が来るたびに新しいものに替えると、故障による事故をぐっと減らせます。手ごろな価格のヒーターなら、買い替えの負担も小さく済みます。
コトブキ シグナルオートMD 220Wは何cmの水槽に使えますか?
水量110Lまでが目安で、60cm規格水槽にちょうどよい大きさです。それより大きい水槽では温まりきらないことがあります。
サーモスタットは別に買う必要がありますか?
ヒーターとサーモスタットが別々になった分離型で、サーモスタットはセットに含まれています。別に買う必要はありません。
何℃になりますか?
サーモスタットで23〜32℃の間で温度を設定できます。飼っている生き物に合わせて決めてください。
電気代はいくらかかりますか?
220Wなので、24時間つけっぱなしでも1か月4,910円が上限です。水温が設定温度に届くと電気を止めるので、実際はもっと安くなります。
横置きできますか?
縦置きでも横置きでも使えます。水深の浅い水槽でも置きやすい製品です。
水槽の中でどのくらい場所をとりますか?
ヒーター部分のいちばん長いところが約17.5cmです。レイアウトを広く使いたい小型水槽では、短い製品やパネルヒーターが向いています。
60cm規格水槽で、熱帯魚や海水魚を安定した水温で飼いたい方に合います。サーモスタットが付属しているので、別に買い足さずにそのまま使い始められます。縦にも横にも置けるため、レイアウトの自由度を保ちたい方にも向いています。
45cm規格水槽以下の小さな水槽を使っている方は、このヒーターではなく、水量に合った小さいW数のものを選んでください。目安は、水槽の水量に対して、適合水量の範囲内でできるだけ近いW数を選ぶことです。ヒーターとサーモスタットが一体になったタイプを探している方も、別の製品を検討するとよいでしょう。
同じくらいのW数・同じ使い方のヒーターです。コトブキ シグナルオートMD 220Wと比べてみてください。
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