ロタラsp.hraとリシアを使った水槽レイアウトの立ち上げ方と水換え頻度
リシアやロタラsp.Hra、アヌビアスナナプチ、ウォーターフェザー、アルテルナンテラレインキーミニを使った30cm水槽の水草レイアウトの立ち上げ記事になります。30cm水槽の運用に使っている水槽LEDライトやフィルター、床底素材なども紹介しています。立ち上げにかかった総額費用や水メンテナンス方法など参考にご覧ください。
30cm水槽レイアウトの概要
総額費用 | 約14,000円 |
使用している水槽用品
使用している水槽用品 | |
水槽スペック | GEX グラステリア 30cm×20cm×25cm |
ソイルなど砂底 | プラチナソイル ラプラタサンド |
フィルター | メガパワー2045 |
照明器具 | JOOCII 水槽ライト 水槽用3色LED 水作ライトアップ 300 |
光量 | 1,100lm以上 |
点灯時間 | 6時間 |
CO2 | 1秒1滴 8時間 |
換水頻度 | 1週/1回30~40% |
レイアウトに使用した水草
使用した水草 | |||
前 | リシア | 前 | ウォーターフェザー |
中 | アヌビアスナナプチ | 中 | アルテルナンテラレインキーミニ |
後 | ロタラsp.Hra | – | – |
水槽に入れている生体
水槽に入れている生体 | |
ラスボラアクセルロディブルー | チェリーシュリンプ |
水槽立ち上げのポイント
水槽を横に使わず縦に使ってみた
普通だったら水槽を横幅に合わせてレイアウトを組みますが、今回は普段なら奥行きとして使う面を横幅として、横幅として使う面を奥行きとしてレイアウトを組んでみました。結果からして凄く面白いレイアウトができたかと言われると全くそうでないですが、一度は水槽を変わった使い方をしてみないと自身の引き出しは増えないなと思った取り組みです。
総額は14000円ほど
主に費用が発生する水槽、フィルター、LEDライトは全てコスパ重視の物を選びました。LEDライトに関しては1つはAmazonで売られている中華製のLEDと水作から出ているLEDの2つです。中華製LEDライトはルーメンの詳細は書かれていませんが、2100円の割りに光量が高く、アルテルナンテラレインキーミニも赤くなるので非常に満足です。
▲2000円でこれだけ育てば十分
発酵式でCO2を添加
co2の添加もボンベだとランニングコストが高いので、イースト菌と砂糖を使った発酵式で超格安でco2を添加する方法に変更しました。24時間co2が添加されることになりますが、夜間エアーレーションも行っているので水景維持になんの支障もありません。
水槽の管理について
水換えとスポンジ掃除がメイン
普段のメンテナンスはガラス面のコケをメラミンスポンジで拭き取り、稚エビを吸わないように30%ほどの水を抜き取り入れ替えるだけです。メラミンスポンジは100均で売られているものでも問題ありません。
スネールが大発生
チェリーシュリンプメインの水槽として管理していましたが、思いのほか水が汚れず、2週間に1回のペースでの掃除とかズボラ体制だったのでスネールが大発生してしまいました。
バジスバジスなどのスネール除去生体の導入も考えましたが、チェリーシュリンプくらいの大きさなら街がないなく駆逐されるのでスネール除去は諦めました。(その後サイアミーズフライングフォックスを髭コケ対策で入れたところ、なぜかスネールを駆逐してくれました。)
30cm水槽の立ち上げの様子
正面はこんな形。流木を2つ置いただけになる。ソイルや化粧砂が入るとまた雰囲気が変わる。
▲真上から見たイメージ
一旦、流木を取り除きソイルと化粧砂を入れていく。園芸マットでソイル領域と化粧砂をキッチリ分けることで水草を植える境界線を把握できる。また、永遠とソイルが化粧砂に雪崩れ込むことも抑えられる。園芸マットはうまく曲がってくれないので、濡れたソイルと濡れた化粧砂を同時に入れ込むとうまく入れられる。
▲真上から見た様子
上記のソイル1Lでは足りないので以前のレイアウトに使用していたソイルや砂利を入れて量増ししている。化粧砂をソイルに被せるような感じにすればソイルが化粧砂に雪崩れ込むことを抑えられる。
また、イニシャルスティック(固形栄養剤)を最初からソイルに混ぜ込んでいる。こうしておけば3ヶ月くらいは追肥しなくてもしっかり育つ。
ソイルと化粧砂を敷き終えたら流木、リシアを巻き付けた石、アヌビアスナナプチなどを配置していく。最初にソイルに水草を植えてしまうと、石配置や流木配置をいじる際に根や茎を傷つけてしまう恐れがあるので、後回しにしている。
配置が終わったら早速注水。この時使用している水は飼育水のみ。化粧砂のせいもありしばらくは白濁りが目立つ。
数時間後にはチェリーシュリンプもお引っ越し。何かをせっせと食べている姿が可愛らしい。
▲水槽を横から見た感じ
1ヶ月しないうちにリシアのスイッチが入りモッサモサになりました。ロタラsp.Hraも後ろからひょっこり。
2ヶ月経過ごろにアルテルナンテラレインキーを追加し、ロタラも順調に成長ている。髭コケを撃退するためにオキシドールを添加したところ、リシアに多大なダメージを与えることになり白化が止まらない状態に。
オキシドールでダメージを受けたリシアを全体が枯れないように傷んだところを何度もトリミング。前景部分のリシアは残念ながら助からなかったが後方のリシアはなんとか持ち堪えた。ロタラの色づきが非常に悪いため、PHを下げるためにヤシャブシやフウの実を入れた。
なくなってしまったリシアの埋め合わせとしてウォーターフェザーを追加。ショップで買うと高いウォーターフェザーもメルカリなら300〜400で十分な量を購入できる。
▲ウォーターフェザーとシュリンプ
立ち上げと完成の比較
SUISAKUのLEDライトを付け加えたのはほぼレイアウト完成後になる。育成上は一つでもなんら問題なく育てることができたが、撮影するとなると暗さが目立ってしまうため追加した。また、流木とガラス側面にフィルターマットを敷いている理由としては何故かシュリンプが挟まって死んでしまう事故が多発したため付け足した。