

まずは足し水程度に留め、水換えは水温が安定する4月以降にするのが無難です。どうしても汚れが気になるなら、底に溜まった糞や落ち葉だけを吸い出し、汲み置きしておいた同じ温度の水をごく少量だけ追加してください。餌やりも、水面に上がってきてパクパクしている時だけ、消化の良い粉末状のものを「1分で食べ切る量」からスタートするのがセオリーです。
今の時期にポツポツ死が出るのは、冬の間に痩せ細ってしまった個体が、春の急激な水温上昇に耐えられないからです。私はこの時期、パラクリアのような高機能フードを極少量ずつ与え始めます。水換えはまだ全換えは厳禁。半分以下の「ぬるい水換え」で刺激を与え、産卵モードへスイッチを入れていくのがコツです。
私は最近、セリアで買った水温計を全ての鉢に入れてチェックするようにしました。15度を超える日が増えてきたら本格的に動こうと思っています。今はまだ我慢の時期ですよね。焦って色々やるより、天気の良い日に太陽がしっかり当たるように、すだれを外したり掃除したりするくらいが一番安全かもしれません!お互い春の繁殖シーズンに向けて頑張りましょう!
メダカ飼育において春は最も心躍る季節である一方、冬眠明けのデリケートな個体にとって最も命の危険が伴う時期でもあります。冬の間、低活性で過ごしたメダカは内臓機能が低下しており、急激な環境変化に対応できません。春の準備を成功させるための具体的なステップを解説します。
春の準備を開始する目安は、日中の水温が安定して15℃を超えるようになったタイミングです。しかし、朝晩の最低水温が5℃を下回るような時期はまだ冬眠の延長線上にあります。水温差が激しいとメダカはストレスを感じ、エロモナス感染症などの病気を発症しやすくなります。まずはデジタル水温計を使用し、一日の最高・最低水温を把握することから始めましょう。
冬の間に溜まった汚れを一度に掃除したくなりますが、全換水は厳禁です。まずは飼育水の1/4から1/3程度の量を、数日かけてゆっくりと入れ替えます。この際、新しく入れる水は必ず汲み置きし、飼育容器の隣に置いて温度を完全に一致させてください。また、底に溜まった有機物が腐敗している場合は、スポイト等で部分的に取り除くのが安全です。もし病気が疑われる個体がいる場合は、0.5%濃度の塩水浴を別容器で行い、体力の回復を待ちます。
水温が10℃〜12℃程度になるとメダカが水面付近を泳ぎ始めますが、ここで焦って高タンパクな餌を与えると消化不良で死に至るポツポツ死の原因となります。最初は消化に良い稚魚用の粉末餌や、春先専用の低水温用フードを、数分で食べ切る極少量から与え始めます。1日のうち、最も水温が高い12時から14時の間に1回だけ与えるのが理想的です。
本格的な産卵シーズンである5月に向けて、4月頃には親魚の選別と容器のサイズアップを検討しましょう。メダカ1匹に対して最低1L、できれば2L以上の水量を確保できるNVボックス22や13等の容器が推奨されます。日照時間が13時間を超えると産卵が活発になるため、日光がよく当たる場所に設置し、必要に応じてホテイ草や人工の産卵床を投入する準備を整えておきましょう。