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【決定版】90cm水槽におすすめのLEDライトコスパ最強ランキング

90cm水槽ライトおすすめランキング

90cm水槽を選ぶ人でアクアリウム初心者という人は少ないかもしれません。しかし、水槽のサイズアップなどで新しく90cm水槽を新調した人はどのライトを選ぶべきか迷うことはあるでしょう。

90cm水槽ライトはサイズが大きいため、価格も高くなる傾向にあります。90cm水槽ライトは需要が少ないので、ライト選びに失敗するとフリマサイトなどでも買い手がつかず無駄になってしまうことが多いです。

この記事ではライト選びに失敗しないように、代表的なライトの中からさにコストパフォーマンスに優れた順にランキングで紹介しています。

目次

失敗しない90cm水槽LEDライトの選び方

①目的にあった光量で決める

水槽LEDライトは水槽内を照らすという最低であり最大の目的があります。

ライトの設置の仕方を工夫すれば水槽内はいくらでも明るく照らすことができますが、魚鑑賞のみや余った水草をストックしておくだけが目的であれば、そこまで高い光量を求めなくても良いとも言えます。

一方でレイアウト作品を作り込みたい場合は、水草の品質も保つためにより明るく照らすことができる水槽ライトが必要になってきます。

目的に応じて必要なライトのスペックや数が変わるので、必要な予算も変わります。以下の表は目的別の必要な光量目安ですので参考にご覧ください。

目的必要な光量目安
魚の鑑賞のみ1,500lm~3,000lm
水草育成(ストック)1500lm~3000lm
レイアウト水槽3600lm~
※上記の表はアマテラスやAqullo、Chihiros、ADAなどの商品を参照して作成しています。

知っておきたい光のこと

ルーメン(lm)=光の届く範囲

数値が高いほど全体が明るく見えます。弱すぎると前景水草の成長障害に繋がることもあります。
光量は高ければ良いと思いがちですが、光量が強すぎることでコケが発生しやすくなったり、葉焼けする品種も出てくるので育てる品種やレイアウトとのバランスが重要になります。

ケルビン(K)=色温度

数値が高いほど光の白みが増していきます。自然光はだいたい8000ケルビン(K)と言われおり、水草水槽向けも7000〜8000ケルビン(K)となっている場合がほとんどです。10,000ケルビン以上は自然光でいうと雲一つない晴天時を示します。

②ライトの種類で決める

水槽ライトには白チップだけで作られたライトと赤、緑、青のそれぞれの光の明るさの調整ができるRGBライトがあります。

RGBライトは水草や熱帯魚がより鮮明に見ることができ、普通のLEDライトと照らし比べると色合いが全く違うことが分かります。

LEDとRGBの違い

上記の写真はレッドカボンバですが、色合いが全く違うことが分かります。もちろん上記の写真は育成環境が違いますが、与える栄養素に差はありません。

白チップで形成されたLEDライトでも綺麗に育てることができますが、色味を強調したい場合はRGBライトを採用した方が美しいレイアウトを完成させることができます。

③予算で決める

ライトの種類ライトの価格目安
LEDライト1万円〜4万円
RGBライト2.8万円〜4万円

日本メーカーで販売される最安基準値は1万円程度です。セール品や性能が劣るLEDライトは1万円を切ることがあります。魚鑑賞だけを目的とする場合は安いLEDライトでも十分な場合があります。

当サイトの90cm水槽ライトおすすめランキングは光量とコストが見合っているかを数値化して決定しています。コスパの良い製品順に紹介しますが、予算にマッチした製品を選択することも間違いではありません。

90cm水槽ライトおすすめコスパランキング

ランキングの基準

光量÷費用×共通指数-RGBpt=CP値を算出
これにより性能差のないコストパフォーマンスを出すことができます。当ランキングは水草が育つことは大前提として選出した機材の中からコスパ最強を決定しています。
RGBライトでない時はのRGBptは0点になります。

CP値は低いものほど費用対効果が高い商品になります。

1位:アクロ TRIANGLE LED GROW Pro

アクロ TRIANGLE LED GROW Proの性能
ルーメン13,350lmケルビン7,500K
LEDの価格
参考価格35,000円
CP値
2.9

アクロ TRIANGLE LED GROW Proの評価

アクロ TRIANGLE LED GROW Proは13,350ルーメンと他のLEDライトと比べてやりすぎと思えるほどの光量を発揮してくれます。

ライトの明かりが強すぎることでコケが発生しやすくなるリスクがありますが、それを差し引いても圧倒的コストパフォーマンスです。

2位:アクロ TRIANGLE LED GROW 900

アクロ TRIANGLE LED GROW 900の性能
ルーメン5,000lmケルビン7,200K
LEDの価格
参考価格14,000円
CP値
4.3 (8.6)
()内CP値は2個設置時

アクロ TRIANGLE LED GROW 900の評価

アクロProと比べると約1/3程度の性能になりますが、それでも他のLEDライトと比べると非常に安く性能が高いです。レイアウトや個人の主観によっては、奥行き30cm〜45cmの水槽では1つでは物足りなく感じる人もいるはずです。

90cm水槽に限った話ではありませんが、GROWはアクロのスタンダードモデルと言っても良く、2つ設置することをデフォとしている人もいるほど。2つ設置しても当サイト基準のコスパランキングでは2位の数値であることは変わりません。

