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金魚が食べる水草は?水草を入れすぎると良くない?

金魚が食べる水草

金魚水槽に水草を入れると大体が食べられてしまいます。かといって入れすぎると酸欠などのリスクも潜んでいます。この記事では初心者おすすめとして挙げられるものの確実に食べられてしまう水草の紹介や水草を入れすぎる場合のリスクについて紹介していきます。

目次

金魚の食べる水草の特徴

葉が柔らかい

金魚は雑食性が強く、与える餌以外にも水草を齧ってしまうことが多々あります。特に柔らかい葉や新芽などは食べられてしまう確率が高く水草がみすぼらしい姿になってしまうかダメージによって溶けてしまう場合があります。

葉が小さい

先述した葉が柔らかいことに加え、葉状が小さい水草はむしり取られるように食べられてしまうことがあります。

金魚水槽に水草を入れすぎると?

酸欠になる場合がある

光合成が活発化していないと水草が酸素ばかり奪ってしまい酸欠状態に陥ることも。酸欠状態が続くと水質が悪化し、水面に油膜や消えない泡が目立つようになります。その状態になると負の連鎖として茶ゴケやアオミドロの発生などが起きえます。

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特に夜間は酸欠状態になりやすく、生体数の多い水槽内では稚魚などが死ぬ場合もあります。夜間はエアーレーションを行うなど工夫は必須です。

切れ葉や溶けた水草で水質悪化になる場合も

水草を入れすぎることで起きる酸欠は酸素供給量さえ確保できていれば容易に防ぐことができます。それ以外に注意する点は水草の切れ葉や溶けた葉を放置することで起きる水質悪化です。

溶け始めた葉はトリミングですぐに水槽から除去しないと油膜やコケなどの発生源になりえます。また、それは水草にどんどん伝染していくので、放置することはデメリットしかありません。

切れ葉も同様に放置していると水質悪化の元凶になります。基本的には浮いているので網で救うようにしましょう。水草の数が多いほど切れ葉が浮いている頻度が高い傾向にあります。

金魚が食べる水草一覧

基本的にはなんでも食べる傾向にありますが、ここでは金魚に合うとして勧められがちな食べられてハゲあがってしまう水草を紹介していきます。

ウィローモス

ウィローモスは初心者のおすすめナンバーワンとも言える水草(コケ)ですが、活着する前に金魚につつかれると枯れてしまったり、いじけて成長を止めてしまう場合も。そのような状態になればあとは棒キレになるまで食べられるしかありません。

グロッソスティグマ

グロッソスティグマと金魚が合うとは言い難いですがチョイスされる事が多い水草のひとつ。緑の絨毯になる前にグロッソスティグマは抜かれやすくバラバラにされやすいので共生は厳しいです。

マヤカ

初心者おすすめ水草として販売されていることが多い水草。フワフワとした姿が愛らしい水草ですが、葉が柔らかく格好の餌になります。食べられると茎だけになり、黒ずんでいくのでレイアウトの復帰が困難になります。

ショートヘアグラス

絨毯になる前の小さな株は抜かれやすく新芽は気づかないうちに消失してしまいます。絨毯状態になれば食害は抑えられるかもしれませんが、部分的に穴を開けられる可能性は高いです。

ニューラージパールグラス

成長速度が早い前景草ではありますが、ニューラージパールグラスの新芽は美味しいのか金魚に関係なく食べられてしまいがち。食べられたところからどんどん黒ずんでいくのでおすすめしません。

まとめ 金魚は水草を食べる

金魚の食べるパワーは嫌になるほど強力。
また、金魚に合わせた無加温(ヒーターなし)環境に合わせるとなるとかなり丈夫な品種に絞られます。

本当はフェイクプランツがおすすめですが、天然水草にこだわりたい方は以下の参考記事を参照していただければと思います。

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