タイガーバリスネリア(バリスネリアスピラリス)の育て方とトリミング方法・硬度について
この記事ではタイガーバリスネリアの育て方や必要光量、硬度、co2の有無、レイアウト事例などをまとめていますので参考にご覧下さい。
タイガーバリスネリアの特徴
タイガーバリスネリアの情報 | |
分類 | トチカガミ科 セキショウモ属 |
学名 | Vallisneria neotropicalis |
別名 | バリスネリア レオパード バリスネリア スピラリス レオパード |
大きさ | 葉の幅1~2cm 葉の長さ10cm〜1m以上 |
育成難易度 | ★・・・・ |
成長速度 | ゆっくり |
レイアウト配置 | 後景 |
水温 | 20〜26度 |
水質(pH) | 6.5〜7.5 |
硬度(GH) | 0〜3 |
二酸化炭素(CO2) | なくても育つ |
光量/照明 | あった方が良い |
増やし方 | 株分け ランナー |
参考価格 | 300円〜 |
タイガーバリスネリアは育成が簡単
タイガーバリスネリアは高い光量さえあればすくすくと成長する水草です。co2の添加がなくとも光合成は行ってくれるので設備が細部まで整っていないアクアリウム初心者でも十分に育てることができます。
巨大化するテープ状の水草
巨大化というより長くなりすぎるという言い方の方が正しいでしょうか。タイガーバリスネリアは成長すると50cmを超えることはザラで100cmを超える場合も。トリミングで高さ調整つも出来ますが、大きい水槽での管理がおすすめ。
タイガーバリスネリアの育て方
タイガーバリスネリアの必要光量
水槽規格 | まぁまぁ育つ | 十分育つ |
30cm | 300〜500lm | 588〜1,176lm |
45cm | 750lm〜1000lm | 1,500〜2,000lm |
60cm | 1000lm〜2,000lm | 2,550〜3,000lm |
主な基準参考商品:リーフグロー、suisaku300~、KOTOBUKIツイン、GEXパワーⅢ、アクロtriangle
タイガーバリスネリアは光量が低いと葉が溶け始めたり薄茶色になってしまう場合があります。水槽ライトは2台用意するか、タイガーバリスネリアの真上に来るように設置してあげるのがベスト。丈夫な水草なので光量さえしっかり確保出来れば弱った苗も復活させることもできます
タイガーバリスネリアに二酸化炭素(co2)は必要?
co2がある方が光合成が促進されるので、綺麗な状態をキープさせることができます。特に溶け始めや薄茶色になってきた時はco2を少し多めに添加させることで新芽の発芽を促すことができます。バリスネリアがプツプツと酸素を出す姿もとても綺麗ですよ。
タイガーバリスネリアの床底
タイガーバリスネリアは丈夫な水草なので大磯砂といっいわゆる砂利でも育てることができます。ただし、大磯砂といった床材は堅いので植える時は根を傷つけないように注意が必要です。
ソイルに植え込む時のようにピンセットで押し込むと高確率で痛み溶けたり、伸びない原因に繋がるので根元を上から被せるイメージで植えてあげましょう。無難に育成するにソイルがおすすめです。
タイガーバリスネリアの肥料
タイガーバリスネリアは高光量、co2ありの状況だと成長速度が早いです。そのため3ヶ月程で栄養が不足する場合があります。肥料は液肥よりか固形肥料の方がコントロールはしやすいので定期的に根元にイニシャルスティックといった固形肥料をさしこんで置くことをおすすめします。
タイガーバリスネリアの増やし方
タイガーバリスネリアは株分けやランナーで増えていく水草です。放っておけば株が増えていくので、基本は放置になります。譲渡する場合や他の水槽で使いたい場合は、抜き取ってから切り離し、植え直すというやり方で増やして行くことが出来ます。
タイガーバリスネリアのトリミング
タイガーバリスネリアは長さの調節や溶け始めた葉の剪定をするさいにトリミングが必要になります。気になる部分をハサミで切るだけで良いですが、葉に対して真横からハサミを入れると見た目が悪くなりがち。葉に対して斜めにハサミを入れることで悪目立ちしなくなります。