コケが発生しやすくなるリスクはありますが、損することなくバランス良く機材を足して行きたい人にとってはおすすめできるLEDライトです。

3位:ゼンスイ LED Nano Levil 900 W

ゼンスイ LED Nano Levil 900 Wの性能
ルーメン5,530lmケルビン8,540K
LEDの価格
参考価格19,350円
CP値
9.5

ゼンスイ LED Nano Levil 900 Wの評価

ゼンスイ LED Nano Levil 900 Wは水草育成向けのLEDライトで、サンゴや海水魚を飼育するときは「BlueWhite」の方を選びましょう。

Nano Levilの定価は3万円ですが、現在はネットショップのほとんどが2万円前後で販売しています。ちなみに定価の3万円の場合、CP値は14.7になります。定価であってもコスパランキング3位にいるので元々の製品として優秀ということが伺えます。

4位:コトブキ工芸 フラットLED ツイン 900

コトブキ工芸 フラットLED ツイン 900の性能
ルーメン3,920lmケルビン10,000K
LEDの価格
参考価格19,350円
CP値
17.5

コトブキ工芸 フラットLED ツイン 900の評価

コトブキ工芸フラットLEDツイン900は上位のLEDライトと比べると光量がガクッと落ちますが、フラットLEDを2つ合体させたライトなので照射角度がしっかりあり1つで役を果たすことができます。

性能を加味した上でコスパを気にする場合、GROW900を2つ購入した方が良いことになります。しかし、コスパよりも財布事情(設定予算内)でライトを揃えたいという人は、今後もライトを買い足す必要がないフラットLEDツインを選ぶのもありです。

5位:Chihiros LED VIVID2

Chihiros LED VIVID2の性能
ルーメン5,500lmRGBチップ数160pcs
LEDの価格
参考価格39,800円
CP値
9.7

Chihiros LED VIVID2の評価

Chihiros LED VIVID2はRGBライトなので熱帯魚や水草が通常のLEDライト直下で見るよりも色合いが濃く見えます。例えるなら「写真を撮って、その写真の彩度を上げて色を濃く見せる」行為に近いものがあります。

1位のアクロGROW Proよりも熱帯魚や水草が色彩豊かに見せることができるので、人によってはChihiros LED VIVID2の方が優れていると評価してもおかしくありません。

RGBライトによる色彩豊かな水景を見たい人はVIVID2を優先して購入すべきです。

6位:Chihiros LED WRGB2 SLIM90

Chihiros LED WRGB2 SLIM90の性能
ルーメン3,600lmRGBチップ数60pcs
LEDの価格
参考価格28,800円
CP値
23.3 (46.6)
()内CP値は2個設置時

Chihiros LED WRGB2 SLIM90は、Chihiros LED VIVID2よりもRGBチップ数が少なく、照射範囲の狭いRGBライトです。RGBライトなので魚の色味や水草の色味が別物のように濃く見えるのは一緒です。

しかし、VIVID2よりもコスパが倍以上悪いため、値段が安く入手しやすいChihirosライトだからと言って購入すると実質損をすると言っても過言ではありません。

とはいえ、奥行き30cmならChihiros LED WRGB2 SLIM90でも十分に全体を照らすことができるので水槽のサイズによってSLIMを購入するか検討した方が良いです。

6位:アマテラス20W

アマテラス20Wの性能
ルーメン2,098lmケルビン5,900K
LEDの価格
参考価格12,500円
CP値
42.6 (127.8)
()内CP値は3個設置時

アマテラス20Wの評価

アマテラスはスポットタイプのLEDライトで、水草育成だけでなく、あらゆる室内育成植物に使われるLEDライトです。単品での使用はできず、スタンドが別途必要になります。

90cm水槽で水草が育つ光量を浴びせるには最低でも2つ用意しなければなりません。レイアウトによって左右されますが、暗いと感じるときは左右、真ん中の3箇所に設置することをおすすめします。

水槽の設置する場所によってスタンドを選ぶ必要があります。スタンドは別売りで、4種類の中から選ぶことになります。

  1. 吊り下げスタンド
  2. クランプ式アームスタンド
  3. クリップ式スタンド
  4. フレキシブルアームスタンド

アマテラスW20は90cm水槽だけでなく、30cm水槽にも使えたり水槽のサイズに合わせて使用できるから汎用性が高いのよね

7位:GEX クリア LED POWER III

アマテラス20Wの性能
ルーメン1,500lmケルビン10,000K
LEDの価格
参考価格9,000円
CP値
60 (120)
()内CP値は2個設置時

GEX クリア LED POWER IIIの評価

GEX クリア LED POWER IIIは小さな水槽から大きさな水槽までサイズを扱うGEXの王道LEDライトシリーズです。

明るさとしては「必要最低限の光量を確保した」というレベルで水草を綺麗に育てるには最低でも2つの設置が必要です。しかし、赤い水草は品種によっては光量不足になり綺麗に育たないことがあります。

上位商品と比べるとコストパフォーマンスは良いとはいえないため、本格的にアクアリウムを楽しみたい人には推奨できません。

水草を育てることが目的ではなく、観賞魚をメインとする水槽なら明るすぎず暗すぎずといった光量なので、1万円以内で購入できるLEDライトという点では手に取りやすいです。

90cm水草水槽によくあるライトに関する質問

水草は何ルーメン必要?

ストック水槽なら1500lmでも十分育てることはできます。ただし、若干薄暗い状況は避けられないので発色を綺麗にするところまで求めるのは難しいものがあります。

目的必要な光量目安
水草育成(ストック)1500lm~3000lm
レイアウト水槽3600lm~
※上記の表はアマテラスやAqullo、Chihiros、ADAなどの商品を参照して作成しています。

水草水槽の照明時間は?

水草を健康的に育てるには最低でも8時間の点灯が必要です。ただし、赤い水草や成長が緩やかな水草は10時間の点灯が必要となるケースもあります。

長く点灯すれば良いと思って長時間つけっぱなしにするとコケがたくさん生えて水草がコケに覆われて景観を損ねたり、トリミングして除去せざるを得ない状況になったりします。最低8時間をベースに必要に応じて時間を伸ばすといった調整が必要です。

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