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夏場の水温上昇を放っておくとCO2濃度の上昇でコケが大繁殖したり、昼夜の温度変化により生体を落としてしまう事に繋がりかねません。水温は冷却ファンを使うことで簡単に温度を下げられ、管理する事が可能です!
そこで本記事では小型水槽から大型水槽までマッチする水槽冷却ファン(小型扇風機)のおすすめ商品を紹介!加えて冷却ファンの効果やメリット・デメリットも紹介しているので初心者の方も参考にご覧ください。
水槽に使われる冷却ファンは、水面に風を当て、気加熱(液体が蒸発するために周りの熱を奪う現象)を発生させて水温を下げる力を使っています。
揺れる水面が大きければその分、水槽の温度を下げる事が狙えます。一方で気加熱が発生すると水槽内の水はどんどん蒸発して無くなっていくので夏場は足し水が必要になります。
水槽ファンの冷却能力は設置環境や水槽サイズににもよりますが、-3度程度が平均的。冷えても-5度程度となります。水温が下がらない問題の多くは室内の気温が原因なので、水槽ファンで水温が下がらない場合は水槽用クーラーの導入やエアコンをつけるといった対策が必要になります。
5月末から導入しよう!
5月に入ると気温が28度を超える日も出てきます。おおよそ梅雨入りの5月末〜6月初旬から気温と湿度が大きく上がり、室内気温が30度を超える場合も。
そうなれば日中の水温は28度以上になることは避けられないので、二酸化炭素濃度の上昇や苔の繁殖、水の汚れが加速する原因に繋がります。予め水槽ファンを取り付けなくても購入しておき、いつでも付けられる状態にしておきましょう。
水槽を冷やさないことで起きるトラブルについて詳細を知りたい人は、是非「水槽の水温上昇で起きがちなトラブル」を参照してください。
水中の酸素量は水温によって変化します。魚は1Lあたり3mg以下の酸素量になると酸欠による死亡する恐れがあります。高水温では酸素量が足りず酸欠になる可能性があるのでエアーポンプをしながら水温を下げた方が良いです。
水槽に使う冷却ファンは「そもそも取り付けられるかどうか」が重要です。小型水槽に大きめのファンをつけようと思っても取り付けられないので無理ですよね。また、冷え過ぎても困ってしまいます。基本的に水槽ファンの商品には推奨サイズが書かれているのでその通りに選ぶのがベストです。
中型〜大型水槽向けの冷却ファンになると冷えすぎ防止としてサーモスタットが搭載されている冷却ファンも存在します。25度や26度という下限値を基準に水温管理することになるので、もし27度あたりをキープしたい場合は1度毎に管理できる水槽クーラーを導入するのが良いでしょう。
水槽に使う冷却ファンは防水加工されているなどの特殊なものではなく、水槽のフレームに取り付けられるように設計されているだけです。したがって、100円ショップで売られている卓上ファンや手持ち扇風機などを水槽に取り付けられるなら、それでも代用できてしまいます。
冷却温度 | -3度〜-4度 |
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サイズ(W×D×H) cm | 幅3.6×奥行き7.5×高さ2.3cm |
価格 | Yahoo! 2,380円〜 |
Amazon 2,380円〜 | |
楽天市場 2,380円〜 |
GEXから出ている定番の水槽冷却ファンシリーズ。コンパクトは手のひらに収まるほどコンパクトで20cm水槽〜長方形型の30cm水槽までなら十分冷えます。しかし、30cmキューブ(24.3L)になると明らかにパワー不足なのでレギュラーが必要になります。
冷却温度 | -3度〜-4度 |
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サイズ(W×D×H) cm | 幅4.8×奥行9.5×高さ3.5 |
価格 | Yahoo! 2,780円〜 |
Amazon 3,330円〜 | |
楽天市場 2,780円〜 |
コンパクトよりも一回り大きい程度で、パッと見、見分けがつかない人もいるかもしれません。30cmキューブ水槽以上ならレギュラーサイズを使用するのが効果的。60cm水槽でも奥行きが30cmほどになる大きさになると冷却が追いつかないです。二つ設置するか、60cmスリムタイプまでの使用と思った方が良いです。
冷却温度 | -3度〜-4度 |
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サイズ(W×D×H) cm | 幅6.8×奥行13.8×高さ4.2 |
価格 | Yahoo! 2,980円〜 |
Amazon 4,144円〜 | |
楽天市場 4,190円〜 |
見るからにビックですので水槽の蓋はほぼできないと思った方が良いです。魚の飛び出し防止をするにはネットを水槽につけ、その上から冷却ファンを取り付けるといった工夫が必要になります。
規定水量よりも低く見積もるのが重要で、場合によっては2つ設置が求められることを考慮しておきましょう。冷え過ぎ防止設定は搭載していないので、別途サーモスタットを購入し取り付ける必要があります。
GEX ファンサーモスタット | |
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Yahoo! 2,850円〜 | |
Amazon 3,320円〜 | |
楽天市場 2900円〜 |
冷却温度 | -3度 |
