国内最大級の水草水槽がある「すみだ水族館」に潜入!新エリアの魅力は?【前編】
2020年7月16日にリニューアルオープンした「すみだ水族館」。すみだ水族館はオープン当初から国内最大級とも言える水草水槽が展示されている水族館です。グロッソスティグマをメインとした巨大水槽は世界でここだけとか。
この記事では実際に行った感想を踏まえ、すみだ水族館の各所で楽しむポイントをまとめています。
アソビューでのチケット購入がお得!
すみだ水族館は、アソビューを通してチケットを予約もしくは当日購入すると入場時にチケット購入で並ばなくて済むほか、館内でのドリンクが安くつくといったプランもあったりします。当日の入場前に電車の中で購入するといった手配も簡単なのでアソビューを有効活用しよう!
\ 当日でも予約可 /
コロナ感染予防対策を徹底
事前申し込み型に
すみだ水族館はリニューアルオープンに伴って、事前チケット購入か整理券の取得からでないと一般の方は入れなくなりました。ただ、こちら当日でも時間前までなら購入することが可能です。
年パスの人は好きなタイミングで行ける
すみだ水族館の年間パスポートを持っている人は事前予約などは不要で入場可能です。年パスの人と一緒に行くと一般の人は200円割引の対象を受けることができます。
水族館の前からスタッフによる誘導
入場口よりもさらに手前のエスカレーター前から整理券、入場券の確認が始まっていて、ソーシャルディスタンスの確保がされています。水族館前に行くとすみだ水族館オリジナルのソーシャルディスタンスのマットを見ることができます。
▲0.8頭…全然想像できません!
▲1.3頭分とか全然わかんない!
▲チンアナゴもぐってるから分からんやん!
確認しただけで6種類のマットが見れました。カウンターに続く道や水族館内のフードカウンター前に置いてあったりします。個人的にはペンギンディスタンスが語呂が良くて好きです。
入場時の検温は当たり前
ドキドキする瞬間ですが、検温はもはや当たり前ですね。入場ゲート前で一人づつ行います。今なら検温機と入場ゲート前にリニューアルオープンを記念したスタンド花が置いてあります。
▲魚で統一された記念花
6階 自然水景エリア
まずは入場ゲートを過ぎて最初のエリアになる自然水景ゾーンをご紹介します。こちらはアクアリウム好きな人はずっと足を止めてしまうエリアでもありますが、水槽の説明や熱帯魚の魚の名前がないので、「魚を見にきた!」という人は結構スイスイ進んでしまうんですよね。勿体無い。
ここでは自然水景の迫力をただただ見て感じて頂きたい。というコンセプトがあったような…テレビでやってました。そんな感じです。
入場ゲートを過ぎてすぐが階段になります。「たくさんの水槽が待ち受けている」そんなワクワクを彷彿とさせる演出で既に気分は最高潮です。
▲ここにもペンギンディスタンス!
▲距離感は足元の円を参考に!
さて、ペンギンディスタンスのことは置いておいて第一の水草水槽の紹介です。リニューアル後は左右に植っていたグリーンロタラからノチドメ系の水草に変わっています。こちらの水景のタイトルは「熱帯のパラダイス」だとか。意外と知られてないですが、2009年のプレスリリースに掲載されていました。
その横にある第二の水草水槽。ラスボラエスペイが大量に投入されており、群れをなしています。第一水槽と第二水槽の2つとも蓋をしていないのですが、驚くことに水槽特有の匂いが一切しないんです!こちらのタイトルは「熱帯雨林の水域」。
こちらが第三の水草水槽。階段を上がってすぐに見える巨大水槽です。真っ先に正面のこちらへ見る方も多いです。骨が透けて見える魚「トランスルーセントキャット」が今までいましたが、今は大量の「ラミノーズテトラ」に変わったようです。水景タイトルは「原生林の構図」、当時はエンゼルフィッシュが多かったようです。
第三水槽を大きく右に振り返るとある水草水槽です。ブリクサやタイガーロータスが目を引く水槽です。グラミー系が多く入っています。タイトルは「スイレンの水辺」確かにロータス多いですからねぇ。
最後がすみだ水族館の一番の売りでもある超巨大水草水槽です。グロッソスティグマで覆われた水景は圧巻です。ネオンテトラの群生も良いですが、ヒレが青くなるバジスバジスやコケをチームで食べて泳ぐサイアミーズフライングフォックスの姿も愛らしく見惚れてしまいます。水景タイトルは「草原と石林」とのこと。
自然水景はどう楽しむ?
