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メダカの水槽に入れるといいもの11選と飼育に役立つもの9選

メダカの水槽に入れると いい もの

メダカの水槽に必要なものは全て揃いましたか?メダカ飼育と調べると必要なものが列挙されていますが、飼育初期で用意するもの、飼育を進めてから必要になるものはまた違います。

この記事では「メダカの水槽に入れるといいもの」を改めて紹介していきます。飼育に慣れてきた人でもより快適になるアクアリウムグッズが抜けている場合があるのでぜひ参考にご覧ください。

目次

メダカの水槽に入れるといいものBEST 11

底砂・砂利・赤玉土

底砂・砂利・赤玉土どれでも良いですが、これら低砂は水槽の底面を覆い、自然な環境を模倣します。
また、メダカ飼育には濾過バクテリアが欠かせない存在ですが、底砂・砂利・赤玉土を敷くことでバクテリアの定着を促すのに役立ちます。また、底砂はメダカのストレスを軽減し、産卵の場所としても機能します。

エアポンプ(エアレーション)

エアポンプは水中に酸素を供給し、メダカの呼吸をサポートします。また、酸素の供給は水質を改善し、有害物質の分解を促進します。さらに水の循環を促進し、水槽内の温度や化学物質の均一性を保つのにも役立ちます。

特に夏場は水温が上がることで酸欠になりやすく、メダカがポツポツ死んでしまう原因を生みやすいのでエアレーションはあった方が良いです。

水質調整剤(カルキ抜き)

水質調整剤(カルキ抜き)は、水道水中の塩素や重金属などの有害物質を中和し、メダカに安全な環境を提供します。これにより、水槽内の水が自然環境に近い状態になり、メダカの健康を維持するのに役立ちます。

また、水質調整剤には粘膜保護剤が含まれているものもあり、死にかかっているメダカも粘膜保護剤とエアレーションの強化によって復活させることもできます。それほど、水質調整剤はメダカ飼育にとっては役立つアイテムです。

バクテリア剤

バクテリア剤は、水槽内で有益なバクテリアの定着を促し、アンモニアや亜硝酸塩のような有害物質を分解するのに役立ちます。これにより、水質が安定し、メダカの健康が保たれます。

立ち上げたばかりの水槽や水換えを多くした水槽ではバクテリアが減少しているので、アンモニアや亜硝酸塩のような有害物質の分解が不十分になる可能性があります。この状態は水質が安定していないということになるのでメダカの調子が崩れる原因となります。

水温計

水温計は水槽内の温度を正確に監視するのに役立ちます。メダカは特定の温度範囲で最適に生活するため、適切な水温の維持は健康と快適さを保証します。

水槽ヒーターを設置している場合は、ヒーター故障にいち早く気づくためにも絶対に取り付ける必要があります。また、逆もあり、クーラーやファンが壊れていた場合に水温上昇がしていないかを気づくにも役立ちます。

水温計はデジタルのほうが見やすくて分かりやすいよ

水槽用ヒーター(必要に応じて)

寒冷地や冬季には水温が低下するため、水槽用ヒーターが必要になります。一定の温度を維持することで、メダカのストレスを軽減し、健康を保つことができます。

屋外飼育のメダカは約13度以下まで水温が低下すると冬眠状態に入ります。越冬させるには10月〜11月に餌の量を増やして肥えさせたり、冬場の飼育容器の水量が少なすぎないように足し水をすることが求められます。

室内飼育のメダカは水温低下で冬眠状態に入らないので、尾びれが閉じたり、白点病や尾ぐされ病になってしまうことがあるので冬場はヒーターを設置した方が良いです。

水槽用ファン・クーラー

高温期に水温が上昇すると、メダカにストレスがかかります。水槽用ファン水槽用クーラーは適切な温度を維持し、夏季の水温上昇を防ぎます。

特に夏場は高水温によるストレスだけでなく、高水温によって水槽内が酸欠になってしまう恐れがあります。酸欠状態になるとメダカだけでなく、バクテリアにもダメージがあるため、水質悪化を産む原因ともなります。

水草

水草は水槽内で酸素を供給し、二酸化炭素を吸収します。また、有害物質を吸収し、水質を自然に浄化する役割を果たします。水草はメダカに隠れ場所にも、産卵場所にもなるため、ストレス軽減や繁殖に役立ちます。

隠れ家(例:岩、流木、陶器の隠れ家)

隠れ家はメダカにとって安心できる避難所になるためストレスを軽減に役立ちます。特に水草や浮き草といった自然な隠れ場所は、メダカが安心して休息できる環境を作り出し、自然行動(繁殖)を促進できます。

