


まず、生理的な変化についてですが、幼体期は成長のために高い代謝を必要としますが、15cmを超えると代謝が落ち着き、餌の消化にかかる時間が長くなります。以前のように毎日給餌すると、消化不良を起こし、結果的に次の餌への食欲が湧かなくなります。
給餌頻度と量については、現段階では週に2~3回で十分です。量は、ウーパールーパーの頭の幅と同程度の大きさの餌を2~3粒与えるのが目安です。食べ残しは水質悪化の原因になるため、必ず除去してください。
拒食が続く場合は、環境ストレス(特に水温)を疑ってください。ウーパールーパーは水温が22℃を超えるとストレスを感じ、消化能力が低下します。水温が安定しているか、アンモニアや亜硝酸塩が蓄積していないか、水質チェックを定期的に行うことが重要です。
可能性としては、①消化不良による食欲不振、②水温上昇による代謝低下、③人工飼料への慣れ不足、のいずれかと考えられます。消化不良を避けるためにも、餌を与えない日(絶食日)を設けることをお勧めします。
正直な話、キョーリンの「ひかりウーパールーパー」は栄養バランスは良いんですが、食いつきがイマイチという声は多いです。店では推奨していますが、ぶっちゃけ食いつき重視なら「どじょう養殖研究所」が出しているキャットシリーズ(特にEP-3など)を試してみるのがおすすめです。
拒食対策としては、まず一度冷凍アカムシに戻して食欲を刺激してください。アカムシをピンセットで与える際、人工飼料をアカムシの隣にそっと置いて、においを移すのがテクニックです。食いつきが良い餌なら、慣れれば人工飼料だけでも食べてくれるようになりますよ。
人工飼料に切り替える際は、少量ずつ、ピンセットで口元に持っていく「手渡し給餌」が一番確実です。沈んだ餌は放置せず、すぐに回収してくださいね。
拒食の話だけど、餌が悪いとか頻度が悪いとか言う前に、環境ストレスがないか確認すべきだよ。特に夏場、水温が25℃を超えていない?ウーパールーパーにとって、25℃は命にかかわるレベルのストレス源だ。
水温が高いと、まず食欲が落ちる。水槽用クーラーやファンで水温を20℃以下にキープできているか確認してくれ。水温が高すぎると、濾過バクテリアの活動も弱って、水質も一気に悪化する。アンモニアが少しでも出ていると、敏感なウーパールーパーはすぐに拒食するよ。
餌を週2~3回にするのは正しいけど、食べる量が少ないなら、まずは環境を完璧に整えることが先決だと思うよ。
ウーパールーパーが体長15cmに達すると、幼体期から成体期へと移行する過渡期にあたり、給餌方法や頻度を大きく見直す必要があります。この時期の拒食は、飼い主の不安を招きやすいですが、多くの場合、代謝の変化や環境要因が原因です。
15cmは、成長のピークを過ぎ、代謝が安定し始める時期です。毎日給餌していた幼体期と異なり、消化器官に休息を与えることが重要になります。
人工飼料への食いつきが悪い場合は、嗜好性の高い餌(冷凍アカムシや活き餌)を少量与えて食欲を刺激し、その後すぐに人工飼料を与える方法が有効です。ピンセットで餌を目の前に持っていく「手渡し給餌」は、確実に餌を食べさせる最も効果的な方法です。
人工飼料を選ぶ際は、沈下性でウーパールーパーに必要な動物性タンパク質(粗タンパク質40%以上が目安)を豊富に含むものを選びましょう。多くの飼育者から支持されているのは、キョーリンの「ひかりウーパールーパー」や、どじょう養殖研究所の「キャット」シリーズなどです。
拒食の原因として最も多いのが環境ストレスです。特に水温と水質には十分注意が必要です。