サルビニアククラータの育て方|水質浄化能力は?
サルビニアククラータは浮草の代表格でビオトープに用いられる水草です。本記事ではサルビニアククラータの育てる上で必要な条件、使用レイアウトを紹介しています。参考にご覧ください。
サルビニアククラータはどんな水草?
サルビニアククラータの情報 | |
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分類 | サンショウモ科 サンショウモ属 |
学名 | Salvinia cucullata |
類似水草 | サンショウモ アマゾンフロッグビット |
別名 | – |
葉の大きさ | 葉幅3mm前後 葉の大きさ1~1.5cm前後 |
育成難易度 | |
成長速度 | 早い |
レイアウト配置 | 浮草 |
温度 | 22〜35度 |
水質 | 5.5〜7.5 |
硬度 | 1〜4 |
二酸化炭素(CO2) | なくても良い |
光量/照明 | 曇りでも良し |
増やし方 | 新芽を展開 |
参考価格 | Yahoo! 1株あたり177円〜 |
Amazon 1株あたり186円〜 | |
楽天市場 1株あたり210円〜 |
成長するほど凹みが強まる
サルビニアククラータの最大の特徴はサンショウモの中でも葉っぱが成長するほど凹みが生まれ筒のようになっていく姿です。密集した筒状の葉が山なりに育っていくと、水草の小島のような雰囲気を出すため浮草としてとても可愛く人気があります。
真上から楽しむ浮草
サルビニアククラータは上から楽しむ浮草です。根が短いので真横から楽しむ水槽レイアウトにはいまいちパッとしません。また、上に盛り上がっていくので水槽の蓋に干渉する場合もあります。
水質浄化能力はある?
水草は水中内の栄養素を吸収していく事で知られていますが、浮草は水中に根を展開していることから、特に吸収が早い傾向にあり、水質浄化に一役かってくれることに期待が持てます。
サルビニアククラータの育て方
サルビニアククラータに必要な光量
水槽規格 | まぁまぁ育つ | 十分育つ |
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30cm | 300~500lm | 588~1,176lm |
45cm | 750~1,000lm | 1,500~2,000lm |
60cm | 1,000~2,000lm | 2,550~3,000lm |
主な基準参考商品:リーフグロー、suisaku300~、KOTOBUKIツイン、GEXパワーⅢ、アクロtriangle
サルビニアククラータを室内管理する場合はLEDライトを直接当てずとも室内の蛍光灯の明かりだけでも数を増やしていくことが可能です。外のビオトープで管理する際も日光が直接当たらずとも数を増やしていくのであまり過敏に光に意識を向ける必要はないと言えます。
サルビニアククラータの増やし方
サルビニアククラータは徐々に新芽を展開していくため、水草のようにピンチカットなどしなくても増えていきます。基本は放置でもOKです。魚がいると糞などから栄養を吸っていくため、成長が早まるかもしれません。
サルビニアククラータは越冬できる?
サルビニアククラータは熱帯の植物であるため、20度以上が必要です。真夏の30度を超える状態でも耐えれられることが多いので夏場向けの浮草と言えます。
日本の冬は寒すぎるため、屋外に置いておくと枯れてしまう可能性が高いです。越冬させる場合は室内に置いておく、風当たりのない場所に避難させる、発泡スチロールの容器に入れるといった工夫が必要になります。