特に素焼きの土管はバクテリアの定着に役立つのでメダカ飼育初心者の人にはおすすめです。

水槽カバーまたは蓋

水槽カバーや蓋は、メダカが水槽から飛び出すのを防ぎます。また、水の蒸発を減らし、水質の安定性を保つのにも役立ちます。さらに、外部からの汚染物質や化学物質の侵入を防ぐ効果もあります。

生活の中にはメダカに有害なものが漂っていることがあるから蓋は大切だよ

サーフェススキマー

サーフェススキマーは水面に発生した油膜や水草の切れ端、ゴミ、不純物の除去に役立ちます。サーフェススキマーはメダカが泳がない低層に水を送れるのでメダカに負荷なく、水槽内の水を回すのに最適です。

また、サーフェススキマーは餌の食べ残しを素早く回収できるので水槽内の水質悪化を防ぐことができます。

メダカ飼育にあるといいもの9選

水質テストキット

水質テストキットは、水槽内のアンモニア、亜硝酸塩、硝酸塩、pHレベルなどを定期的にチェックするのに不可欠です。これにより、水質悪化を早期に発見し、水質改善を講じることができます。

水質が不適切な場合、メダカはストレスを受けたり、病気になったりするリスクが高まります。定期的な水質チェックは、健康な水環境を維持し、メダカの健康を保護するのに重要です。水質チェックはテトラ6in1といった商品を使えば簡単に調べることができます。

外部フィルター

外部フィルターは、水槽内の水を循環させ、有害な物質を効率的に除去します。これにより、水質が清潔に保たれ、メダカの健康が維持されます。

外部フィルターは、特に大きな水槽や多くの魚を飼育している場合に効果的で、スポンジフィルターや外掛けフィルターよりも強力な濾過能力を持ちます。また、メンテナンスが容易で、水槽内のスペースを節約できる利点もあります。

リン酸除去剤

リン酸除去剤は、水槽内のリン酸レベルをコントロールし、藻類の過剰な成長を防ぎます。リン酸は藻類の栄養源となり、過剰になると水槽内で藻類が爆発的に増える原因となります。

これにより、水質が悪化し、メダカの健康に悪影響を及ぼす可能性があります。リン酸除去剤を使用することで、水槽内の生態系のバランスを保ち、清潔な環境を維持するのに役立ちます。

水槽用ライト

水槽用ライトはメダカの活動周期を整え、自然な環境を模倣するのにも役立ちます。水槽の美観を高める効果もあり、観賞価値を向上させます。

また、水槽用ライトは、水草を育てている場合に重要です。適切な光量とスペクトルを提供することで、水草の健康な成長を促進し、水質を自然に浄化するのに役立ちます。また、

殺菌灯

殺菌灯は、水槽内の細菌や病原体を制御するのに役立ちます。殺菌灯は水を殺菌し、病気のリスクを減らすことができます。これは特に、新しい魚を導入する際や病気が発生した後の水槽で有効です。ただし、殺菌灯の使用は慎重に行い、メダカや水草に悪影響を与えないように管理する必要があります。

紫外線ライト

メダカにとって太陽光は免疫向上や卵の孵化の促進といった効果が期待できます。ですが、みんながみんな太陽光を浴びせられる環境で飼育できるとは限りません。

そこで役立つのがUVBライトです。UVBライトは爬虫類や小動物に使われることが多いライトですが、メダカにも有効です。水槽ライトと合わせて使用するも良し、UVBライトだけを使うのも良いです。

水槽の背景

水槽の背景は、メダカに安心感を与えるのに役立ちます。自然な環境を模倣する背景は、メダカがリラックスし、ストレスを軽減するのに効果的です。また、背景は水槽の視覚的な魅力を高め、観賞価値を向上させます。

あると安心する掃除道具

  • 底砂掃除機
  • スポンジ
  • ブラシ
  • プロホース

掃除道具(底砂掃除機、スポンジ、ブラシなど)は、水槽を清潔に保つのに必要です。定期的な清掃は、蓄積された汚れや有害物質を除去し、水質を維持するのに役立ちます。清潔な水槽は、メダカの健康を保護し、病気のリスクを減らします。

塩水浴用の塩

塩水浴は、メダカの皮膚病や寄生虫の治療に有効です。適切な濃度の塩水は、メダカのストレスを軽減し、免疫システムを強化するのに役立ちます。しかし、塩水浴は正しい方法で行う必要があり、過度な使用はメダカに害を及ぼす可能性があるため、注意が必要です。

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この記事を書いた人

アクアリウムTIPSはプロショップをはじめとする多くのアクアリストに閲覧されているサイトです。熱帯魚、水草をはじめとする生体の育成管理ノウハウをはじめ多くの情報をお届け。定期的なコンテスト開催も行い、アクアリストを繋ぐメディアの運営に努めています。

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