超簡単!ペットボトル(炭酸水)でCO2を添加しよう【水草水槽節約術】
水草水槽節約術として有名な炭酸水(ペットボトル)を活用したCO2(二酸化炭素)添加方法をご紹介!ペットボトルのCO2添加はイースト菌などを使った発酵式や化学式と言われるものが主流ですが、もっと簡単に手ごろにできるのが炭酸水を活用した方法です。やり方は非常に簡単なので節約したいアクアリストは参考にしてください。
ペットボトルCO2添加装置のメリットとデメリット
二酸化炭素が出続けるのは約1週間
発酵式でなく、炭酸水を用いたペットボトルCO2添加装置の効力はおおよそ1週間。1週間も経つと炭酸がなくなり、水槽内にCO2の添加ができなくなります。その場合は新しい炭酸水を買って付け替える必要があります。
1ヶ月の維持は300円程度
強炭酸水の単価はスーパーで60円前後、都内のスーパーだと税込みで80円近くしますが、それでも月に4本買ったとしても300円程度で済みます。もし、レギュレーターと64gボンベを使っているなら1本あたり400〜600円するので、コスパ的にはペットボトル式(炭酸水)の方がお得という事になります。
24時間CO2が水槽に添加される
炭酸水でCO2を添加する場合は添加時間を制御できません。これは発酵式も同じ事ですが、24時間CO2がで続けます。したがって、夜間のエアーレーションは必須になります。
ペットボトルCO2添加装置に使う道具
用意するもの
強炭酸水 | CO2ストーン |
ホース | 逆流防止弁 |
接着剤 | プラスドライバー |
CO2ストーンは必須
初心者の方は間違いやすいですが、酸素を出すブクブクに使うストーンと二酸化炭素を出すためのストーンは別物です。CO2ストーンの方がきめ細かいため、しっかり水槽内に添加することができます。3mm対応のものだと逆流防止弁とサイズが合わないので6mm対応の物を用意しましょう。
炭酸水は強炭酸がおすすめ
炭酸水は強炭酸の商品がおすすめ。特にウィルキンソンはどこでも売られており定価でも100円程度。スーパーでは税込で80円程度で買えるのでコスパに優れています。
逆流防止弁はダイソーで買える
逆流防止弁はネットショップにも売られていますが、身近なところでは100円ショップのダイソーに売られています。身近にダイソーや水槽用品を置いている100円ショップがない場合はネットまたはアクアショップで探してみましょう。
ペットボトルCO2添加装置の作り方
ペットボトルの蓋に穴を開ける
最初はキャップの蓋に逆流防止弁をさせる程度の穴を開けましょう。プラスドライバーをグリグリすれば開けることができます。プラスドライバーはできるだけ太いものを選びましょう。筆者は最初に細いもので開けて、その後太いドライバーを突っ込んで拡張しました。
逆流防止弁を刺す
逆流防止弁は太いプラスドライバー文の太さがあります。グリグリと押し込めばOK。
接着剤で隙間を埋める
グリグリ押し込むと隙間のないような感じがしますが、わずかな隙間からCO2(二酸化炭素)が漏れてしまいます。炭酸水ペットボトルの効果をより高めるためにも、接着剤で穴の周りの隙間を閉じましょう。
ホースをつけて完成
CO2ストーンと繋がっているホースを逆流防止弁に付ければ完成。
CO2はすぐにはできません。ペットボトルを押してCO2を排出させましょう。一旦気泡がで始まると炭酸が切れるまで出続けます。もし、CO2の出が悪くなったらペットボトルを揺らし、再び押し出してみましょう。
まとめ:逆流防止弁がネック
作るのも導入も簡単
いかがだったでしょうか?
作り方いる?ってほどの内容でしたね。
だってウィルキンソンに逆流防止弁ぶっ刺してチューブ取り付けるだけなんだもん。かなりズボラな感じがしますが、水槽に二酸化炭素を添加する意味は全く一緒。変な物質が水槽内に侵入する心配もありません。
唯一、逆流防止弁が入手しづらい場合があるので、やりたくてもできない!という方がいるかもしれません。そんな方はネットで買うことをお勧めします。送料がかかってしまいますが、そこは諦めていただきたい!笑