アルビノミニブッシープレコの大きさやコケ取り性能は?オスメス診断や飼育法も紹介
アルビノミニブッシープレコの基本情報
基本情報 | |
大きさ | 3〜15cm |
水質 | pH6〜pH7.5 |
水温 | 20度〜28度 |
寿命 | 約3〜5年 |
学名 | Ancistrus cf. cirrhosus |
分類 | ナマズ目 ロリカリア科 |
分布 | 南米 アマゾン |
別名 | とくになし |
コケ取りとして水槽に入れる目安 | |
30cm水槽 | 1匹 |
45cm水槽 | 1〜2匹程度 |
60cm水槽 | 2〜3匹程度 |
コケ取り性能は高いが…
茶ゴケや水カビといった壁に付着する苔をよく食べます。初期段階の芝生苔や珊瑚苔もガツガツ食べてくれます。なので、1匹であっても水槽の壁が常に綺麗に保てるので、小型水槽には1匹入れておけば充分です。ただし、かじる力が強いため、葉が柔らかい水草は丸坊主にされる可能性があります。
コケを食べずに柔らかい葉を優先して食べることはザラですので、コケ予防として複数体導入する予定なら、アルビノミニブッシープレコ単体で数多く入れるのではなく、オトシンクルスやオトシンネグロと合わせて入れるのがオススメです。
アルビノミニブッシープレコの特飼育方法
沈下性の餌かコケ
- コリドラスタブレット
- 冷凍アカムシ
- コケ
アルビノミニブッシープレコは下層を這うように泳ぐ魚なので、浮遊性の餌を食べる事ができません。水草水槽であれば苔などを主食とするため餌を与える必要はありませんが、プレコ単体での飼育をする場合はコリドラスタブレット(通称:コリタブ)を与えるのがベスト。
糞の量が凄い
常に苔やゴミを食べている分、排出する分の量も尋常じゃないです。化粧砂を使っている水槽では、糞がかなり目立ちます。小規模な水槽では、定期的な床底掃除は必須です。
アルビノミニブッシープレコの死ぬ原因
レイアウトの隙間に挟まって死ぬ
ヒーターの隙間や石組の隙間などに挟まって死ぬ場合が多いです。ヒーターカバーに挟まって死んでしまうのはもはや対策の仕様がない部分もありますが、ヒーターを水槽の角に寄せすぎないなど、できるだけ逃げ道ができるよう配置する工夫はしましょう。
病気によって死ぬ
白点病 |
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見た目は身体に白い点が増えていく病気です。寄生虫が原因で水槽内の魚への繁殖力は強いです。導入時に合わせて水槽内に唐辛子を入れておくと初期治療や予防ができ、水草にも影響がないためおすすめ。気になる場合はヒコサンZやアグテン、メチレンブルーで1週間別水槽で薬浴してから水槽に加えるのが最も安全。 |
尾ぐされ病 |
ヒレがバサバサとボロボロになっていく病気。魚の風邪とも言われるくらい発症しやすい病気でもあります。塩浴をすると悪化するので注意。適度な水換えをしつつ放置しておいても治りますが、気になるようなら隔離水槽でヒコサンZなどを使って薬浴しましょう。 |
アルビノミニブッシープレコのオスメスの見分け方
アルビノミニブッシープレコは顔に生える髭の量でオスメスを判断することができます。髭が生えてくるのはオス、髭があまり生えないのがメスです。小さい時は判断がしづらいですが、5cmほどになってくると明確に判別することが容易です。
まとめ
アルビノミニブッシープレコの価格
1匹あたり280円〜1000あたりとかなり価格に幅があります。アクアショップでも280円からと熱帯魚の単価としてはやや高め。コケ取りとして起用されやすいオトシンクルスやオトシンネグロと比べると割高に感じるかもしれません。
体感相場ではアクアショップでは300円〜400円で売られている印象が強いです。割とどこのアクアショップでも売られているので、入手はしやすいです。