ブセファランドラの花を咲かせるコツ
ブセファランドラは水中で仏炎苞というサトイモ科で見られる特有の花を咲かせることで知られています。水中で花を咲かせる品種は他にも多くありますが、水草水槽の中では最もポピュラーなので水中花を水槽でみたいという人はブセファランドラから水草育成を始める人も多いのではないでしょうか。
ブセファランドラは品種によって花を咲かせるタイミングは違いますが、ある程度の条件を整えてあげることで咲かせる状況へコンディションを持っていくことはできるので花を咲かせたい人はこの記事を参考にしてみてください。
ブセファランドラは水中で咲かない品種もある
ブセファランドラは、サトイモ科で見られる花(仏炎苞)を水中で咲かせることで知られています。しかし、ブセファランドラの品種全てが水中で花を咲かせるわけではありません。
クリプトコリネの多くの品種のように水上に出ている場合に花を咲かせる品種もあるので水中にどっぷり浸かっている場合は花を咲かすことなく形状維持というケースもあります。なかなか花を咲かさない場合は、半水上にすることで花を咲かせるきっかけを生み出せる可能性があります。
ブセファランドラの花を水中で咲かせるコツ
水温を一定にする
ブセファランドラは丈夫な水草とはいえ、水温が一定しないと葉が溶けて腐る可能性もありますので、水温管理はしたいものです。蕾をつける条件は様々な説がありますが、環境が大きく変動しないことは前提にあるので、水温は常に一定を保てるようにしましょう。
冬はヒーター、夏はクーラーを使って水温を管理を徹底しましょう。また、水温は24度〜26度程度にすることをおすすめします。アクアショップで蕾や花を咲かせている状態を購入する場合は、設定水温が何度だったのか確認しておくと同じ状況を生み出しやすいです。
水質を一定化させる
ブセファランドラを水槽に入れてから3ヶ月ほどは、水換えの頻度などを大きく変えずに様子見をしましょう。水質環境に馴染んでしまえば、蕾をつけます。もし、いつまで経っても蕾をつけないのであれば、水質が合っていないと考えるべきです。水換えの頻度を増やす・減らすなどの判断をしていきましょう。
水温設定と同じく、アクアショップで蕾や花を咲かせている状態を購入する場合は、PHや硬度がいくつなのか確認しておくと同じ状況を生み出しやすいです。
葉の色味を見る
ブセファランドラは滅多に枯れることはありませんが、歯が薄緑になったり、白っぽくなったら栄養素が不足しているサインです。苔が一気に増えない程度にカリウムや鉄分などの液肥添加を行いましょう。
育てているブセファランドラの葉が赤紫になったり、青くなったりするのは品種による特徴ですので、心配は無用です。事前にどのブセファランドラを購入したのか確認しておきましょう。
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