凹構図の60cm水槽レイアウトの作り方と管理方法【ken@aquarium作】
この記事ではken@aquariumさんが手掛けた作品を写真を踏まえて記事化。凹構図を意識した水槽レイアウトの立ち上げ背景や使用した道具、機材、日頃のメンテナンス方法などを紹介しています。これから水槽を立ち上げる方や他の人が管理する水槽がどのようなものか気になる方は是非参考にご覧ください。
凹構図水槽レイアウトの情報
水槽コンセプト | 熱帯魚らしく夏っぽく涼しい感じにしました。 |
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60cm水槽のレイアウト情報 | |
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水槽スペック | エーハイムEJ 幅60×奥行き30×高さ36cm |
ソイルなど砂底 | JUNプラチナソイル GEX砂 アマゾニアⅡ(追加) |
フィルター | エーハイム2213 |
照明器具 | aqulloトライアングルgrow |
二酸化炭素 | 1秒1滴 |
点灯時間 | 9時〜20時(11時間) |
凹構図水槽レイアウト立ち上げ時のポイント(石組)
ソイル漏れ防止は鉢底ネット
ソイルを敷き詰める上でソイル漏れ対策は欠かせません。今回のレイアウトは中央と前景に化粧砂を敷き詰めるので特に重要です。
諸段階で鉢底ネットで柵を作って堰き止め。道となる部分と大きい石部分にはウールマットを敷いて高さも出しています。
横から見ると園芸ネットがソイルをしっかり受け止めているのが分かります。段差をつけたい場合にも有効。
後景のかさ増しは軽石を
奥行きを出すために水槽の半分より後ろには高さをあらかじめ出しておきます。ソイルをメインに流し込むと8L以上は必要になるので、濾過材でも使われる軽石をネットに入れてまとめた物を配置しています。
凹構図にするため、もちろん中央には何も配置はせず、左右に盛土をし石を配置していきます。
ネットを使うメリットは多い!
- ソイルが底上げ石の隙間に入るのを防げる
- リセット時の撤去が非常に楽
- 底上げ素材の使い回しがしやすい
凹構図水槽レイアウト立ち上げ時のポイント(流木)
流木の配置は凹型構造を意識して置いています。特に真ん中は奥行きが出るように配置。両サイドには水草を埋めることを考慮して流木はあまり置いていません。
凹構図水槽レイアウト立ち上げ時のポイント(水草)
水草配置について
照明は実は1灯のため、奥にライトを設置し後景に光量が求められるロタラ系を配置し、手前にクリプトコネやブセといった陰性の水草をメインに配置しています。(バックライトを使っているのでより明るく感じるかもしれません)
水草育成中のトラブルについて
立ち上げてから後景のロタラたちが伸び悩んでいました。 底上げをしているため、底床のソイルが薄かった可能性も考慮してアマゾニアの追加とADAの液肥を添加して様子を見ていました。結果的にはライトに要因がありました!
凹構図水槽レイアウトの手入れ・メンテナンス
水槽のメンテナンスの仕方について
- 週に1回程度で換水を1/4程
- コケ掃除はプロレイザー
水槽に発生するコケについて
緑のコケが中心に発生。コケ対策はこまめな掃除とコケ取り生体の導入です。 生体の適正数はYouTubeの「wasabi水草チャンネル」さんを参考にさせていただきました。 迷っている方は是非ご覧ください!
水槽に入れた生体について
立ち上げ5日後に生体を導入
立ち上げ5日ぐらいしてネオンテトラ数匹とコリドラス1匹入れました。それ以降に何種類かの熱帯魚を入れています。異例テル生体は以下の通り。
ネオンテトラ |
ゴールデンハニードワーフグラミー |
ラスボラエスペイ |
ホワイトダイヤモンドネオンテトラ |
アピストグラマビタエニアータ |
コリドラス各種 |
シルバーハチェット |
アフリカンランプアイ |