ウォーターコインの育て方|地植えでも育つ!簡単に増やす方法
この記事ではウォーターコインの育てる上で必要な光量や条件、使用レイアウトを紹介しています。参考にご覧ください。
ウォーターコインはどんな水草?
ウォーターコインの情報 | |
---|---|
分類 | ウコギ科 チドメグサ属 |
学名 | Hydrocotyle vulgaris |
分布 | 原産)北米(原産) 派生)日本、南アメリカ、アフリカ、オーストラリア |
類似水草 | ノチドメ系 |
別名(和名) | ウチワゼニクサ |
別名 | ウォーターコイン ピグミーマッシュルーム ハイドロコタイルベルティキュラータ |
葉の大きさ | 水上)5cm~20cm |
育成難易度 | |
成長速度 | 早い |
レイアウト配置 | ビオトープなど |
温度 | 16〜31度 |
水質 | 5.5〜7.5 |
硬度 | 1〜4 |
二酸化炭素(CO2) | なくても育つ |
光量/照明 | 日光照射4時間以上 |
増やし方 | ランナー 株分け |
参考価格 | Yahoo!ショッピング 1,998円〜 |
Amazon 319円〜 | |
楽天市場 1,998円〜 |
湿地帯や河川でも採取できる
ウォーターコインは在来種で和名で「ウチワゼニクサ」とも呼ばれます。河川や湿地帯(池の周り)などにも繁殖しており、根が1〜2本ついた茎を採取するだけで自身で増やすことも可能です。
野外に繁殖しているウォーターコインのほとんどは水上化していることが多く、河川から少し離れた先でも増殖するなどかなりタフな植物です。
浮草のように育つ
ウォーターコインは葉が大きく、ランナーを伸ばして成長するため、ビオトープに用いると陸地から水上まで根伸ばす姿を確認することができます。浮草のように影を生み出すため、メダカなどの隠れ家としても重宝できます。
水槽レイアウトに使うならピグミーマッシュルームを
水中にウォーターコインを入れても水中化するタイミングで溶けてしまいます。水槽内でウォーターコインのような姿を用いたい場合、ピグミーマッシュルームもしくはウォーターマッシュルームと名がついた水草を起用しましょう。
品種としては同じに分類されますが、水中葉と水上葉では育成難易度が大きく異なります。また、水中葉は小さいのでレイアウト手法も大きく異なっています。
ウォーターコインの育て方
ウォーターコインに必要な光量
水槽規格 | まぁまぁ育つ | 十分育つ |
---|---|---|
30cm | 300~500lm | 588~1,176lm |
45cm | 750~1,000lm | 1,500~2,000lm |
60cm | 1,000~2,000lm | 2,550~3,000lm |
主な基準参考商品:リーフグロー、suisaku300~、KOTOBUKIツイン、GEXパワーⅢ、アクロtriangle
ウォーターコインはビオトープで用いられることが多く、LEDライトで育てることはほとんどないでしょう。水中化させる際には高い光量を8時間以上照らしておくのが無難です。外で育てる場合は1日4時間ほどは日光に当てたいところ。(日陰でも育ちますが、植え始めは弱っていることがあり、そのまま枯れてしまう場合があります)
おすすめのLEDライト
品質 | ライト名 | 規格別 詳細 | |||
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水作ライトアップ | |||||
ルーメン | 588〜936lm | ||||
GEXクリアLEDパワーⅢ | |||||
ルーメン | 500~1000lm | ||||
アクロ TRIANGLE LED GROW | |||||
ルーメン | 1000~3000lm | ||||
Chihiros wrgb2 | |||||
ルーメン | 2300~4500lm |
ウォーターコインにCO2は必要?
水中化させる段階では高い光量とCO2が必要になりますが、ビオトープで育てる場合はCO2は不要です。植えずに放っておいてもメキメキとランナーを増やしていきます。生命力はかなりタフです。
ウォーターコインの増やし方
ウォーターコインは茎のような根(ランナー)を伸ばし数を増やしていきます。そのまま放置しておいても蔦のように伸びて、丸い葉をどんどん展開していきます。ランナーを切り離すことでさらに数を増やすことが可能になります。
先述したランナーの切り離しとほぼやっていることは一緒です。ランナーとは別に白い根っこが見えるので1本〜2本残して切り離すことで数を増やすことができます。