メダカが横向きで死にそう!助ける方法はある?
メダカが横向きになっている時の原因には酸欠、水温が高すぎる、病気といったことが挙げられます。それぞれの原因にあった対処方法をすれば蘇生させることもできます。
ただし、死にそうな原因とは関係のない対応をするとトドメを指してしまう恐れがあるので慎重にならなければなりません。
この記事では横向きで死にそうになっている原因とそれぞれに合った復活方法を紹介しています。
メダカが横向きになる原因
酸欠によるもの
酸欠状態になると泳げなくなりエラをパタパタとさせながら横向きになり、死にそうな姿で見つかることがあります。
水草水道でCo2レギュレーターが暴走した時や水温が高水温になった時に起きやすいです。
しかし、強めのエアレーションやストローを使い、メダカのそばで酸素を送ることで復活できることがあります。
高水温によるもの
夏場になると水温が上昇することで水中内の溶存酸素量が低下して酸欠を引き起こすことがあります。
エアレーションをしていない水槽では特に酸欠が起きやすく、それが原因で外にいるメダカさえ酸欠で横向きに浮いたり沈んだ姿で発見されることがあります。
わずかでもエラを動かしているならエアレーションをすることで蘇生が狙えます。
病気の末期症状
酸欠以外の原因として挙げられるのが病気の末期症状です。代表的な病気には転覆病やハリ病、尾ぐされ病、白点病が挙げられます。
転覆病は身体がひっくり返るような様子から横向きとは別の症状で見つけられますが、ハリ病や尾ぐされ病の時は気づけずに末期症状になっているということも珍しくありません。
地面に横たわった状態になると復活させることは非常に難しいです。エビやスネールがいる水槽ではトドメを刺されることがあるので、延命させたい時はエビやスネールを水槽から分ける必要があります。
死期が近い姿
病気の悪化や寿命で泳ぐ体力がなくなった時に横たわった状態で呼吸が荒い姿で見つかる場合があります。この状態から復活させることは難しいので、そばでエアレーションをしても助からないことがほとんどです。
メダカが横向きになった時の対処方法
エアレーションを強めにする
メダカが横向きになった時の原因が酸欠ならエアレーションを強めにしましょう。
また、病状が悪化した時も同じようにエアレーションを強めることで酸素供給量を上げて弱体化を抑えることができます。
ゆっくり水換えをする
メダカが死にそうな時はゆっくり水換えをすることで復活できる場合があります。
ゆっくりというのは、換水量は50%以上と多いものの、PHをしっかり合わせた上で水を入れ替えることを指します。
カルキ抜きには粘膜保護剤を使用することをおすすめします。
粘膜保護剤を使用する
粘膜保護剤は魚の粘膜に近い成分でダメージの保護、修復を図るものです。これによって突然死を予防したり、弱った個体を復活できる場合があります。
生存率が上がる評判が多い
カルキ抜きの効果があるので水換えが必要であれば水量に合わせて添加します。もちろん、水換えをしなくても水量に応じた粘膜保護剤を添加しても良いです。