


メキシコサラマンダー(一般名:ウーパールーパー)は、生物学的に「両生類」に分類されます。より細かくは、有尾目トラフサンショウウオ科に属しており、イモリやサンショウウオの近縁種です。爬虫類であるトカゲと混同されることがありますが、皮膚の構造や繁殖形態が全く異なります。
メキシコサラマンダーの最大の特徴は、幼生の姿のまま大人になるネオテニーという性質です。通常の両生類は成長過程で変態を行い、エラを消失させて陸上生活に適応しますが、メキシコサラマンダーは水中でエラ呼吸を続けたまま成熟します。このため、飼育下では一生を水中で管理する必要があります。分類上は両生類ですが、飼育環境は魚類に近いアクアリウム形式となります。ただし、両生類特有のデリケートな皮膚を持つため、水質管理や水温維持(特に15〜20度前後が理想)には細心の注意が必要です。