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サイズ(W×D×H) cm | 幅2.4×奥行2.0×高さ3.0 |
価格 | Yahoo! 2,801円〜 |
Amazon 2,778円〜 | |
楽天市場 2,390円〜 |
冷却温度 | -3度 |
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サイズ(W×D×H) cm | 幅11.5×奥行2×高さ16.5 |
価格 | Yahoo! 3,170円〜 |
Amazon 3,784円〜 | |
楽天市場 3,700円〜 |
サーモスタット搭載の水槽冷却ファン。水を冷やし、水温を一定できる点ではコスパが非常に優れています。ただ、設置した所はかなり大きな空間ができてしまうので魚の飛び出し事故を防ぎたい人はおすすめできません。60cmワイド水槽や90cm水槽では2つは欲しいところ。能力が高い分水の減りは早いです。
冷却温度 | -4度 |
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サイズ/cm (W×D×H) | 幅9.0×奥行8.2×高さ24.5 |
価格 | Yahoo! 1,850円〜 |
Amazon 1,980円〜 | |
楽天市場 1,980円〜 |
冷却温度 | -4度 |
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サイズ(W×D×H) cm | 幅11.5×奥行6.7×高さ26.5 |
価格 | Yahoo! 3,608円〜 |
Amazon 3,600円〜 | |
楽天市場 3,980円〜 |
コトブキ工芸のスポットファンはファン自体は水槽の脇に外掛け式で装着する仕様となっています。風の噴射口だけが水面に当たるので、水槽上部には大きくスペースを取りません。そのため、蓋に干渉せず取り付ける事ができます。
冷却ファンが水面に位置していると水蒸気を吸い込む形となり、高温室では上手く冷えないという課題がありました。このスポットファンは吸い込み口をズラすことによって水蒸気を避けて乾いた風を直接送る事ができ、他製品よりも効率よく冷やしやすいという仕組みとなっています。
ただし、冷却ファンが壁に面していると風を上手く吸い込む事ができず、冷却効果を十分に得られない場合があります。設置スペースの確保は必要になります。
GEX ファンサーモスタット | |
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Yahoo! 2,850円〜 | |
Amazon 3,320円〜 | |
楽天市場 2900円〜 |
スポットファンには温度が下がり過ぎた際に停止する機能がついていません。そのため、規定温度になったら電源がON,OFFになるサーモスタットはあった方が冷え過ぎ防止に加えて、電気代の節約にもなります。
水槽ファンにはメリットとデメリットが存在します!
水槽ファンのおおよそのメリットは安い!冷却に手頃!の2つしかありません。小型水槽〜90cm水槽くらいまでは対応できますが、それより大きい水槽は水槽ファンをたくさん取り付けるよりも水槽用クーラーを設置した方が効率よく冷やす事ができます。
ただ、安く水温管理ができるメリットほど大きいものはありません。30cm以下の小型水槽に関してはむしろ水槽ファンの方が管理しやすく、設置もしやすいという利点があります。
水槽ファンの最大のデメリットは「魚が飛び出す危険性が上がる」という点です。魚は小さな隙間からでも飛び出してしまう事があり、命を守るために蓋は欠かせません。
また、大型魚をメインで飼育している人は飛び出し事故を一番警戒するはずです。安価な水槽ファンで命を失うリスクを背負うなら、水槽用クーラーを導入した方が絶対に良いです。
水槽ファンを使用するとどうしても水の減りが早くなります。小型水槽でも1日に500~1000ml分の水が蒸発してしまうことも珍しくありません。毎回カルキ抜きをした水を足すのは面倒です。
あらかじカルキ抜きをした2Lペットボトルを用意しておくと管理の手間が省けて楽です。
取り付ける場所にもよりますが、エアーレーションなどの飛沫が当たることにより、ファンが壊れてしまう事が多いです。また、ファンは基本的にフル稼働するのでワンシーズンで寿命を迎えることも珍しくありません。
そもそも水槽の設置場所がこもっていると。冷却ファンを使用しても水温がほとんど下がりません。水だけ減って水温が下がらない現象が起きるので、そうなれば水槽用クーラーを設置するしかありません。
水槽に使われる冷却ファンは、水面に風を当て、気加熱(液体が蒸発するために周りの熱を奪う現象)を発生させて水温を下げる力を使っています。温度を下げる時に水槽の水が蒸発するため、水槽ファンを稼働させるほど水が減っていきます。詳しくは「水槽の冷却ファンの効果は?」で解説しています。
ファンサーモスタッドとはファンの稼働によって水槽内を冷やしすぎないようにする仕組みです。ファンサーモスタッドの機能がついているファンは一定の温度まで下がると電源がオフになり、それ以上風邪を送らなくなります。また、水温が上がるとファンが稼働するので電気代の節約にもつながります。ファンサーモスタッドレス搭載の水槽ファンは「最強に冷える水槽用ファンおすすめ8商品」で紹介しています。
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