流木が沈まない時に素早く沈める方法を紹介!
アクアリウム初心者が失敗しがちなことをまとめました。
流木はすぐに沈むと思う
水草水槽を始めるのに高確率で流木を使用するとことでしょう。そこで起きるのが流木沈まない問題。小さい流木はしばらく水につけておけば、そのうち沈むので問題ないですが、厄介なのは重い流木です。
と思って買った流木が全然沈まないのはザラ。というより買ってきて沈む流木はレアです。大きい流木ほど空気を含んでいるので、水につけても1ヶ月以上沈まないこともあります。
流木が沈まない… pic.twitter.com/NpAZMq1Cot
— ikimonokakari (@ikimonokakari2) December 16, 2019
流木を沈めるには?
- 水に沈めて放置する
- 煮込む
- ドリルで穴を開ける
- 重い石などを被せるか結びつける
煮込む場合、樹脂が必ずといって良いほど出てくるため、鍋が汚れます。また、その樹脂は温度が下がると固まるため、その鍋が使えなくなります…。したがって煮込む用の鍋を用意することをオススメします。
今日のメイン水槽。
新流木が沈まないので石を重石にする。 pic.twitter.com/05QFmqdzFa— 水槽のディオゲネス (@FooRay0000) February 24, 2019
重石は景観こそ損ねるものの、流木が沈んだタイミングで取り除けば良いだけなのでお手軽です。ただ、重石は2週間経っても沈まない場合があるので、ドリルで穴を開けるといった方法と併用すると良いです。
照明を一日中点灯させる
水草水槽を始めると勘違いして起きてしまう照明時間の長過ぎ問題。近所の家にも昼夜電気がつけっぱの水槽があります。照明のつけっぱなしは電気代がかかるだけでなく、水槽内にも弊害が生じます。
水草や魚にも昼夜の感覚がある
水草や魚にも昼夜の感覚があります。
この感覚がおかしくなると水草は成長障害が発生したり、魚は病気を起こしやすくなったり良いことはありません。アクアショップや水族館の華やかなライトアップは魅せる(日中)の姿というわけです。必ず夜間は作っています。
管理者がいない間を夜、いる間を日中というようにするのがベスト。人間と逆転生活になっても問題はありません。
▲布を被せておくと薄明るい状態を防げる
照明点灯時間の目安は?
目安時間としては6〜12時間。筆者に場合は8時間点灯、16時間は消灯しています。ただ、部屋の蛍光灯の光も入るので完全な暗闇時間が16時間という訳ではありません。
大事なのは「強い照明が時間で区切られているか」ということです。「付けたい時に付ける、時々消し忘れる」というような気まぐれはしないようにしましょう。
苔の発生を促進させる
苔の増殖は照明時間に関係してきます。
- 異様に水槽のガラスが緑色。
- 拭いても拭いても苔が止まらない!
と悩んでいる方は照明時間の短縮と遮光を考えましょう。夜の時間が長ければ、苔自身の組織形成が間に合わず消滅します。逆に明るい時間が長ければ永遠と苔は増殖していきます。
水草水槽にエアーはいらないと思う
合っているようで、合っていない認識なんです。水草は夜間、酸素を取り込んで休養(成長)します。エアーレーションなしということは、寝ている間、息苦しい状態ということです。水草の量によっては、魚達にとっても厳しい環境下になってしまうと言えます。
水質の安定化に欠かせない
エアーレーションは水質安定には欠かせません。一番酸素を必要とするのはろ過能力を持つ、バクテリアだからです。もし、1日を通して水槽上部に油膜が湧く、藍藻が発生しやすいという場合は、エアーが足りないと考えた方が良いです。他にも要因はあると思いますが、第一段階で考慮すべき重要ポイントとも言えるのです。
水槽立ち上げ時期は終始エアーレーション
水槽を立ち上げた時は、水草やバクテリアは安定しない状態。いきなりCO2添加をしても中々、水草も馴染みません。最初の3日間はエアーを継続して行うなどの工夫をすると導入しやすいです。
タイマーで管理しよう
照明時間と同様にCO2添加とエアーレーションの起動時間を正確に管理しましょう。
筆者は、
- 点灯時間の1時間前にエアーレーションの停止。
- 消灯時間の1時間前にCO2添加の停止。
というように、それぞれ1時間の余裕を持たせています。
添加のスイッチについては点灯時や消灯時の時間とピッタリになるように設定しています。