


金魚がひっくり返る原因いは消化不良による便秘、浮き袋の一時的な障害、慢性化することによる転覆病が考えらます。
初期症状から様子がおかしいことは分かるので、早く改善処置をすることで回復が狙えます。一方で放置していると転覆病が治らず、障害浮いたままで暮らすことになりかねません。
金魚がひっくり返る症状が見られたときは塩浴をしたり、水温を上げて餌やりを中断したり、量や頻度を減らすといったことが必要になります。
金魚がひっくり返る原因は、浮き袋の不調もしくは転覆病になっていることが原因として挙げられます。そして、この2つの引き金として大きな要因として挙げられるのは消化不良や水温の低さになります。1つずつ原因と対策を知っていれば金魚がひっくり返ることを改善したり予防したりすることができます。
金魚がひっくり返る原因として考えられる1つに「浮き袋の不調」が挙げられます。
浮き袋は金魚が浮力をコントロールするための重要な器官です。浮き袋が正常に機能しないと、金魚は自由に泳ぐことはもちろん、平行に泳ぐことができなくなり、斜めに泳いだり、ひっくり返ったりします。浮き袋の不調を引き起こす要因には、消化不良による便秘、水質の悪化、ストレスが挙げられます。
生まれつきではない場合、餌やりの頻度や水換え、塩浴をすることで症状が回復し、ひっ狩返った状態から元の姿に戻せるケースがあります。
転覆病は浮力を調節する浮き袋が上手く機能せずバランスを崩してしまう病気です。先述した浮き袋の不調と原理は一緒ですが、転覆病はどちらかというと治る見込みが低い時に使われる傾向が高いです。
転覆病は悪化するとひっくり返った状態で沈んで動かない、体が横たわったまま浮いている、泳ぐ気力がなくなり餌も食べなくなるといった症状が見られます。
死に直結する病気ではないですが、魚と飼育者のストレスが非常にかかる病気なので、どちらもメンタルが折れて症状を悪化させて死なせてしまうケースも珍しくありません。
金魚がひっくり返った場合は、他の金魚に追い回されたり、突かれることによってストレスを溜めないように別の水槽で塩浴をすることをおすすめします。
塩浴とは水中の塩分濃度と金魚の体内塩分濃度を近づけることで、浸透圧の負荷を減らして身体へのストレスを軽減させる対処療法です。
塩浴は水1リットルに対して食塩5g(小さじスプーン1杯)を入れるだけで良いので手軽に始めることができます。消化不良でひっくり返っている可能性を考慮し、塩浴期間である1週間〜2週間は餌を与えないようにして様子を見るべきです。
水の量は「10L」なら「10」と入力し、「1L500ml」なら「1.5」と入力してください。
水の量 (L):
必要な塩の量: g
塩浴の具体的なやり方は「塩浴期間と水換えのタイミングや戻し方」の記事をご覧ください。
金魚をはじめとする観賞魚の多くは水温が上がるほど活発化します。金魚は本来15度前後でも十分に飼育できる環境になりますが、消化不良の時は水温を24度前後まで上げることをおすすめします。
水温を上げることで活発化(代謝が上がり)するので、消化不良が改善し元の状態に戻れる可能性があります。
夏場は高水温にならないようにファンや水槽用クーラーで調整が必要です。また、水温が高すぎると酸欠リスクも上がるのでエアレーションも欠かさないようにすべきです。
金魚がひっくり返っている状態でいつも通り、餌をたくさんあげていると症状が改善せず、ずっと治らないという場合があります。
魚は1週間何も食べていなくても餓死することはないので、塩浴と合わせて1週間、便秘の改善や浮き袋の障害が回復するか様子見をすることも検討してください。
金魚がひっくり返ったら戻るかどうか様子を見ずにすぐに治療をおこない、今後の予防策も踏まえた環境改善をしないと転覆病が治らなかったり癖になってしまいます。
魚も飼育者もストレスになるので予防策をしっかり確認して実践しましょう。
消化不良が主な原因として挙げられるので、金魚に与える餌の量を減らしたり、与える回数を減らすことが必要です。例えば、餌の与える量は1分程度で食べ切れる量と言われますが、それよりも少ない時間で食べ切れる量に減らすことも検討に入れた方が良いです。
1日複数回の餌やりをしているのであれば、1日1回の給餌にするといったことも必要です。また、餌を与える時間は活動が活発な日中(ライト点灯時間)に与えた方が消化が促進されやすく、消化不良になりづらいです。
ライトが消灯する3時間前にはあげるようにしたいね
外での飼育は天気によって温度が変化するため、温度を一定に保つことは難しいですが、室内ではヒーターや水槽用クーラーやファンを使用することで一定の環境を整えることができます。
金魚は無加温飼育でも飼えると言われますが、温度を一定に保つことで転覆病以外の白点病や尾ぐされ病になりづらくするので水温維持に努めることはやはり必要と言えます。
金魚は20度以上になると活発化しはじめ26度前後では特に活動が盛んになります。26度前後になると水質も悪化しやすくなり、他の病気の発症源であるエロモナス菌やカラムナリス菌が金魚に悪さをすることがあるので、水換えや濾過フィルターのサイズ、飼育数も意識しなくてはいけません。
水質悪化によって消化器官が悪くなり、結果的に消化不良でひっくり返って転覆病につながるというケースも考えなくてはいけません。
綺麗な水質を維持するためにも水換えの頻度は1週間に1回〜2回にしたり、濾過フィルターを大きくして水量の底上げをすることも大切です。
それでも水換えの頻度が追いつかない場合は、水槽のサイズや飼育数を考えなくて、水槽を増やしたりワンサイズ大きくしたりする必要があります。
A1:金魚がひっくり返る原因の多くは消化不良や先天的な浮き袋の障害、転覆病です。ひっくり返って浮いている状態だが、突くと泳いで元に戻るといった症状であっても何かしらの障害が生じている可能性があるので塩浴や餌の量を減らすといった対策をすべきです。
A2:ありません。一部の魚は寝そべって寝る現象が見られますが、金魚の場合、ひっくり返る症状は浮き袋に障害があることが考えられます。塩浴や餌の量を減らすといった対策をすべきです。