100均ファンが水槽冷却ファンとして使える3つの理由
100円ショップでは100円でないものの、固定型扇風機やハンディタイプの扇風機が300〜500円で売られています。デスクに置くタイプを水槽に使う事例もある中、今回水槽にめちゃめちゃマッチしたクリップ式のミニ扇風機を見つけたのでご招待します。
100均のファンが水槽冷却ファンとして使える3つの理由
クリップ式で水槽に設置やすい
一番の魅力はクリップ式なので、水槽のガラスに取り付けやすい点です。固定式やハンディタイプを工夫して設置しなければならない中、通常の水槽用ファンと同じクリップ固定ができる扇風機はまさに神商品。
バケツにだってつけられる
クリップの可動域が広いため、分厚いバケツにだって付けることが可能。水槽以外で生体を保管する際にも役立ちますね。
三段階の風量を選択出来る
弱中強の3段階で風量を調節可能です。
小さい水槽に設置する場合は冷えすぎ防止にも対応できる一方、45cm水槽レベルだったら「強」にして対応できます。30cm水槽なら強にして31度から25度までガッツリ下げることが出来ました。
首の角度が調節可能
首の角度も調節できるのも嬉しいポイント。風が当たりすぎるのを抑止したり、角度によっては水面と照明に当てることができ、両方の温度を下げることもできます。
電源コードがなくても稼働できる
リチウム電池内蔵のため、充電してあれば2時間ほどコードがなくても稼働可能です。何に使うんだと思うかもしれませんが、生体のお引越しや電源周りの調整中といったコードが使えない一時的な場合でも生体を危険に晒すことを回避できるのに役立ちます。
また、意図しない停電や誤ってコンセントを抜いたまま気づかない場面でもある程度凌ぐことができます。あまり無いかもしれませんが、川釣の生体の一時保管用として電池式エアーレーションとセットで用意するのもアリかもしれません。
水槽用冷却ファンと100均ファンどっちがおすすめか?
コスパならダイソーのミニ扇風機
風量、使い勝手を考慮するとGEXから出ているファンと比べると圧倒的にダイソーファンの方が優れています。小型水槽用ファンと価格比較しても3倍以上も違います。少し大きめのファンなら5倍以上の値段になります。
水槽ファンコスパ比較 | |||
---|---|---|---|
ダイソーファン | 25L以下対応 | 60cm以下対応 | 120cm以下対応 |
500円 | 1,900円 | 2,500円 | 3300円 |
課題をあげるなら取り付ける際の設置面積が広いことです。ただ、それは大きめなファンだったら同じことが言えるのでやっぱりダイソーファンは優秀です。
水位をあげたいなら水槽用ファン
水槽用ファンであっても水に濡れれば壊れてしまいます。しかし、水槽用ファンは水に本体が当たらない構造になっているので水没による故障を避けることは出来ます。
一方でダイソーファンはリチウム電池内蔵ともあって本体が水に濡れにくい構造にはなっていません。したがって水位を低くしなければなりません。ヒタヒタに近い水槽が良いという場合は水槽用ファンを使いましょう。
まとめ
水槽ファンを買うなら夏場がおすすめ
これから夏場に入ればハンディ扇風機を筆頭に売れていくことは間違いない。リチウム電池で外出時に使えることに加え、クリップ式でオフィスでも使える今回のダイソーファン。
こういうあんまり見かけない商品はない所は全くないし、売り切れたらそれっきりなんてこともザラ。夏本番、みんな扇風機持ってる〜!って時には買えなくなる可能性もある。
一応安価な商品なので2シーズン分くらいは買ってストックしておきたいところ。ちなみに筆者は都内のダイソーで何店舗かで見かけ、購入しました。