水族館といえば魚の名前が書いてあり、その魚を見て「こういう名前なのか」「面白い特徴だね」と楽しむものですが、こちらの自然水景(水草水槽)は水槽内にある自然景色を見て感じるもの。(ネイチャーアクアリウムとも呼びます。)魚の名前がどうとか、そういうことより、自然の中でどのように暮らしているのかを見て感じることが楽しむポイントだと思います。
6階 クラゲエリア
自然水景を超え、クラゲ展示エリアへ。ここはネタバレ注意!すみだ水族館のリニューアルの大目玉でもあるビッグシャーレが展示されています。ぶっちゃけ筆者はクラゲ=ビニール袋くらいにしか思っていませんでしたが、この展示を見て初めてクラゲを心の底から綺麗だと思いました。
自然水景エリアを抜けるとアカクラゲが迎えてくれる。リニューアル前の水クラゲでお迎えよりも若干魅力が落ちた?1匹約2メートル。
左に振り返ると年1くらいでTwitterトレンドにも上がるU字水槽が見ることができます。通念こちらは人気があり全部の種類をまじまじと見られない所でもあります。朝9時から行ったのでベストショットが撮れました。
こちらが新エリアのビッグシャーレ。写真だとクラゲが地面に投影されている?と思うかもしれませんがこちらは巨大水槽にいるミズクラゲを真上から見られるというもの。
水槽脇からデッキに上がれる通路があり、水槽の真上に立つことができます。足元はかなり暗いので気をつけましょう。また、人が密集しやすいのでディスタンスも注意!
光の色が変わるとミズクラゲも鮮やかに変わります。ライト付近に漂うクラゲが稀に七色になるので是非「虹クラゲ」を探し当ててみてください。(筆者に勝手に命名)
ビッグシャーレはどう楽しむ?
やはりデッキの上に立って全体を見渡すのが一番です。水草に反射して通路までミズクラゲがいるような錯覚すら体験できます。先述したように七色に輝くミズクラゲも観れるので是非探してみてください。
6階 サンゴ水槽エリア
巨大な3つの水槽が並んでいるサンゴ水槽エリア。こちらは「人の顔を忘れてしまった」で有名なチンアナゴたちが待っているエリアでもあります。
▲手前にあるサンゴ水槽
二番目にある巨大水槽がチンアナゴ水槽です。ニョキニョキと出ている姿を愛でるエリア。非常に人気があり多くの人が集まってきます。写真を撮る際は向かい側の人が映らないように要注意。
▲みんな元気にニョッキニョキ
▲人の顔にはもう慣れた様子?
▲三番目の巨大サンゴ水槽
サンゴ礁エリアはどう楽しむ?
王道は無数のチンアナゴ水槽ですが、個人的にはメガネモチノウオ(三番目にいる巨大魚)のやる気のない風貌がツボ。積極的に泳ぎませんが、泳ぐ姿はやはり迫力があります。
また、三番目水槽の脇にウミガメコーナーがあり子供ウミガメの様子も愛らしいですよ。半年前に行った時より大きくなっていて感慨深いものがありました。(別の個体だったら笑う)
6階で楽しめるその他のエリア
小笠原大水槽
説明は前後しますが、ビッグシャーレ(クラゲエリア)を出てすぐ右に小笠原大水槽の一画を見ることができます。稀にここにエイが休んでいることも。
こちらはサンゴ礁エリアの近くから見下ろすことができる小笠原大水槽。ベンチが置いてあり座ったまま一望することも可能です。6Fの唯一の休憩スペースと言っても良いでしょう。
東京いきものエリア
サンゴ礁エリアを抜けるとペンギンエリアへ入るスロープに向かうことになりますが、途中で東京いきものエリアの水槽が3つ展示されています。企画としては地味ですが、東京の生き物を目の当たりにする機会はそうそうないのである意味貴重です。
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6階まとめ:冒頭からNEWコンテンツが
自然水景は相変わらずの迫力。マニアでないと微々たる変化は気づけないかしれませんが、少しの変化も楽しめるポイントに。(別に変化なんてなくたって楽しいですけど)
駅広告にもあるNEWコンテンツ「ビッグシャーレ」は素晴らしい出来で、夜光虫を観にいくような感覚にもなる神秘体験ができます。年パスを持ってふらっと散歩がてらに、デートとして行ったり色んなシチュエーションにもマッチした企画は考えた人天才かと思いますね。
後編は5階エリアの紹介
後編は5階エリアの紹介になります。主にペンギンや金魚をメインとした江戸リウム展示、新たなコンテンツエリアもあるのでそちらをまとめていきます!
すみだ水族館の営業時間とアクセス
アソビューでのチケット購入がお得!
すみだ水族館は、アソビューを通してチケットを予約もしくは当日購入すると入場時にチケット購入で並ばなくて済むほか、館内でのドリンクが安くつくといったプランもあったりします。当日の入場前に電車の中で購入するといった手配も簡単なのでアソビューを有効活用しよう!
営業時間 | 9:00~21:00 ※入場受付は20:00まで |
アクセス | 「とうきょうスカイツリー」駅 すぐ 「押上(スカイツリー前)」駅 直通徒歩5分 |
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