


結論から言うと、緊急時の代用として少量ならOKですが、主食にするのは絶対に避けるべきです。
当店でもウーパールーパー専用フードへの食いつきが悪いという相談は多いですが、亀の餌(特にカメプロスなど)は、ウーパールーパーには栄養バランスが偏りすぎています。
ウーパールーパーの餌に必要なのは、高タンパク質であることと、低脂肪であることです。そして、消化しやすいよう軟らかく作られていることが重要です。亀の餌は、甲羅の形成のためにカルシウム分がウーパールーパー専用フードよりも多く含まれています。また、水に溶けにくく硬めに作られているため、ウーパールーパーが飲み込んだ際に消化器官に負担をかけやすいです。
特に問題となるのがリンとカルシウムのバランスです。ウーパールーパーは体内でカルシウムを吸収する効率が低いので、過剰なカルシウムは代謝障害を引き起こす可能性があります。また、亀の餌は水棲ガメ用だと脂肪分も高めになりがちで、これが長期的に肝臓に負担をかけるリスクもあります。
もし人工飼料を食べてくれない場合は、一旦、冷凍赤虫やメダカを試して、食欲を取り戻させてから、専用フードに切り替えるのが王道です。専用フードの中でも、食いつきが良いと評判なのは、どじょう養殖研究所の「キャット」や、ひかりウーパールーパーです。特に「キャット」は嗜好性が高く、餌付けに困っている方におすすめしていますよ。
生物学的な観点から解説します。
ウーパールーパー(メキシコサンショウウオ)は完全な肉食であり、主に水生昆虫や小型の魚類などを捕食します。彼らの消化器官は、硬い植物繊維や消化に時間のかかる成分を効率よく処理するようにはできていません。
市販の亀の餌は、水棲ガメの雑食性(肉食傾向が強いものもありますが)に合わせて、ウーパールーパーには不必要なビタミンKや、前述の通り甲羅形成のための高レベルのカルシウムを含んでいます。この高カルシウム・高ミネラルが、消化不良だけでなく、長期的な腎臓への負担や、体内のミネラルバランスの崩壊を招くリスクがあります。
また、ウーパールーパーは嗅覚で餌を探し、吸い込み捕食をします。亀の餌は水に浸すと膨らむものが多いですが、ウーパールーパーがこれを大量に吸い込んでしまうと、胃の中で過剰に膨張し、腸閉塞や体調不良の原因となる可能性が報告されています。拒食傾向があるなら、まずは水温(20度以下が理想)や水質(アンモニアや亜硝酸の濃度)を徹底的に見直すことが先決です。
あー、専用フードを食べないのはよくある話だね。うちも最初は苦労したよ。
亀の餌は、成分的にウーパールーパーにとってベストではないから、やめておいた方が無難だと思うよ。仮に食べてくれても、消化不良を起こして吐き出したり、最悪詰まらせたりしたら大変だ。
ていうか、質問文に具体的な飼育環境が書かれていないけど、水温は大丈夫?夏場だと25度超えてない?ウーパールーパーは高温で食欲が落ちるから、もし水温が高すぎるなら、餌の種類云々以前の問題だよ。冷却ファンや水槽用クーラーは使ってる?
餌を食べない原因が環境にあるなら、まずそっちを改善しないと。ウーパールーパーは意外とデリケートだからね。水温が安定していて、水質も問題ないなら、冷凍赤虫で食欲を刺激して、少しずつ専用フードを混ぜていくのがいいよ。
ウーパールーパー(メキシコサンショウウオ)は、その独特な見た目と飼いやすさから人気がありますが、餌やりに関しては専用フードへの切り替えに苦労する飼い主が多いです。手元にある「亀の餌」を代用できるかという疑問はよくありますが、これは基本的に推奨されません。
ウーパールーパーと水棲ガメは共に水中で生活しますが、必要な栄養素や消化器官の構造が大きく異なります。
もし専用フードを食べない場合は、まず水温(15〜20℃を維持)と水質のチェックを行い、飼育環境に問題がないか確認してください。環境に問題がない場合、食欲を刺激するために以下の餌を一時的に使用します。
緊急時や短期間であれば、亀の餌を少量与えても直ちに命に関わることは少ないですが、必ずウーパールーパー専用の人工飼料、または栄養バランスが整った代替肉食魚用フード(例: どじょう養殖研究所の「キャット」など)を主食として利用するようにしましょう。