


最近では100円ショップにアクアリウム用品が充実してきましたね。本記事では100均アイテムで水槽レイアウトを作ろうをコンセプトに開催されたEAコンテスト2ndに出展され1位になった作品の立ち上げから管理までを紹介している記事になります。100均アイテムで構成された水槽レイアウトを見たい方は参考にご覧ください。
本記事はEAコンテスト出展情報及び、せいちゃんねるに提供された情報で構成されています。「動画で見る」「記事で見る」どちらでも楽しむことができるのでシーンに合わせてご活用ください!
100均水槽レイアウトのスペック | |
水槽スペック | 28×19×14.5cm 透明収納ケース |
ソイルなど砂底 | アマゾニアver.2 |
フィルター | ニッソーマイクロパワーフィルター |
照明器具 | コトブキミニLED ビーンズブラックmini |
光量 | 170lml |
点灯時間 | 7時間 |
CO2 | なし |
換水頻度 | 気が向いたら |
使用した水草 | |
ニューラージパールグラス(前景) | ウィローモスMIX(中景) |
ショートヘアグラス(中景) | アヌビアスナナプチ(中景) |
ロタラ・マトグロッセンセ | – |
導入した生体 | |
ネオンテトラ | チェリーシュリンプ |
水草 | 約1500円(規定により除外) |
---|---|
流木・石・砂 | 約1000円(規定により除外) |
機材・備品 | 約1700円(100均アイテム) |
総額費用 | 約4100円〜 |
この水槽作品はEAコンテスト2「100均水槽レイアウトコンテスト」にエントリーした作品になります。ソイルや石以外は100円ショップのアイテムで構成しようというコンセプトを守りながら制作しています。
レイアウトに使用しているのはダイソーの透明収納ケース。300円で販売されている横28cmのケースです。スペック的には7Lの30cm水槽くらいでしょうか。(一般的に30×20×14で7Lほどになる)
ソイルはADAのアマゾニアver.2を使用しています。アマゾニアver.2は天然黒土を原料しており水質が弱酸性になりやすく、水の濁りや着色、藻類が発生しにくいというメリットを持ったもの。お店にもよりますが3Lで1700円前後で購入できるといった感じです。(都内某店舗の価格なので都心から離れればもう少し安いかも)
CO2無添加でも育つ水草の選定に時間がかかりました。比較的、丈夫なモスとアヌビアスは難なく育ちましたが、ニューラージパールグラスとショートヘアグラスは成長速度が遅く、期間中に思った状態に仕上がりませんでした。
使用した水草 | |
ニューラージパールグラス(前景) | ウィローモスMIX(中景) |
ショートヘアグラス(中景) | アヌビアスナナプチ(中景) |
ロタラ・マトグロッセンセ | – |
動画では上記の植栽配置や育ち方、課題などを紹介しています。
小型すぎるのでフィルターの設置に悩みました。水槽サイズを考えると外掛け式や投げ込み式は難しいと考え、水流を作ることを目的としてニッソーの「マイクロパワーフィルター」を使用しています。
撮影クオリティを上げるために!
水の透明度を上げるために工夫しました。撮影前日に換水とクリアウォーターを使用して水の透明度を上げてから撮影に当たりました。
光量を上げすぎると小さな水槽なので苔の処理が大変と判断し、コトブキミニLEDビーンズブラックminiで対応しています。ちょっと光量不足によりショートヘアグラスが枯れてしまったか…。ただ、アオミドロなど厄介なものが生じてしまうことも考慮すると仕方ないのか…。バランスを取るのが難しかったそうです。
クエン酸と重曹による化学式でCO2を添加することも考えたが、水量が少なすぎることに加えフィルターも小さい、かつ維持を求めらることを踏まえ、今回は二酸化炭素中毒も懸念して断念。
水温管理はエアコン管理ですが、水量が少ないので一気に水換えしてしまうと水温も水質も変わってしまうので気を遣ったとのこと。
結論から言うと初心者の方は100均のアイテムでレイアウト管理は厳しいと言えます。魚の餌は問題ないと思いますが、ソイルはすぐに砕けてしまうし、栄養あるのか…?と疑問に感じます。100円ショップにこだわらなくてもソイルはそこまで高くないのでちゃんとしたものを買ったほうが良いでしょう。
ちなみに100均のプレコ餌はキョーリンの餌と成分が一緒というのは他記事で紹介しています!
今回の作品の立ち上げから管理後記まで全て動画でも見ることができます。5分程度に集約されているので少しでも時間があるある人は覗いて見る価値あり!